| ●●●フジ2003ヤマ●●● | ||||||||||||||||||||
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| 2003/08/18-19に富士山に登ってきました。 総勢10名、全員登頂は出来なかったけど、みんなケガもなく 無事生還することが出来ました。 |
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●登場人物(出てくる順)
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| ●●●●●●1日目●●●●●● |
| ●始まり |
| 7:15新宿西口中央高速バス乗り場集合 思いのほか迷子が大量発生したけど、すぐ集まった。 天気予報は雨のち曇り?で、かなり不安なのだけど、強行軍でのぞむ。 さ〜いくわよ! にしても、みんなの荷物のまちまちなこと。 |
| ●雨のち晴れ |
| 7:45バスが発車する。 |
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| シーズン限定の、河口湖口5合目直通バス。 新宿副都心のビル街を通りぬけて、中央高速道に入る。 睡眠不足は登山の天敵なので、無理矢理寝ようとするけど、目が冴えてしまう。 30分もすると、東京の奥地にさしかかる。 山梨に入って、空は完全に晴れた。やっぱ私晴れ女だわ(笑)。 富士急ハイランドが見えたところで高速を下りて、そのままスバルラインを登っていく。 環境破壊で悪名高いスバルラインだったけど、あんま良くわかんなかった。 |
| ●5合目 |
| 10時過ぎに富士山5合目に到着した。 既に空気がひんやりしている。この時点で缶ジュース150円也。 ここで高地順応を兼ねてお昼。 |
(肖像権はZにあります) |
| あとから振り帰ってみると、フーセンが得意だった人は高山病にかかりにくかった気がする。 なので、あなたも山へ行くときは試しにフーセンいかがっすかー(笑)? |
| ●登山スタート |
| 1時間以上休んでから、いざ登山開始。 手始めに5合目にある神社(小御嶽神社)にお参りして、登山道を目指す。 馬がいるということは、すなはち彼等の落し物もあるということで、 登山道は始めのうちは緩やかな下り。見晴らしがよくてウキウキしちゃう。 |
| ●〜6合目 |
| 楽しいハイキング〜♪というノリで歩いていくと、道が二手に分かれた。 右側が登山道。ここから坂。 坂の途中に珍しい綺麗な蝶がいて、写メールタイム。 ここから急な坂になってビックリ。 ここからもやっぱりペースの差は出てしまう。 そういえば山に来たんだよなぁ。だから坂なのも当然か、とかあほなことを考えていると |
| ●6〜7合目 |
| 6合目あっけなかったなー。 ふと山肌を目で追うと、はるか上に小さく「本八合目」と書かれているのが見える。 元祖室は8合目の中でも上のほうなので、たぶん今日はあの辺りまで登るんだろう。 しっかし遠いな。肉眼でやっと見えるくらい。 足元の道はこのあとずーーーっとツヅラ折りが続いて、その先の山小屋がグチャっと固まって いるところが多分7合目だ。 私を含む後続組のペースは本当に遅い。 ツヅラ折りの角ごとに休憩してるんだもの。 というか、休まないともたなかったんだけどさ(笑)。 歩いて、休んで、話して、重い腰を上げて、歩いて、、、。 この辺りはまだ歩きやすい。一応整備されている。 ゴミ拾いしながら登っている男性二人組がいた。 5合目あたりから、私たちとペースがほぼ同じで、抜かしたり抜かされたりを繰り返す。 彼らはゴミ拾ってるから歩数が増えてこのペースなんだろうけどね。 登山中、ゴミを言われているほど見なかった気がする。 近くに彼らがいたからかもしれないし、今日あまり登山者がいないってのもある。 自分が登るので精一杯だったから、というのが一番有力な説なんだが。 歩いていて、すぐ息があがるのは気圧のせいなんだろう。 呼吸を整えればすぐ直ってしまう。できるだけ息をあげないように歩をすすめる。 体はピンピンしてるんだけど息が辛いというのが、私たち後続組の遅さの原因だと思う。 OとIの二人は前日あんまり寝てないみたいだったから心配していたんだけど、 Iは軽い足取りで登っていく。 Oは中に人が(○ンゴ?)入ってるんじゃないかと思うような大きさの荷物をしょっていたけど、 男のコだから心配ないでしょー。歩きぶりを見ている限りでは多分大丈夫。 7合目が近づくにつれ、溶岩が増えてごつごつした道になる。 手も使って登っていく。アスレチックみたい。ただのツヅラ折りよりは面白い。 いろんな形をした岩のあいだを、どのルートなら楽か?と歩きながら考える。 楽とは、最も傾斜が少ないこと。多少回り道をしても、体はそのほうが楽なのだ。 6合目ぶりの山小屋の手前は階段になっていて(どの山小屋もそうなんだが)、 この階段っていう段差がきつい。 階段がいかに文明の利器なのかがわかった。 一歩で効率的に高度を稼げるぶん、登山ではやっかい。 |
