環境倫理 第1回レポート課題
環境学研究科340101300 滝川 彰人
1.(a)水資源の枯渇とはどういう問題か。(800字)
現在の人類の水使用量は50年前に比べて3倍に増えた。特に大きく増えたのは農業用水であり、これは人口の増加による、穀物生産の増加が原因である。水資源とは、資源の資源であり、必要不可欠な循環性資源である。それが現在では、内陸河川や地盤沈下、海水の塩化などで危機に面している。この問題に関しては、水の使用の抑制以外にありえない。ダムをつくったとしても、水を取られた側の生態系の荒廃は避けられないし、ダムをつくるのにまた莫大なエネルギーや資源を使わなければならなく、環境への負荷が大きい。よって科学技術でどうにかなるという考え方が間違っていて、不可能を知るのも科学であり、それを認め、逆算することにより、その要請そのものが不条理であると結論づけることが大切である。
328字
(b)上の主張を批判的に検討する。(800字)
たしかに水資源の枯渇を防ぐには、水の資源の抑制が必要であると考えるが、もう少し科学の可能性を信じてもいいのではないか。これは、無責任な意見ではあるが、たとえば、ダムをつくるにしても将来的には、エネルギーを太陽や風力、水力から得たりすることができる。科学と希望は別物かもしれないが、希望がなければ科学は発展しないと思うし、今の科学がこの世界の仕組みのすべてだとしたら、希望はなくなってしまう。将来はおそらく太陽エネルギー設備が充実し、ダムや海水の蒸留もクリーンに行われると思われる。
240字
2.(a)(合計1000字)水俣病は世界で最初の環境汚染による有機水銀中毒であり、チッソ株式会社が原因企業とされている。そこで生産したオクタノールのために、その原料であるアセトアルデヒドをフル回転で生産した。それは無機水銀である硫酸水銀を触媒とする化学反応だったが、その反応の過程で有機水銀と化したものを含む多量の廃水が排出され、それが水俣湾と不知火海を汚染したのである。主な原因は企業の他者への無危害の義務の無視である。
(b)人間中心主義的には公害とは人的な被害と加害が明瞭でなければならない。だが喋ることができるのは人間だけであり、他の生物は訴えてはこない。よって解決するには企業に損害が出るとしても、原因となる廃水の排出を止め、内で処理する設備を整え、生産を続ける方向に進む。(c)有感主義や生命中心主義の観点から考えると、少しの毒性により、花を枯れさせ、小動物を殺してしまうかもしれないような事があってはいけないので、廃水の原因であるオクタノールの生産自体を停止し、いっさいの毒物も出さない環境にする。そのことによって人間の生活向上が遅れてもしかたがない。
尚、極端に字数が少ない(ロージー)レポートは減点の対象とする。
462字
「終わった・・・。」