5月15日(金) -- オフ会 --
 前々から約束していたTちゃんとのデートの日。 実は私、かなり気合いが入っている。 Tちゃんはsexに関しては保守的だと思っていたのだが、カップル喫茶に一緒に行って以来 才能を開花させ始めている。「見られる」こと「見る」ことに抵抗が無くなり、それが引き金になったのか 割と何でもあり状態でチャレンジ精神旺盛になっているかもしれない。 私の鞄にはロープ、目隠し、バイブ2本、ローション、その他が控えめに収まっている。
 7時新宿着。早速連絡を取ると、彼女はまだ仕事中で今日は10時過ぎてしまいそうだと 申し訳なさそうに言う。しょうがない、残念だが会うのは中止。その足でテレクラに行く。 取り次ぎ制のあそこ、である。入店は7時17分。

19:20
38歳松戸にお住まいのちょっと声が暗い女性。簡単な挨拶の後、今から松戸に来られないか?と 聞いてくる。声の感じがせっぱつまっているので、行けば必ず会えるだろう。 しかし帰りのことなどを考えて断る。彼女はすぐさま別の男性につないでもらうから掛け直す、と言い 電話を切る。
19:22〜20:05
澁谷にお勤めの30歳のミユキさん。誰もいない職場からの暇つぶし電話。 札幌から東京に出てきて3年。少々東京暮らしに辟易していて、東京人の悪口、特にマナーの悪さを マシンガンのように語る。私は適当に相槌を打ちながら聞いている。頭は良いのであるが 世の中を斜に構えて見ているというか、性格悪そうである。 彼女はどうやらコンピュータープログラマーであるので、私も似たような職種であると答えるといきなり 「母国語は何?」とおっしゃる。主に使用しているプログラミング言語を母国語と言うらしいが 鈍い私は「はて?母国語?なんのこと」と返すと「あんた本当にこの業界の 人なの?そんなの常識だよ、私の周りの人はみんな言うよ」と早くも臨戦態勢。こっちはマルチリンガル なんだよ、という言葉を無理矢理飲み込み、「ほう、そんなふうに言うのですが、それは勉強になりました」 なんて言う自分が情けない。しょうがないので話を無理矢理性的な方向に振ってみるが、堅い女性にありがちな 被害者意識を伴った性的コンプレックスを持っているようで、あなたは女性を性欲の対象としか見ていない、 女性に対して失礼です、ととりつく島無し。他の話しもしてみるが自分の意見に固執していて 会話にならない。まだ子供なんだな、と思い黙っていたら、会社の人が戻ってきたので切ります、と言い いきなり切る。引き際は見事だ。
20:25〜20:30
21歳クミコさん。井上晴美似、身長168cmちょっとポッチャリ。池袋の公衆電話から架けていると言う。 あまりその気はなかったのだが話の成り行き上会おうという話になり、9時に新宿駅南口で待ち合わせることに。 しかし彼女は携帯も今は持っていないし、こちらの服装や容姿を聞きもしないという典型的なスッポン娘で あるので、8時45分になった時に電話していなかったら行ってみようと考え服装を一応聞いてみる。 黒のワンピースとヴィトンのバッグ。 そう、テレコマーは5%の可能性しかなくともそれに賭けてみるものなのだ。
外出して10分ほど掛けて待ち合わせ場所に向かうが予想通りの結果になる。
22:00〜22:15
本日一番の収穫。25歳ユミコさん。大阪にいる彼氏と遠距離恋愛中の彼女は杉並区にお住まいの銀行員。 テレクラに電話する経験が少なく最初はとても緊張している。しばらく普通の話をすると だんだん打ち解けてくる。パリとブリュッセルの約半年に及ぶ海外赴任生活を経て今に至る キャリアの方であり、話が面白い割には控えめな話し方に好感を持つ。友達が訪ねて来たと 電話を切ろうとするので、あわてて自宅の電話番号を教える。