| ●7合目〜 |
| 山小屋まで階段を登りつめたら、小屋のお姉さんに 「お疲れさま!ここから7合目ですよ。休んでいってくださいね!」と声をかけてくれる。 この一言で、私が男だったらもう絶対恋しちゃうだろうね。 あーやっと7合目だ。 7合目一番最初の花小屋。ベンチに座れるのが有り難い。 山小屋はどれも登山道を挟むようにして立てられている。山肌側に小屋、 登山道を挟んで小屋に面したベンチ。そこで登山客が思い思いに休んでいる。 ここで金剛杖をみんな買う。(私だけ買わなかったのだけど) 花小屋手前の岩場で欲しくなったみたい。 ついでに焼印も押してもらっている。 少し寒くなったので、一枚はおる。(ここまでは半ソデだった) 実はお昼を食べてから、おなかが少し痛かったのだけど、 登っていると、それどころではなくなって忘れてしまっていた。 まだちょっと痛いけど、気力でぜんぜんカバーできそうです! 花小屋から先は何軒か山小屋が続いている。 小屋があるうちは気分的にも登りやすい。 ごつごつした道をよじ登っては小屋で休む、を繰り返す。 ふと振りかえるとさっきまでいた小屋の屋根が下の方に見えてにんまりする。 というか、そういうことをいちいち確認してテンション上げようとしていた気もする(笑)。 休憩中、何度もモノを口にすることがあったのだけど、 そんなときN美のでっかい荷物は真価を発揮した。 なんでそんなにモノ入ってんの(笑)? チョコレートがうまい。 というかなんでもおいしい。空気もいいし。空は澄んでるし。 N岡が「こんなうまいチョコ食べたことがないよ。」と言っている。 かわいーなぁ。 山小屋で売っているものはやっぱり高い。 私は結局それほど利用しなかったから詳しくは覚えていないんだけど、 上に登れば登るほど高くなっていた。ひとつ上の山小屋にいくと50円割高、みたいな。 この日はあまり暑くなかったから、それほど水分を消費しなかったのだろう。 私は登り下りで500mlしか飲まなかった。(少なすぎ?) 救護所には「山梨大学 医学部」の文字。なるほどねぇ。 この7合目8合目の岩場は歩きにくくて、宿を7合目にしなくてよかったと心から思う。 ここからだと2日目が地獄になる。こんな道を真夜中歩くのなんて絶対いやだー。 岩に鎖が打ち込んであって、杖のない私はそれを頼りに進む。 (これ、危ないからやっちゃだめだよ、とあとで本で読んだ。。) 富士一館でロンブーの淳(赤いほう)に似たお兄ちゃんに遭遇する。 元祖室の人らしいけど、軽そ〜(笑)。 その人と、もう一人富士一館の人との話しの掛け合いが面白くて、つい長居。 ついつい焼印も押してしまう。 山小屋バイトは面白そうだ。 一夏ここにいたら忘れられない思い出になりそうだなー。体力もつきそうだし。(笑) Iに「まだ2年なんだし、来年は富士山バイトにしなよ。」と言ってみる。本人結構ヤル気。 ロンブー赤いわく、本日の宿・元祖室まではまだまだらしい。 夜また会うかもね、と言いながらロンブー赤と別れた。 東洋館は、山小屋を決める際迷った小屋だ。 なんでもゴハンが(この登山道の中では)一番おいしいらしい。 入口で焼印を押していたおじさんに、「ごはんおいしいんですか?」と尋ねると、 「おいしいさ〜、シェフがいるもの。」 だってさ。あははははは でも良さそうな小屋ではあった。 あとで知ったのだけど、正式にはこの東洋館と太子館のあいだが8合目。 この辺りまでくると、もちろん雲の上というのはずっと変わらないのだけど、 その雲が随分と下の方にあるように思える。 雲が切れると眼下に湖が見えることがあって、あれは多分河口湖なんだろう。 |
| ●VIVA★3000メートル |
| さ〜さ〜、やってきました8合目☆ 8合目最初の山小屋は太子館です。 なんたって3000メートルだよ!?なめちゃいけないよ!? 今ごろ先行った組は、とっくに宿に着いてるんだろうか。 (あとで気づいたのだけど、元祖室一番乗りのT田から到着を知らせるメールが 届いていた。時間は15:45。はや過ぎるよ〜。) ふと上空に目をやると、白雲荘のやや上に小さく「元祖室」とあるのが見えた。 |
| ●今日の宿 |
