二本チン勃

      第一部  暴欲の悪戯

-第一回-


「いやよいやよも好きのうちとはよくいったもんだなあ。え?」
舟雄が低い声でささやくと佐知子はヘソ下三寸に熱い潤いを感じずにはいられなかった。
「もうぐちょぐちょになってるってえのはどういうことなんだ、おい?」
まだ体に触れられてすらいないのに、舟雄の男根が発する松ヤニのような強烈なにおいだけで、佐知子はめまいを覚えた。
「やりたくなれば濡れるんだろ?」
仁王立ちした舟雄に佐知子の髪の毛を鷲づかみにされ、強引に口の中に熱いものを押し込まれると、佐知子はもはや密壷からこんこんとわき出てくる熱いなにかを、どうすることも出来なくなっていた。恥ずかしいと思う心と、欲しくてたまらないという卑猥な願望との狭間で佐知子の心は葛藤に揺れていた。
「おいしい」
無意識のうちに、佐知子はそう口走らずにはいられなかった。それほどまでに舟雄の男根は佐知子を凌駕しつつあった。茂のことなどもはや頭にはなかった。佐知子の頭の上で舟雄の荒い息づかいを感じていた。
「おまえのこんなにもはれんちな姿を茂にも見せてやりたいよ。なぁ、おい。」
そんな言葉はもう佐知子の耳には届かなかった。
「わはひのもいじっへ」
頬張る口で佐知子は必死に嘆願した。
「何して欲しいんだ?そのイヤラシイくちでどこになにが欲しいのかきちんとお願いしてみろ!」
「わたしの・・・に・・・をください。」
「もっと大きな声で言ってみろ!」
遠のく意識の中で、舟雄の高笑いが聞こえてきた。
「あひぃーッ!!」
喜びと屈辱のあいだで、佐知子はすでに白目を剥いていた。

ーつづくー


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