17歳。
受験には関係ありませんでしたがポルトガル語を覚えました。



「Fire Startar (ぼくは空で見ているから)」 - July

風が君の髪をゆらして光がおどる
ぼくはただみとれて
ふりむく君の涙で わずらわしい明日も消えた

君の瞳がぼくをみすえて炎が走る
ぼくのこの愛は生きていては通じないだろう
気が遠くなるほどの想い

そうさeye in the sky
みあげる空はいつも大きく
ぼくらをつつみこんでいる
だからやさしくほほえんで
いつまでも 君だけは

哀しい心で君は歩き続けるんだね
君とぼくはここで一緒に笑いあうことはない
おだやかな日々は燃えつきた

そうさ"I" in the sky
みあげる空でいつも
大きくぼくが見ていてあげよう
だからまっすぐにほほえんで
いつまでも 君だけは

そうさeye in the sky
空をみあげて
いつも大きな未来に向かっていって
そして負けないでほほえんで
いつまでも 君だけは……

スティーブン・キング作「ファイア・スターター」の
イメージです。アラン・パーソンズ・プロジェクトの
「アイ・イン・ザ・スカイ」きいてみて




「羽のつもる夜」 - 20 July

きのうの青空はどこへ消えたのか
窓の外 いつまでもやまない
重い雲から雪が降る
傷ついた心をいやすかのように
はねの包帯が世界を覆うよ
静かな眠りさそっている

ひとみ閉じれば広がる街こえて
かすかに息づかい きこえるけれど
のばした手にふれるものは
ただとけてく あわい夢

流れゆく沈黙の夜に北風がふきぬける
優しい言葉などいらない
ぬくもりが ほしいだけ

めざめるその時に強くなれるように
白い闇に抱かれて眠りたい
祈りの波に雪が舞う

浜田省吾の「片思い」きいて



「もっと力を」 - 8 Aug

秩序 秩序
はめこまれるのはいやだ
試験合格のための勉強法は決まっている
決められた数の大学の席
決められた単位を取得し
決められた資格をとる
聖なる合理化は社会に多くの物理的利益をもたらした
専門性 従順さ 正確さを求められ
人間は歯車になってしまった
部品になるために磨きをかけられているのか
学ぶほど きらめきが そぎおとされていくのか
ただ鋭いだけのコピー人間をつくってどうするんだ
それで本当の人類の繁栄があるのなら何も思わない
今や我が身も社会秩序にプレスされようとしている
そしてたち向かう術を知らず ただ叫ぶよりない
はめこまれるのはいやだ
せめて思うしかない
はめこまれたままでいるものか!



「8月15日 横須賀に」 - 11 Aug

おまえは私たちの心をかたくするために
海を巡ってやってくる
はるかな旅のあとにあるものは
愛であってほしい
安らぎであってほしい
だけど人々は決して ほほえんではくれない
氷の視線の中ふるえてるようこその声
”おまえの国の人”なんていう意識が
突然 伝染する
どうしてこんな日に----------
二度と憎みあうもんかと思う日に
おまえは来なければいけなかったの
なぜ誰もが仲良しでいたいのに
傷口をひらく苦い思いに街が満たされるの
おまえが腹の中にのみ込んでいるものが
すべてを不自然にするんだ
おまえだって夢をはこびたいだろう
のどかに波にゆられたいだろう
早く出ていけ なんて言われたくないさ
おまえが悪いんじゃない
もたついている私たちのせいだ
おまえの呪縛をとくために
世界にからみつくいばらをたち切るために
一刻も早く強く
立ち上がるんだ
おまえとその仲間も絶対幸せにしてあげるからね
8月15日横須賀に
私たちへの挑戦状がやってくる



「葉っぱが緑なのは光合成に効果的な光が緑色じゃないからだ」 -19 Sept

数学なんかして何になるんだよ
生きていくのに積分なんか関係ないやい
と思うこともあるけど
人間として生きていく以上
わかりたい!知りたい!つきとめたい!
という気持ちは おさえようもない
それがなくなってしまったら
精神的に死んでるのさ。



「少年」 - 28 Sept

君はあいかわらず
とてつもない夢ばっかり追って
思い通りにならないといっては怒っている。
正義が勝たないときげんが悪いし
常識が真理でないことにも腹を立てる。
疲れもしないで
波のように
あらゆる出来事に正面からぶつかろうとする。
人は君を子供というが
ずるい大人になるよりは
自分の心を大切にしたいさ。
君は生涯夢を追い続けるのだろうか?
混濁の社会への反抗の旗印として
君の生きていくことを。



「あいつが死んだ」 - 2 Oct

風のたよりとは よくいったもんだ
彼は死んだのだと
ただ ことば通りのことを伝えた誰かが
素通りしていく
幾億の死と
幾億の誕生
何事もなかったように時は流れる
それでいい
あたりまえなんだから
宇宙にたてついても しようがないもんね。



「常識?」- 1 Nov

常識?それが何だ
正しいことが否まれるのが常識
多数派が常識
何が真実?
人の価値なんかで
自分の位置を決めつけられるのはいやだ
私は私
私の私
それで ぶつかりあうのは
他人のせいではない
でも私が悪いとも言い切れないでしょう?
他人に こびへつらわないのが悪だなんて。