店から出たところでオフ会を行っているKONさんに電話を架ける。そのまま合流。

自宅に戻ると先程話をしたユミコさんから留守電に架電あり。彼女の携帯の番号を入れてくれている。 急いで架けるが誰も出ない。録音が不鮮明で番号が一部聞き取りにくかったのだが‥。

5月14日(木) -- 怪獣 --
 自宅に戻ったのは遅かったのだが、帰った途端に電話が鳴る。出てみるとトモコさん ことブースカから。Hameさんのゲストブックへの書き込みを読んで以来、存在そのものすら 忘れていてすっかり久しぶりの電話である。彼女は相変わらず自分のことをブースカと呼び3枚目に徹している。 話をしている分には適度に突っ込めて面白い。しかし私はだんだんとHameさんのことを聞きたくなって しょうがなくなる。テレコミという一対一を前提とした関係であれば、いってみればそれは掟破りの卑怯な 戦法であるのだが、アウターズを基盤とした活動としては、それもまたメリットとして享受してもいいだろう と自分に言い聞かせる。
「ねえブースカ、最近伝言とかで会った人いる?」
「いやぁ、ここ半年ぐらい会っていないと思うけど‥」
「実はね、僕はインターネットをやっていて、同じく伝言をやっている仲間がいるんだけど その人が4月の初めぐらいに最終電車で小田原まで女性に会いに行ったっていう話をしていたんだ。それで、 僕も最近知り合った人がいて、その人は自分のことを自らブースカっていっていて小田原に住んでいるんだと 言ったら、彼、その人は私が会ってsexした人でしょうって言ってきたんだ」
「え、その人が女性のことをブースカって言ったの?」ブースカの声が軽くうわずっているように感じる。
「いやそうじゃなくて、僕の話を聞いて、それは彼の会った人に違いないと教えてくれただけだけどね」
どうも彼女はhameさんには自分がブースカに似ていて、職場の人間からそう言われたりしているのを 言ってはいないのか、或いは自分がHameさんに会ったことを何とか隠そうとしているかどちらかのようだ。 自分から言い出しておいて、彼女に対して少し申し訳なくなる。 なにしろこちらからは相手のカードが見えるババ抜きをしているようなものなのだ。 フェアーじゃない。彼女は続ける。
「ふうん、それは私じゃないよ。多分小田原にいる別のブースカ一号だね。私はきっとブースカ二号」
さらりとギャクを返してくる。
「私、その一号さんに興味があるな。だって、小田原にブースカ一号、二号がいるんでしょ。 どっちがブースカに似ているか勝負しなくっちゃ」
彼女が性格の悪い人だったら、もっと突っ込んで責めることもできたのだが、基本的にいい人なのだ。 これ以上この話題について触れても可愛相だと思い、話題を別の方向メールアドレスに関して、に変える。 彼女は友達からメールアドレス付きのパソコンを借りていて、今Eメールを出すことができるというので 早速アドレス交換をし、テストメールを送ることにする。何回かの失敗の後、ついに成功する。 彼女のアドレスはニフティーであった。
 ブースカは月曜日に新宿に仕事で来るそうで、もし時間が空いているなら仕事が終わる7時過ぎに会えないかと 言う。彼女には悪いが月曜日でなくてもあまり会う気はしないので、仕事があってそれは無理であると 伝える。まあ本当に仕事で無理なのだ。ハッキリと言った方がいいのだろうか。ちょっと後味の悪い電話になる。 しかし同時に教えてくれたHameさんにとても感謝をしている。