| 元祖室(がんそむろ、と読む)にようやく到着した。 夕方6時を過ぎていたと思う。 若者にしては異例の遅さらしい(大爆笑)。 先に来ていた3人はすっかりくつろぎモードでなんだか妬けちゃうわ。 元祖室の主人は、世界中で彼しかかぶっていないような気さえするハンチング帽をかぶり、 しかもとんねるずのノリさんに似ている。 なんだ?お笑い小屋ですかここは。 いやいや。 あらためて、二人来られなくなって全部で10人になったことを告げる。 すぐにお勘定。あんまりフレンドリーな人ではないらしい、見かけと違って。 この小屋の前は、登山道イチ広いんじゃないかな。 今は空一面雲だらけだけど、夜には星が見えるだろうか。見たいな。 夕食は7時と告げられる。それまでしばし休憩。 囲炉裏があって嬉しい。 この囲炉裏、焼印を熱するのも兼ねていて、入口をはいってすぐのところにある。 そこで暖まりながら、ゆったりする。 囲炉裏のある居間から階段を上った奥がベッドになっている。 つくりは2段で、基本的には若者が上の段。 私たち10人は上の段のベッドを半分くらい占領できた。 天気が悪いせいで宿泊客が少なくてうれしい。 本当に混み合う時期(お盆の土日とか)には、ギュウギュウで、ふとんも二人で一枚、 頭と足交互の状態で休まなくてはならないらしい。 すいてて、良かった。 |
ちょっと足りないかな。 |
| 晩ご飯は、やっぱりカレーライス。男性諸君は絶対これでは足りないと思う。 でもありがたくいただく。 今日いちにちお疲れさまでした★ 多分レトルトなんだろうけど、タマネギがシャリってする。 あんまりおいしいもんじゃないな。あ、福神漬まぁまぁだったかな。 案の定、男のコたちはラーメンやら何やら頼んでいる。 私たちの隣では、よぼよぼのおじいさんと若い女の人がやってきた。 K尾と2人して話しかける。 もう90歳を超えていて、岡山から毎年登りにくるらしい。 高齢者の登山者には、その登山回数によって大関やら関脇やらランクづけがあるらしく、 それが楽しみで毎年きてしまうらしい。 いやはや元気だ。 私たちの目の前でカレーとうどんをぺろっとたいらげてしまった。 話は面白かったけど、長くてだんだんしんどいなと思ってK尾を見やると、 K尾もK尾で完全に生返事。 私は結局そのあとすぐ、2人を後にして囲炉裏の側にいたSのところへ行ってしまった。 そのことであとからOとIにさんざん言われる。 「K尾は聞いてなかったし、Yは逃げたよね。」 あー、全くその通りです。男のコって案外見てないようで見てるんだね。恐いわ(笑)。 |
| ●夜中に…1 |
| いったんは横になろうとしたのだけど、目が冴えてしまってだめだ。 そういえば山頂から出そうと思って持ってきたハガキをまだ全部書いていないことを 思い出して、もそもそフトンから出る。 宿泊客の多くはもう休みはじめていたけど、男のコたちはさっき夕飯を食べたところで まだ話に花を咲かせていた。こりゃボーイズ★ナイトやな。 その横でハガキを書く。 家に電話を入れてみるものの、電波が悪くてかからない。メールにした。 (一貫してドコモは最強だったのだけど、それでも天気が悪かったりすると つながらなくなってしまう。) まだ8時過ぎだけど、ハガキも書き終わったし、ここで休んでおかないと 朝ツラいと思ったので、再び寝室に戻る。 はー、明日は2時起きだぁ。 そろそろ天井にアタマをぶつけないで済むコツをつかんでくる。 フトンは、まぁ仕方ないのだろうけど、ジメジメしている。 今日はすいているとはいえ、これだけのスペースに人がごろごろしているのだから、 空気が悪い。 それでも目を閉じて力を抜くと、じょじょに体がぽかぽかして 疲れが抜けていくのが分かった。 隣のK尾がやたらくっついてくるなぁ。。むにゃむにゃ。 すうっと眠りに落ちては息苦しくて目覚める。 そのくりかえしだった気がする。 途中Sが外へ出ていったので、トイレかなーと思いながらうとうとしていると、 女のコの「S遅くない?」の声に目が覚めた。 そういえば、あれから結構時間がたっている。 気になるので様子を見に行くと、 Sは囲炉裏端でほかの登山客と談笑していた。 ひとあんしん。 N美たちに、大丈夫そうだよと伝えて、Sと囲炉裏端で話す。 なんでも、Sは横になってから具合が悪くなってしまったらしい。 「あそこにいると気分が悪くなる。」そうだ。 高山病は体を動かしているときよりも、休んだときのほうが出やすいと言うし、 何より、寝室は空気悪いよね。 ここにいれば楽みたいなので、しばらくここにいるよ、とのこと。 うん、そのほうがいいね。 さっきとはうってかわって、居間には人気がない。 奥の方で、ロンブー赤がひとり晩ご飯を食べていた。 さっきより随分キリッとしてて、はじめは誰か分からなかった。 Sによると、夜遅くに登山客の荷物をたくさん担いで帰ってきたらしい。 山男ってカッコいいー、とあらためて思う。 Sとぽつぽつ話して、(囲炉裏っていいなぁ。将来ダンナと倦怠期に入ったら 買おうかなぁ。)私はやっぱり先に休むことにする。 Sから、Zも体調よくないらしいと聞いていたので、帰る途中に寝顔を見にいく。 すやすや寝てるじゃん。安心して自分のフトンにもぐりこむ。 |