「The Girl in Sapporo」 - 5 Dec

わずらわしい世間をのがれて
少女はさっぽろにいた。
たった一人
生活を
はるか海のむこうにおきざりにして。
誰も彼女を知らない。
彼女も誰も知らない。
さっぽろは
透明な広い空間に少女を浮かべた。
どこまでも澄んだ夏の夜。
何もかも新しい15の少女。
お酒なんかなくても
薬なんかなくても
あふれてくる正直なうた。
きっと
めざめるのは7時の鐘の音で。
さっぽろは
優しいふるさとのように少女をだいてくれた。



「前進!」 - 5 Dec

よいことをしないのは悪いこと
挑戦をしないのは逃げてること
成長しないのは老いてること
生きているからには止まれない。
流されることも
おちこむことも
一息つきたいことも
たしかにあるが そうしてばかりも いられない。
たたかいはすでに始まっている。
きのうできなかったから今日は絶対やってやる。
さっきはうまくいったから今度はもっと想いを込めて。
”今やるんだ”と今思わなければ
その今はいったい いつ来るんだろう?
はりたおされても
ふみつけられても
心はいつも Strong
嵐がこようが
やりがふろうが
気持ちはいつも High-position
そうして人生を堂々と進んでくんだ。

某紙に掲載されましたがオリジナルはこれ



「つぶやきII」- 14 Dec

隠しすぎて
退化してしまった
能あるたかの つめ



「おれがおれであるうちに」 - 15 Jan

ひとりきりの夜はきれいだよ
冬の空は冷たく深い
誰の手も届かない
怖いものなど何もない
朝は来ない
もう見ない
おれはここで朽ちるんだ
おれがおれであるうちに
未来を夢みていられるうちに



「されど我は咲くなり」 - 26 Jan

見ていたければ そうすればいいさ
わざわざ隠れるつもりなんかない
見たくないなら 知らないままでいい
それでもおれはここにいる
光 抱いた 白い翼で どこへでも飛んでいくんだ
みあげる大空 輝く星に誓ったでっかい夢 今も燃えてる

笑うんだったら おもいきり笑う
自分にうそをつくつもりなんかない
泣けるんならば 泣くのもいいさ
明日まで痛みひきずるよりも
嵐や闇がなんだっていうんだ ふきとばされるのはそっちの方さ
はるかな地平 まだ暗い世界がおれを呼ぶ声 今も聞こえる

おれが決めた道 走っているんだ
たとえ死んでも悔いはない

某紙に掲載されましたがオリジナルはこれ



「11:30AMの別離宣言」 - 26 Jan

(ちなみにこの日は共通一次初日
私は理系受験生です)

しばらくおわかれ
少しだけ
あなたのことは好きだけど
このままいたらだめになりそう
おこらないで
私だってつらい
忘れたりできない
きっと離れられない
だから少し大人になるまでまっていて
春になるころ会えればいいね
それまで さよなら
私の愛する国語さん。



「選択」 - 24 Feb

無表情な書類が届くたび 君はギターをしまうケースを整える
うたじゃ めし食えないもんな
そんなこと言うなよ って思ったけど これからの道に楽器は重いだけ
無理強いはできない 君の選んだことだしね
それに そう言ったっきり黙ってしまった君こそ一番つらいんだ
いつまで夢みてる 夢じゃ生きていけないぞ と責められて
そこのピアノもカバーがかかり 飾りになってしまうんだろうか
原稿用紙は風に舞い
絵の具のふたは こびりつき
フラスコは学校に戻し
シナリオはうずくまり
ストロボは眠り続け
スポットライトは闇ばかり追う
どれだけの可能性がどこで息をひそめてるかわからないのに
何でこんなにも早く すべてを切り捨てろと言うんだ
やってないことも やりたいことも まだまだあるのに
一つのものだけに情熱を傾けなきゃいけないのはなぜだ
趣味なんてちゃちなくさりでつなぎとめておわらせたくない
声にならない叫びをこらえ君のこぶしがふるえる
だけど社会が多才を嫌うことも 社会に嫌われては生きにくいことも知ってるから
少しずつ あきらめていける大人に 近づくのはいやだと言いつつも
君は また 冷たい書類にサインをする



「制服」

居並ぶ甘い混沌色の中で
ときおり光る白さは牙
曲がることも
折れることも
染まることも
忌み嫌う両刃の剣
まぶしさは痛み
反抗というあいさつ
従順という拒絶
将来は脅し
拘束は隠れ蓑
炎の血を閉じ込め
ひそかに時を待つ
居並ぶ甘い混沌色の中で
ときおり光る白さは牙



「伝えたいこと」 - 31 March

春の風が窓をたたいて呼んでいるの
まだ知らない世界へ旅立とうよ と
陽だまりの中でぬくぬくと生きていくのはたやすいけど
あなたと歩んだこと覚えてるから
私は嵐の中でも進んでみせる
めんとむかって言えなかった
伝えたい言葉は「ありがとう」

夕焼けに時がとけていくの
かかえきれない思い出 つつみこんで
こんな小さな地球の上 生きていればいつか会えるでしょう
あなたの心の岸辺にも
私はいつでも立てると信じてる
ざわめきに流されて届かなかった
伝えたい言葉は「ありがとう」



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