5月12日(火) -- 不明 --
 留守電に一件。ちょうど夜の11時頃に入ったそのメッセージはただ一言「おやすみなさーい」と 言って電話を切っている。自宅に戻るのとタッチの差だった。あと2分ほど早く戻っていれば、 話ができたのであるのだが‥。仕事中に電話ができないテレコマーは仕事が立て込んでくるとテレコミ活動を 十分に行うことができない。チャンスを逃し、その結果他の誰かにチャンスが渡ってしまうことになる。 それはまたそれでいいのだけれど‥。ユミさんの事は今となっては なんだか勿体無いことをしたような気になっている。もう一度ユミさんに 電話をしてみようかどうしようか。とても潔くない。
5月11日(月) -- 無記 --
 雨が降っていて気温が低く、外を歩いていると寒さすら感じる。 テレコミ関係のできごとは何もなし。留守電の着信数も0件。
5月10日(日) -- 線上 --
 芝生の上に寝転がって、空を見上げながら話せば、そこには聡明冷静な魅力的な大人の女性がいるのだが 直接顔を見ながら話をすると不本意な事を想像している醜い自分が現れてしまう。歳を重ねて だんだんと人の本質も見ることができるようになってきたと思うが、ダメなものはダメなのだ。

 予定より15分遅れて新宿駅南口に到着する。既に遅れることを連絡しておいたので問題はない。 改札の付近ははかなりの人混みで、待ち合わせ場所で彼女を見つけられるとは思えない。 早速ユミさんの携帯に連絡する。 彼女は人混みを避けみどりの窓口の方で待っているという。白いサマーセーター、ストライプのスカート、 黄色い鞄を持ってる身長158、髪の毛がちょっと茶色がかった女性であるはず。 私はかなり緊張しつつそこに向かい、そのような容姿の女性を捜す。果たしてどんな人なのか。  一人ポツンとたたずんでいる彼女に声を掛け、挨拶を交わし目的地である新宿御苑の方に歩き出す。 私は動揺していた。どうしてこの人があのユミさんなんだろう。電話で話をしているときには とても思慮深く素敵な人なのであったのだが‥。歩きながら本当に本人なのかどうか確かめるような 発言をしてしまう。いかん、かなり動揺している。あまりの激しい心臓の鼓動に意識が一瞬遠くなってしまう。 自分の口が自分の意志と全然関係なく世間話をしているのに気が付く。動揺のあまり新宿御苑までの道のりを 忘れてしまい迷ってしまう。ただの真っ直ぐの道なのに‥。
 これではいけない、なんとか落着こうと喫茶店に入ることにする。 シャノアールという普段なら避けるような店であるがこの際どうでもいい。 階段を降りて席に着き、改めて彼女と向かい合い話をする。5分ほど話してようやく気持ちが落ち着いてきた。 やはりこの人がユミさんなのだ。実は彼女はこういったキャラクターだったのだ。冷静になって彼女を 眺めてみると、別に太っているわけではないし、服装がおかしいわけでもない。ちょっと頭が 大きいというアンバランスさはあるものの、全体の雰囲気はとても32歳には見えない若々しさ。 じゃあどこが変なのだろう?よく分からない、強いて言えば顔の表情なのだろうか。 そういえば彼女は会話の中で自分自身のことを「ユミはね」という人であった。 しばらく話をして得た結果は、私が可能であるボーダーライン上に彼女がいることだった。
 新宿御苑に入る。なにしろ彼女はかなりのゴタゴタを経て失恋による傷心中なのである。まずは彼女を 癒してあげなくてはと思い、手をつないで新宿御苑内をゆっくりと散歩。もうこの頃には 十分に彼女の雰囲気に馴染んできており、冗談などを交わしつつ楽しく足を進める。 フランス式庭園に咲いている色とりどりのバラを眺めながら進み、 園内で一番奥の方にある芝生に並んで腰掛ける。彼女はここ4日ほどほとんど寝ていないぐらい 悩んだり苦しんだりしていたらしい。フェイドアウト中の彼に別の女性がいて、その女性から 脅迫まがいの電話が何回も架かってきたそうで、すっかり電話恐怖症になっているという。 そんなものは無視すればいいのに、根が真面目なせいだろう、いちいちちゃんと対応しているのだ。 私は話をしながら一人芝生の上に寝転がる。曇り空の中、頭の上を鳥が飛んでいる。
 2時間ほど芝生の上で話をする。当然周りは仲のいいカップルばかりで、中には昼間だというのに 前技を行い始めている熱い人達もいて、彼女のテンションが少し高くなっているのを感じる。 私の手を握っている彼女の手が無意識のうちに動いて私を求めている。私はボーダーライン上にいる 彼女をどちらに振り分けるか必死に悩んでいる。また空を見上げてしまう。  先程と同じように彼女と手をつないで園内を歩く。アマチュアカメラマンのモデル撮影会が行われている。 池の中には丸々と太った鯉が優雅に泳ぐ。家族連れの幸せそうな笑顔。ちょっと距離をおいて照れながら 歩いている中学生のカップル。そんなものを眺めながらゆっくりと歩き、私は最終的な結論を出す。 今日は何もしない、いや私にはできない。
 彼女にもうそろそろ帰る、と伝える。彼女はちらっとがっかりした表情。以外とポーカーフェイスなのだ。 体や言葉の端々にSEXを求めているのが明らかなのに。駅まで送っていく。改札のところで別れる。 なんだかホッとすると同時にとても疲れている自分に気が付く。
 自宅に戻ると彼女からのメッセージが留守電に録音されている。
「ユミです。今日は私のためにありがとうございました。お陰様で少し気が楽になりました。 でも、ユミは今日あなたのことがとても欲しかったのです。気が付いてくれませんでしたね。 残念です。もしお帰りになって時間があるようなら、お電話下さい。お待ちしております」
いや‥、気が付いていたのだけれど‥。電話はしていない。

