12月〜1月

 12月、師走にあたるこの月はどこの歯科医院でも結構忙しいものです。
 今年のA歯科クリニックは、大掃除の時間を最後の日の午後、半日を予定して
 いたので、「細かいところはラスト一週間に色々しよう」という事でYさんと
 話し合っていました。
 しかし・・

  Yさんのお父さん「脳内出血」で倒れる。
   Yさんは、お父さんの看病の為に二週間近くお休みをしました。
   そして、出勤してきたYさんの口から「私、9月で辞めるから」と。
   「えっ?」と思った私でしたが、話を聞いて納得。
   先生に休む旨を連絡した時に、開口一番「大掃除はどうなるの?」と言わ
   れたそうです。

   先生、自分のたった一人しかいない父親の生死がかかってるんですよ?
   そんな時に職場の事なんて考えてられますか?
   それもたかが掃除ですよ?
   「こっちは心配しなくてもいいから」って、何で言ってあげられないんで
   すか?
   私も目の事があったので、このまま先生の考え方が変わらないようならば
   一緒に辞めようと決心しました。

 
 お給料日が変わった。
   毎月言われていたお給料日の小言。
   何故か12月からありませんでした。
   
   私は「何か変」と思いつつも、「きっと私達の考えが通じて、お給料日で
   はなく、その都度言うつもりなんだ」と、良い方向へ考えていました。
   Yさんは、「甘いよ。そんな人じゃないよ」と言っていたけれども・・
   私の考えが甘かったと知ったのはそれから間もなくでした。
   切る!と考えた人に対しては何も言わない性格だったんですね。(苦笑)

 
 年が明けて、患者さんへの態度が露骨になった。
   以前から先生は、女性には丁寧に優しく、老人には冷たく、という傾向が
   ありましたが、この頃からかなり露骨になってきました。

   ・ある日、なかなか治療をさせてくれない子供が来た時です。
   「子供は疲れる」と言いながら不機嫌に治療をしていたのに、その子の
   お姉さんがTVの子役だと知った途端に態度が豹変し、前回やった治療を
   やり直しました。

   ・Oさんという老女の時は酷かったです。
   耳が遠く、何回も同じ事を言うからでしょうか、露骨に態度に表れていま
   した。
   直接、話を聞く事すらしません。
   その人との対話は無きに等しい状態だったのです。
 
   ・そして、特に老人で思い出すのはMさんの事です。
   その日この患者さんは、午後の3時に予約が入っていました。
   でも来院したのは午前10時。
   理由を聞いてみると、昨日から顔が腫れて痛くて我慢が出来ないという事
   でした。
   当然すぐ治療すると思ったのですが、先生は「予約時間しか診れない」と
   言います。
   何回も来ては断られ、来ては断られ、本当に可哀想でした。

   先生は日頃、「痛いのは可哀想だから急患があったら予約の合間に入れて
   ください」と言ってますよね?
   どうして顔が腫れて痛くて我慢ができない患者さんを診てあげないんです
   か?老人だからですか?
   若い女の子だと多数の患者さんが待っているにも関わらず、お喋りをしな
   がらゆっくり診て、老人だと必ず手袋(何で老人だけなんでしょう?)を
   して殆ど無言でしますよね。話すら聞かずに。
   どうして患者さんを差別するんですか?
   見ていて可哀想になってきます。
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