はじめてあなたに逢える日は
よく晴れた3月の日曜日
待ち合わせは噴水の前
わたしは30分前から待ってるの
何日も何日も考えてたくせに
結局出かける前に慌てて変更したお洋服で
研究に研究を重ねた
いつもと同じヘアスタイル
マニキュアは桜色?
ミルキィブルーのが良かったかな?
バッグは可愛い目にしたけど
ママのを借りたほうが良かったかもね
こんなに大きなリボンでは
子どもっぽいって思われないかしら
ふわふわふわふわ
時間がゆっくり過ぎていって
日差しがあったかいものだから
おでこに汗かいちゃうよ
メイクがくずれちゃうじゃない
でもあなたはお化粧したわたしを好きじゃない?
「素顔が好き」なんて言われたら・・・
そう、噴水で顔を洗っちゃいましょ
でもでも大丈夫
だってお化粧したわたしのほうが可愛いはずだもの
そろそろかな?どきどきどきどき
やだ、迷ってたりしないよね
もしかしたら噴水の反対側にいたりして
花束なんて持ってたらステキかな
スイートピーがいいね
いーや、そんなタイプじゃないはずだもん
どきどきどきどき
携帯電話がなって、いつもの優しい声が言うのよ
「さっきから、ずっと見ているよ・・・」
慌ててきょろきょろするわたしに
目を細めて微笑みながら近づいてくるあなた
日差しが眩しい3月の午後 きっと・・・