5月9日(土) -- 空回 --
 目覚めたのは10時半。少し遅くなってしまった。あわててカオリちゃんに 電話するが留守電になっている。しまった、やはり待ち合わせ場所と時間を決めておくべきだった。 午前中に数回電話するが一回もつながらない。しょうがないのでメールの返事を書いたり伝言に 新しいメッセージを入れたりして過ごす。
 午後3時少し前になっても電話がつながらないので、取りあえず都心に出ておいたほうがいいと思い 家を出る。彼女は柏に住んでいるのでアクセスのいい上野あたりで待機しておけば 良かったのだろうが、時間を持て余しそうだったので久々に秋葉原に行きそこで時間をつぶすことにする。 アキバで新製品のパソコンなどを見たりしてウロウロとしていると、やっと4時頃カオリちゃんからの電話。 急に仕事が入ったので今日の約束はダメになるとのこと。今になってそれを言うなんてと思うが、 しつこく仕事の後に会えないかと粘ってみる。しかし彼女の返事は、仕事が終るのが多分9時過ぎるので ダメと素っ気なく断られる。多分仕事というのは口実だろうと思う。若い娘は突然こういうことを言い出し 自分の都合で連絡をしてこなかったりするので困る。予定変更はしようがないが、それなら先に連絡を しておいてくれればいいのに。
 しようがないので、さらにアキバをグルグルと徘徊する。前から欲しかった部品があったことを思いだし、 それはもう中古でしか手に入らないので、主にジャンク屋を中心に物色する。 5時になって先程入れておいた伝言にRESがついたことを知らせる連絡あり。 聞いてみると「今渋谷にいるのですけれど、あなたの メッセージを聞いて、もしすぐ会えるのでしたら会いたいと思っています。30分後に聞いてみますので 連絡先を教えて下さい。年齢は28歳で名前はケイコと言います」というものだった。当然速攻で返事を返す。 6時半になりやっとケイコちゃんから電話が架かってくる。渋谷での用事が済んだので電話してくれた そうで、彼女の感じや言葉の端々に、今すぐにでも会いたそうな雰囲気が漂っている。チャンスかもしれない。 私はもう少し用事を済ませたかったので7時半に池袋で待ち合わせることにして、場所を決める。 彼女は携帯やPHSを持っていないそうで、現地に到着したら私のPHSに電話してもらうことにする。
 7時半丁度に池袋に到着。彼女は茶色のカーディガンに、紺の縦ストライプのスカート、 身長が160cmでちょっとポッチャリしているそうだ。川崎に住んでいるそうなので、 池袋は帰りが大変になるかもしれないから、渋谷にしようか?といったら池袋で大丈夫、だそうだ。 道端のガードレールに腰掛けて道行く人をボーッと眺めながら連絡を待つ。人々、特に女性は 春らしい格好をして目の前を通り過ぎていく。前に誰かが日記に書いていたような気がするが、 世の中綺麗な人は多いが匂いのする女性は少ないものだなあ、などとつらつら考えながら待つ。 いっこうに連絡が来ず気が付いたら8時になっている。どうもスッポカされたようだ。座っていた場所が 待ち合わせの場所から少し離れたところだったので、今回は面接落ちではないと思う。多分何か急な予定が 入ったか、それとも池袋まで電車に乗ってやってくるのが面倒になったかのどちらかだ。 まあ、携帯もPHSも持っていないという女性には要注意。 現実に20代の女性でどちらも持っていない人はいないだろうから。
 自宅に戻りユミさんに電話をしてみる。 彼女とはすっかり電話友達モードに入っている。というか、電話で話をする快適さに安住してしまって 実際に会うというイベントをあえて避けているとも言える。ところが運良く(或いは悪く) 彼女は連休の最終日から誕生日である5月8日にかけて、付き合っている(た?)彼氏とのドロドロな日々を 過ごしていて、それは北海道に在住するもう一人の女性も絡んでいるのであるが、とにかく 機関銃のように1時間以上話を聞かされることになってしまう。話の内容がドロドロであるにも関わらず 彼女自身が割と客観的にそういった状況を把握しているので、話自体は飽きることなく 楽しく聞かせてもらう。ただし、最後は「寂しいの‥」ということになり、結局明日12時に会うことになる。 今年の1月初旬にテレクラで経由で知り合ったので、会うまでに4ヶ月以上掛かったということだ。 ただ彼女とは電話友達でいた方がいいような気がしている。電話でやり取りしている期間が長いほど 容姿を含めたその人の実際とのギャップが大きいと思われるから。でも、とにかく明日12時に新宿で 会うことになっている。鬼なのかそれとも蛇なのか‥、天使だったらいいのだが。

