杜の都の物語
盛夏の陽射しに揺れる水面(みなも)
映える青葉に振り返る
遥か城址に想い馳せしも
木立の合間に消え去りぬ
大通りを過ぎればそこは 貝ケ森への散歩道
君は微笑み肩髪なびかせ 何も言わずに遠く見る
森林公園を抜ければ向こうは 水の森へと続く道
僕は横向き頭掻き 何も言わずに君を見る
果てしなく広がる空の青さは 何十億年かけ できしもの
果てしなく広がる星の瞬きは 何百億年かけ 届けられしもの
8月はじめの杜の想い出は 君が笑顔でいるよう
祈りにかわる
MAY 1990
(Ref. to Shoko Suzuki)
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