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「チーズはどこへ消えた?」が、いまだにたくさん売れ続けているらしい。ちょっと前に聞いた話しだと80万部も出ているそうだが、bk1のランキングによると今も4位に入っている。まだ勢いは衰えないようだ。(後でわかった事だがもう240万部まで行っているらしい) 僕はベストセラーをほとんど読まない。理由は読書人としてのプライド、とでも言うべきものか。自分の読む本は、売上ランキングに決めてもらうのではなく、自分で選びたい。実際のところ、今、本当の意味での読書をする人は少ないと思う。簡単に言ってしまえば、普段読書しない人が買うからベストセラーになるんであって、そういう本を読む価値があるのかどうかは非常に疑わしい。(もちろんその売上の中には読書人が買った分も含まれるだろうが) ただ今回の「チーズ」に関しては、あまりにも異常に売れすぎているため、気になって3月頃に内容をざっとナナメ読みしてみた事がある。 結果、萎えた。驚くほど。 基本的に寓話形式をとって書かれているんだが、その解説がびっくりするくらい懇切丁寧。微に入り細をうがつといった感じで、日本語を勉強している外国人向けサブテキストとしても使えそうだ。しかし今の人は、簡単な「例えばなし」も読解できないようになってるのか・・・? 肝心の寓話にしてもひどい出来で、イソップ寓話を「カルピスの原液」だとすれば、「チーズ」の方は「貧乏な家がお中元にカルピスをもらったんだけど、もったいなくて極限にまで薄めちゃった結果、カルピスの色が付いてるだけの水道水」みたいなもんで、ただでさえぺらぺらの本書だから、言いたい事だけキッチリ再編してみると半分くらいのページ数になるんではないか? しかも本書の主張している内容がこれまたひどい。言うなれば「帰ってきたモーレツ社員」、「80年代よもう1度」。 司馬遼太郎の「竜馬がゆく」「坂の上の雲」を読んで、自分はできるリーダーだと勘違いしてる経営者連御用達。 入社後の研修でこれを読まされた新入社員諸君も多いのでは? お気の毒様です。過労死させられないよう気をつけてくださいね。 勘のいい人ならお気づきでしょうが、本書に使われているいくつかのキーワードを経済用語から宗教・哲学用語にリライトすれば、容易にカルト教団向け洗脳テキストになりますよね、これ。 もし本書を他人に勧めようとしている人がいたらどうか思いとどまってほしい。 それはつまり、 「あなたはアホだからこれを読みなさい。読めば私みたいに素晴らしい人間になれます」 と言っているに等しいのだから。 (先々週、本屋に立ち寄った際、この本の隣りに、まるっきり装丁がそっくりな「バターはどこへ溶けた?」と書かれた本が置いてあるのを目撃した。 なんでもありかよ・・・。) |
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2001年05月09日 19時05分21秒
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退院してからしばらくの間、自宅療養をしていたせいで、オンライン書店にずいぶんと世話になった。そこで、その間に得た情報や使用感などをまとめてみることにした。使いやすいオンライン書店はここだ!というコーナーだ。ミシュラン方式のように採点もしようかと思ったが、今回はやめておいて、感想だけ。 一説によると、一般書店でのクレームのナンバーワンは注文が原因だそうだ。にもかかわらず、注文本の売上は総売上の5%に満たないという。そんなわけで、最近とくに小さめの書店では客注を断ることも多いという。 オンライン書店はけっきょくその注文本のみのニッチ産業なのかもしれない。国内の書籍の総売上の5%はだいたい500億円だそうなので、それに対して、オンライン書店は店舗数が多すぎると思う。これから過当競争の時代だろう。あるいは、その500億円市場を突破する、劇的なオンライン書店が現れるのかもしれない。 |
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2000年10月31日 15時55分26秒
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| 以前から僕が勝手に推していた作家「町田康」が、「きれぎれ」という作品で文芸春秋の「芥川龍之介賞」を獲りまして、それ自体は喜んでいるのですが、ネットで彼のことをはじめて調べてみて、わかったんですが、オフィシャルサイトを持っています。最近はオフィシャルがあるのが流れですが、ぜんぜんイメージになかったのでちょっとガクリ。しかも本人出演の唐揚げ粉のCMまで見つけてしまい、輪をかけてウギャア! |