5月8日(金) -- 久方 --
 今年になったばかりの1月初旬に会ったカオリちゃんから数ヶ月ぶりの 電話がある。この日記を書き始めた頃に、何回電話をしても出なかった彼女のことを すぐには思い出せず、しばらく記憶の断片を辿ってみてやっと思い出した。彼女は数日前に 彼氏と別れたそうである。彼氏というのは既に結婚していていわば不倫だったのだが、彼女が 結婚を迫ったらしくそれによって破局を迎えたらしい。ありがちといえばそれまでだか、 そのおかげで彼女はヤケになって私に連絡をする気になったのだろう。とりあえず 明日空いているとのことなので、会う約束をする。起きたらお互いに連絡を取り合うということで 時間は決めていないのであるが‥。前回に会ったときには普通のごくノーマルなSEXをしたのだが、明日は チャンスを作って彼女を縛ってみようと思う。 彼女はもともとそういったメッセージにRESしてきたわけではないが、きっと愉しんで くれそうな気がする。
 昨日の夜送られてきたTちゃんからのメールあり。古くからの 友人が亡くなってしまい、式であるとかいろいろ忙しい日々を過ごしているそうで、 しばらくは会えなさそう。私が彼女にとって月一の男になっていることに不満であると、 控えめに書かれたメールに少し心が動いてしまう。さらっと書かれたメールの裏に とても深い女性の欲望かいま見た気がして‥。お互いに忙しければしょうがないのだが。
 ミドリさんとの長電話。内容は子供の話とか本の話とかの 普通の友人同士の会話のようなもの。彼女は今18歳の男子高校生のように持て余した 性欲を心に秘めているそうだ。それが私に向けられたものか、一般論として語ったものなのかは 話の流れからしてもちょっと不明。

