山形雑記帳(麺類以外の話題)
戻る
面白山のコスモスベルグ(1999/9)
- 山寺から仙山線にそって狭い道を北上すると仙台との県境の”面白山に行き当たる。(1999年は8月の大雨で道が崩れているので天道から) トンネルの手前が面白山駅で駅から3分歩いてスキーリフトにのればゲレンデがあり冬場は臨時停車が増えるようだ。 また、天童市の山奥の天童高原からも峠を越えて面白山に到達できる。
- 面白山の周辺にはゲレンデ以外にも紅葉山渓谷があり、仙山線から見える霰滝には一瞬目を奪われる。 今年(1999)の紅葉シーズンは大雨で川が荒れているのでだめのようだが。
- スキーのゲレンデにはコスモスが数万本植えられておりそれなりの景色。 女性にはおすすめだが、私にはむかんかな〜
日本一の芋煮会(1999/9)
- 今年は9月5日の日曜日に開催されたが、なんと15万人の人出だったそうだ。 この辺のお祭りは観光客誘致が目的なので地元の人間にはありがたいことは何もないようだね、というわけで今回もパス。 先輩のSさんが出撃したとのことで今年の状況を教えてもらった。
- 芋煮は3万食だから5人に一人しかありつけない、こんにゃくは7000食。 11時から配給開始だが駅から出る8時のバスで出撃しないと一時間以上の行列の芋煮は確実にゲットできないとのこと。 早めに行けばこんにゃくはまず大丈夫との情報。
山形の花笠祭り(1999/8)
- 山形の中心繁華街の七日町で行われる踊りパレードだが、東北4大祭りのひとつといわれている。
あとは青森のねぶた祭り、秋田の竿灯祭り、仙台の七夕である。 この四つのお祭りは一日づつずれていて、順番に回る祭りバスツアーもあるようだ。
- 要するに花笠(菅笠に造花を5つばかりくくりつけたもの)を小道具に盆踊りを踊るわけ。
ここ2〜3年で振り付けにバラエティーができたとのこと、以前はえんえんと同じ踊りをやってたらしい。
- 花笠踊りは昭和40年ごろに始まった比較的新しい踊りで、名物のない山形に観光客をということだったらしい。
- 昔は職場の動員とかで若い人もいたらしいが、いまではじじばばと小学生の踊り発表会かもしれませんね。
(追記)
- なんでも花笠踊りはもともとは新庄の踊りだったそうで、山形の花笠になっちゃたので最近は元祖新庄花笠として新庄踊りを売り込んでいるようだ。 新幹線の新庄延伸もあることだしね。
蔵王のお釜
- 山形の市街地から20分ほど走った蔵王温泉から更に30分ほどのドライブで蔵王連峰の刈田岳の頂上近くまで到達する。
蔵王連峰は熊野岳、刈田岳、地蔵岳からなっているが、昔は3千メートル級の火山が噴火で頂上が吹っ飛び規模はずっと小さいものの阿蘇の外輪山風に山がのこっている形だ。
- 蔵王のお釜とは刈田岳そばの噴火口に雨水が溜まった火口湖だが、それほど大規模ではないものの結構きれいな水の色だった、日があたるとエメラルドグリーン。
回りの地形は標高は1700Mとたいした高さではないものの割に寒いせいか、這い松と高山植物以外はほとんど木が生えないようで、荒れ地だから岩山だったら北アルプス風なのに残念。
- 山頂近くの道路はエコーラインと呼ばれ11月から5月の連休までは閉鎖、更に夏でも夜間はバイク族の事故防止で通行禁止と規制が多いね。
- 山頂にはロープウェイか車でいけるが、安いのは蔵王ハイラインを車で登ると520円。
ロープウェイは一人往復650円だから勝負あり。
- 山頂なので曇っていることが多い、相当くっきり晴れていないとお釜の眺望は期待できないので要注意。
最上義光(よしあき)は悪人だった?(1998/5/9)
- 最上義光は山形城のシンボルに近い存在だが、伊達政宗のTV番組のせいか全国区では評判が悪い武将だと思ってた。
なんせ、正宗のおじさん(正宗の母親のお兄さん)の癖に伊達家の内紛にちょっかいを出す役だからね。
正宗が母親のひいきの弟を始末するときにも母親をそそのかす黒幕として出てたしね。
と思ってたたら、最近読んだ井沢・逆説のシリーズ本にはこの一件は正宗の仕掛けだと書いてあった。
伝記を書いた人が正宗を悪者にしないように義光を悪者にした可能性が高いそうだ。
この一件のあとも正宗は上杉攻めのとき義光に援軍を送ったりしているのが裏付けだそうだ。
山形の結婚式はあまり違わんなあ(4/25参加)
- 初めて山形スタイルの披露宴に出席したが、東京・山口とほとんど同じだった。
まあ、これは結婚式場のビジネス全国展開のなせるワザだろうね。
ちょっと違うなというのは新郎新婦のご両親の挨拶がはじめの方にあることで、東京やらでは一番最後じゃなかったかな?
