いきさつ

交通事故で記憶喪失になった、という設定で 眼を覚ますと、 ヘンな、15才くらいの小娘が 「気がついたのね、セバスチャン!」と僕に言った。 「あなたは誰ですか?」と僕は、うつろな様子で言ってみた。 「ああ、なんということでしょう! わたしが誰だか分からないの?  ああ、神様……。ああ、どうかセバスチャンを、どうかどうか……」 と小娘は言った。 そして僕は、お城に連れていかれた。

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