5月7日(木) -- 平穏2 --
 無言電話が一件。昨日仕込んだいままでに入れたことのないコーナーには 一件もRESが返ってきていない。やはりメッセージを通常の物と変えてみるべきだっただろうか。
 昨日日記を書いてからミドリさんから架電する。ただし、書くべきメールが 幾つか溜まっていてそれを仕上げたかったので、簡単なやり取りだけで切ってしまう。彼女と話をしていると ネイキッドを読んでいかのような錯覚に陥る。 話の中の出来事がとてもドラマチックなのだ。

5月6日(水) -- 平穏 --
 テレコミ関係の電話は一切なし。
今まで一度も入れてみたことのない番号にメッセージを入れてみる。普段の自分なら 絶対入れないと言ってもいいタイトルの付いたコーナーなのだが、 ちょっと変わったこともたまにはやってみようかと思って。果たして返事はあるのだろうか。 返事があったらどんな対処をとったらいいのだろうか。
 オフ会の帰り、送っていく途中でミドリさんは言っていた。 「エマニュエル婦人の中に夫が自分のヌード写真を他人に見せ、その人達に会うっていう場面があるんだけど、 今日自分の知らない人たちが自分の事を知っているっていう同じ様なドキドキした気持ちが味わえて ゾクゾクしちゃった」そういえばあれ以来ミドリさんからの電話はない。

5月5日(火) -- 切実 --
 2日ぶりに自宅に戻ってみると、4日の夕方に入れられた長い留守電のメッセージあり。 その前の日にもメッセージを残してくれた人と同じだと思われる。

「先日メッセージを聞いて伝言を入れたものです。何回もお電話して全然連絡が取れないので 実際困っています。PHSの方にも電話をしてみたのですが、全然繋がりません。 近いうちに会いたいと思っているのですが‥。明日の朝10時ぐらいから時間が空いていて 良かったらお食事とか、あの、できたらいいなと思っています。だめならまたしばらくして、 何日か経ってから電話しますけれど‥。だいぶ伝言をしてから時間が経っていますから‥。 でも、できればお会いしたいなあと思っているのです。これがだめなら また近いうちに電話してみます。でもとりあえず、明日の朝電話をしてみますので 大丈夫なようでしたら、伝言のメッセージに返事を返しておいて下さい」

 とても丁寧なメッセージなので好感を持つが、時既に遅く全てが過ぎ去っている。 伝言のやり取りをしている方からの留守電のメッセージは代わりをすぐ見つけられるという こともあってか、たいていが短く刹那的であるのだがこの方は何故か私にシンパシーを感じてくれて いるようである。自宅を空けていたことを大変申し訳なく、惜しく感じる。

5月3日(日) -- 経過 --
 4月28日以来の更新になる。連休に突入していたのに、仕事をしている以上に テレコミ以外の雑用が色々と入ってしまい日記が全然更新できなかった。
 相変わらず電話をしてくる女性が数人、この連休中に話をしたのは ユミさんレイコさんミホさん、 ぐらい、留守電に声が録音されていたのはマヤTちゃん。 どれも取り留めのない話で、主に「取材する側」の立場になりやすい私は 相槌を打っているだけのことが多かったような気がする。もてているわけではなく単なる耳持つ壁としての 存在である自分を自覚する。
 そんな中で留守電に、全く誰からだか分からない女性のメッセージが2件。 「以前伝言で知り合い、お電話番号を教えていただいたものです。 時間があったのでお電話してみました。また電話してみます」というもの。声に全く覚えがない。 連休で時間を持て余してしまった方であろうか。その時家にいればチャンスであったかもしれない。