もっとも東京であった姪の披露宴では初めに兄貴の挨拶があったような気もするな。
ちょっと違うようだぞ山形の葬式
- まだその機会がないので伝聞だが、葬式が首都圏とか山口とは随分違うらしい。
まず、お通夜は身内だけでやるので葬式の日に都合が付かないときは欠席になるようだ。
関東以西の葬式は坊さんの読経の間に焼香して焼き場への出棺でながれ解散だが、こっちのはちょっと違うそうだ。
まず、葬式では皆さんは故人が焼き場からお骨になって戻ってくるのを待つところから始まるそうだ。
お骨が帰ってくるとお骨を仏壇の反対側に安置して坊さんがお経を上げるそうだが、坊さんが仏壇にお尻を向けて骨壷に向かってお経をあげるのは違和感があるそうだ。
ひとしきりお経を上げて戒名が決まると仏様に昇格するそうなのでお骨を仏壇に安置し直して焼香が始まるとのこと。
あとは焼香が済めば順次流れ解散になるそうである。
あったぞDOS-Vパーツ屋さん
- 山形市に近い天童市の13号線バイパス沿い東側に大きい看板で東名電子というのを見つけました。
97年の11月にアマチュア無線から転向したようです。
価格と品揃えはまあまあです。
一体感のないのが山形県の特徴?
- 山形の各地方、また各地方の中での地域の間では不思議なくらい一体感とか一緒にやろうとか言う雰囲気が乏しいようだ。
庄内と内陸だけじゃなく、庄内の中心地の酒田と鶴岡は別個に存在を主張するケースが多い。
最近、庄内に4年制大学を作る話があるが、鶴岡に学部を作れば、大学院は酒田にといった具合だ。
これは山形というより東北の土着性の強さによるものと考えるほうが解釈しやすいのかも知れないが、勉強不足で断定的に言えるほどの知見がないので今のところ言いっぱなしとして置こう。
会津若松の料理旅館”田事”(たごと:0242-24-7500)
- 山形ではなく福島県の会津若松の旅館。
ガイドブックにもでているので有名な旅館ですが、出張のとき泊まってみたらグッドでした。
場所は駅から歩いて15分はかかりそう、タクシーなら5分もかからない。
規模は小さくて客室が10室も無いでしょう。
風呂は桧作りの温泉?じゃなさそう。
本命の料理だが場所がいいね、いろりのある会食部屋が二つあるそうだ。
魚料理については会津は山の中だから冷凍の鮎でわびしいが、その他山菜とか豆腐とか結構旨く作るもんだと感心した。
山形の庄内の魚は別として、内陸よりはよっぽどうまいね〜
山形県の産業:
- 基本的には農業県ですが、米作りは手がかからなくなっているので昔は出稼ぎだったのが、最近は人手を当てにして電子産業がそこいら中の工業団地に進出してきてます。
大手と下請けという構図で相当の職場が形成されています。
山形県の家庭
- 山形の特徴として旦那の収入は全国でも低い方だが、基本が共働きなので家庭あたりの収入は全国でも高い方だそうだ。
典型的には旦那と奥さんと爺ちゃんが働いて、婆ちゃんが子守りだそうだ。
だから車は各自一台で、職場の女性が退職する事はなく定年まで勤務する。
旦那が転勤なら無条件で単身赴任となるが、転勤には相当の抵抗があるのが普通である。
以上は定説だが、これが福島県の会津での限定的伝聞では、女房を働かせるのは男の沽券にかかわると言う人が結構多いそうです。
従って、会津では職場の女性が定年まで勤務することはまずないそうです。
用語解説:斎藤茂吉(アララギ派の歌人)
- 斎藤茂太、北杜夫兄弟の親父で東京の精神病院に養子に入った人ですが、一応山形生まれだそうです。
用語解説:三島何某(初代山形県知事)
- 薩摩の中物みたいだが、山形では明治維新後に仙台との道のトンネル工事とか、福島との道の改良とかの土木工事を一所懸命にやったので内陸地方では評判がいい。
反対に庄内では税金をしっかり取ったので評判が悪い、銅像を建てる話はいつも庄内の反対で潰れるそうだ。
用語解説:最上義光(豊臣〜家康時代の武将)
- 江戸時代に国替えが相次いだ(8回?)山形市で唯一有名な武将らしい。
最上家は伊達正宗のTVドラマで出てきているように出羽の名家だ。
そう言えば伊達もこの辺の出身だったっけ?
