「はたちになったら禁酒禁煙」- 25 Apr
”あと5年で はたち
はたちになったら禁酒禁煙”
と言ったら教師にこずかれた
”おまえ それは
はたちになるまで禁酒禁煙
のまちがいだろうが”
しかし自分はいたって真剣に言ったのだ
”酒もタバコも体に悪いことは知ってます
それは社会にも悪影響をおよぼします
そーいう悪いことは社会を担う義務を負う歳になったら
責任をもってやめるべきだと思うのです”
教師はあぜんとして自分を見続けた
あまりにかわいいから
ポケットに手をつっこみながら
”冗談ですよ”
と笑ってみせた。
「人間らしくないね」
人間じゃないものになりたかったころ
そう言われるのはうれしかったし
その言葉を待っていた
「人間らしくないね」
人間じゃなくなったころ
そう言われるのはこわかったし
なるべくわからないようにしてた
「人間らしくないね」
人間だと信じ切ってる時に
そう言われてびっくりして
苦い過去に片足つっこんでしまった
「人間らしくないね」
どういうつもりで そう言ったの
不思議なものをみつけて
よろこんでるだけ?
でもほら 私なんて
こんなこと分析してる
夢のないただの人間だよ
優しいね
泣きたくなるほど。
涙をみせたら
きっともっと優しくしてくれるだろうね。
だけどわからない
あなたの心なんて。
遊びなのか本気なのか。
淋しくなるのは いやだから
自然に臆病になる。
あなたは大人
こっちは17(ガキ)で。
傷つくのは いやだから
どうしたって考えてしまう。
でも結局わからない
あなたなんて。
そしてあいかわらず優しいんだ。
信じることが愛だよ
今はその言葉 つらい。
闇の中の喫茶店
ひよわな窓には
冷たいガラス
ほてるほおをあてて雨音をきく
つたって落ちる水滴が
銀色に世界を映す
車のエンジン
細く輝くネオンサイン
淡い光の影にさそわれて外へ
夜の雨はすてき
街中にきらめく糸のイルミネーション
ワイパーにぬぐわれる
かなえきれなかった人の夢は
アスファルトにはねかえって歌いだす
不思議な光
甘い調べ
空いっぱいのレザリアム
ちりばめられた光をグラスに集め
はじけるシャンパンで踊る世界に乾杯!
銀の糸の間ぬって step step
ざわめく人ごみが 夜にとけていく
電話ボックスにもたれ
ミラーボールの雨うけたまま
流れる時に身を委ねよう
深まる青い闇
静かにまぶた閉ざせば
街のため息 聞こえる
このまま ずっと 夢をさがして……
ライトがつくる影
それは赤い だけど私
それは青い だけど私
どれも真実 すべて私
私が黒を好きなのは全ての色を含むから
私が白を好きなのは全ての光がまざってるから
すべて真実 どれも私
人は影の1つを見て私だと思う
10人の目 10の影
100人の目 100の影
そしてそれが私からのびる 影の一つだなどとはうたがいもしない
どれも真実 すべて私だけれど
影だけでは動かないし話しかけても聞こえにくいよ
誰もが立っている降りられない舞台
影のない人なんかいるわけない
その1つだけを信じちゃいけない
それでは あまりにも つまらない
すべて真実 どれもその人のものであることに
違いないんだから。
君をみつめていると
胸がときめいて
がらにもなく感動したりして
別に君はこっちを向きはしないけど
側にいるだけでうれしいものだから
君がいつもいる
図書館にかよったりする
人のざわめきが沈殿する夜
屋根に登って君のこと-----
ほとんどたあいもないこまごましたことを
静かな空に浮かべてみる
風に命を感じたり
月の光が淋しかったり
喜びも悲しみもとびっきりみずみずしいよ
まるで詩人の気分だね
これはもう恋だ
君に恋してる
自分をつつんでくれる
はてしない深さをもった
宇宙っていう君にね-----。
青いキャンパスノート
罫線なんか全くおかまいなし
ななめに字がならんでた
「無地のノート使えばいいのに」
と言ったら
「定められたものに立ちむかうのがぼくの生き方だ」
と人生観が返ってきた
別にノートなんか自分が読めりゃいいんだから
どう書こうと個人の勝手だけど
まさか全てにその人生観 適応させようとしないだろうね
ビルからはみ出せば下に落ちるし
道路 斜めに歩いたら
車とのけんかに勝ち目なしよ
ノートに生き方がばりばりと出てしまう人ってのは
たいてい不器用だから
少々心配になったりして。
”無地のノートでのびのびと”
という生き方も見えればいいのにね。
私のかげに
あなたを追って
だけどやっぱり
私は単なる漸近線
永久に交わることのない
悲しいLine
ひきさかれ
あかく染まりし我が心を
おおいつつめよ天より降る羽
優しさに
あらぬ別れをこわがりて
人を愛せぬ我が身うらめし
宇宙は
楽なことして
だらけていたいのだね
ぐしゃぐしゃになりたいんだ 何もかも
人間はじゃあ どうしたらいい?
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