昔の知り合いに最上というのがいたけど一族だったんでしょうね。
霞城(=かじょう、山形城)公園に銅像が有ります。
用語解説:上杉鷹山
- 米沢方面でこの人の悪口をいうと命がないかもしれません、というくらい地元で尊敬されている米沢藩の中興の祖。
江戸時代に破産状態になっていたが気位だけは高かった上杉謙信公以来の名家上杉家を四国宇和島の伊達分家という弱小藩から養子に入って、家臣からいびられた末に特産品の導入による産業振興とか意識改革を断行し、見事に経済的に立て直したといわれる名君。
童門冬二さんの書いた上杉鷹山なる本が有りますので、ご興味がお有りなら読んでくらはいませ。
山形県の構成(県の博物館の展示の引用が中心です):
- 山形県は江戸時代の藩4つくらいを最上川の流域だという共通項でくっつけたできた県ですが。
文化的には日本海側の庄内地方と、山形盆地とか米沢盆地のある内陸地方にはっきり分けることができるといわれてます。
庄内地方は北前船などで京都文化に影響された豊かな地域であるのに対し、TVドラマの”おしん”や小説の”上杉鷹山”(これは”ようざん”と読みます>そこの漢字が苦手な君に)で有名なように貧しい内陸地方という構図がつい最近まであったんじゃないかと密かに思ってます。
天気予報での地域分類
(1)村山地域:山形市なんか。
なんで村上というかは調査中
(2)最上地域:内陸地域の北の方、新庄なんかがはいる
(3)置賜地域:旧上杉藩、米沢が中心
(4)庄内地域:酒田、鶴岡の日本海沿岸地域
村上地域の印象:
- 食い物はあまりうまくないですね。
あっそうだ! 蕎麦がうまいです。
酒がうまいそうです。
地元の皆様ごめんないさいね。
温泉も大変結構です。(陰の声:こーいうのは山形県全部そーだけど)
山形市=旧称最上=については周辺の上山市(かみのやまし、松平氏の城下町)、天童市(ここは織田氏の城下町)、山辺町ともう一つくらいを一緒にすれば中核都市の30万になるそうです。
ここではあまり反対の声が出てませんね。
上山なんかは競馬をもってるはずなんですけど???
そういえば山形の城主は最上氏の後は保科・松平・奥平・堀田・秋元・水野と国替えがしょっちゅうだったようだ。
保科正之は秀忠の弟で結構評判のいい人でしたよね。
最上地域の印象:
- 大雪地帯が多いようですが、探索が進んでおりませんので乞うご期待!しないようにね。
そうそう、山形新幹線を新庄まで伸ばすそうですが5年はかかるでしょうね〜
一番の問題は乗る人がいるかだね。
ここの町の一つは尾花沢市だが、ここは江戸時代に延沢銀山で大都会だったそうだ。
中心地の新庄は最上氏の根拠地だったそうだが、最上義光の時代に勢力領域を拡大し根拠地を山形(最上)に移したようだ。
このエリアを最上というのはこのせいかもしれない。
置賜地域の印象:
- 天気予報ではオキタマといっているのに、どうもオキタマじゃなくオイタマが正しい読み方のようです。
(MS-IMEではオイタマしか登録されてません)
広辞苑ではオキタマ=最上川上流域の南部の総称です。
米沢の人の気質を語るのには鷹山公が全部みたいですが、小説を読むとさすがにすごかった人なんでしょうね、多分南国育ちのくせに我慢の百乗くらいの性格をしてたんでしょう。
ここでは鷹山公の悪口は禁物です。
そうそう、ここでは旧藩校の**高校を卒業していないと地元では尊重されないと聞いてます、通称置賜の灯台東大だそうです。
山形大学の工学部はここに有ります。
山口の人には気になっている南陽市もこの地域です。
南陽市は赤湯温泉がJRの駅です。
庄内地域の印象:
- 魚がおいしい、物価が安いというのが社内での評価です。
みなさんのお勧めの店は酒田市役所そばの”あひるの子”という料理屋で、お刺し身の豪華さと値段の安さが有名です。
忘れちゃいけないのが、冬場の風の強さ。
これは半端じゃないよ、某Hさんの話では冬場の地吹雪で歩けないので酒田の駅から100メートル先の東急インまでタクシーに乗ったそうです。(信じますか?)
冬場の烈風では自転車で危険を感じるというのは正確な表現だと思います。
私は冬場に出張にいったとき、風上に身体を倒しながら傾いて歩きました。
実際、酒田の高速道路とか主要国道には西側に風除けフェンスが有ります、これが窓用ブラインドみたいに夏は30センチの高さの板がそれぞれ横になって横が見えるようにできる凝ったものです。
何遍か起こった酒田大火もフェーン現象と強風が拡大の原因だと言う事です。
戻る