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2000年07月16日 00時57分17秒
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さて、来る7月6日、立教大池袋キャンパスで筑紫”便所の落書き”哲也が、講演会を行う事になった。 演題は「このくにの素顔」。「この国」と書かず、「このくに」とひらがなで表記するあたり、あざといな。 まあなにをやる気なのかわからないけど、ネットを使いこなしている木村太郎に比べて、この人が朽ちる速度は速いな。 |
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2000年06月20日 00時34分41秒
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村上龍と筑紫哲也のインターネット対談が行われたそうですが、非常に凡々としたまま終わってしまったようです。 そもそも筑紫哲也という人はネット嫌いで有名で、なんでも以前ニフティサーブをちょこっと体験してみたところ、他のユーザからまったく相手にされなかった経験があるらしく、それでパソ通嫌いになったみたいです。それを知ってて筑紫氏をブッキングしたとしたら相当冒険だね。っていうか、筑紫哲也も受けなきゃいいのに。そんな依頼。 なんにしても、僕にとってはこっちの対談の方が面白いです。 |
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2000年06月08日 00時00分24秒
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春眠不覚暁 春眠 暁(あかつき)を覚えず 処処聞啼鳥 処処 啼鳥(ていちょう)を聞く 夜来風雨声 夜来(やらい) 風雨の声(こえ) 花落知多少 花 落つること 知る多少 |
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2000年04月02日 23時19分18秒
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Bookparkからこんなメールが届いた。 > 「共生虫」ご購入のお客様へ > > 先ほどおくらせていただきました訂正のメールの宛先に > アドレスを列挙するという過ちを犯しました。 > ご購入者の皆様に大変なご迷惑をおかけましたこと > 深くお詫び申し上げます。 > 今後、お客様の情報をお預かりするものとして > このような事態を2度と起こすことがないよう、 > 個人情報の管理について厳重なチェックを > 行うことをお約束いたします。 > > この度のこと、誠に申し訳ございませんでした。 > > 今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 で、問題のメールのヘッダ情報を見てみると、あるわあるわ。いわゆるCCメールとして送られてしまったようで、メアドが丸裸だ。僕のように自分のサイトを持っていてメアドも露出しているならともかく、私用でしかメールを利用しない人にはいい迷惑だろう。 しかも、今回、注文にはクレジットカードを使っているので、こんないいかげんなセキュリティ意識しかない会社に、カード番号を教えてしまった事になる。嗚呼、もう! それからもうひとつ。 肝心の本そのものに、誤字脱字、落丁が目立つようで、それを修正した改訂版との交換を行っているようだ。今日、その交換に利用するためのクロネコの着払い便用一式が送られてきた。 まだ途中までしか読んでいないので、どれくらいの程度なのかはわからないが、返本を認めるくらいだからひどいのだろう。 だが、(これは予想だが)返本するユーザはほとんどいないと思っている。なぜなら、この本、1000部限定だが、一般の書店でも3月20日に発売される。つまり、校正後の本を手に入れたければ、もう少し待てばいいわけだ。しかし1000部限定で、誤字脱字だらけのネット販売第1号の「共生虫」はこれだけだ。しかもシリアルナンバーまで入っている。こんなレア物を限定好きの日本人が見逃すわけがない。むろん僕も返本しないつもりだ。そのうちヤフー・オークションでもこの本が出回るのではないだろうか? PS ちなみに僕の本の番号は「0101」だった。 デジタル出版にふさわしいイカした番号だ。 |
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2000年03月14日 00時19分27秒
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「共生虫」が今日、送られてきました。昨日確認した時には、まだ印刷製本が終わっていないとのことだったので、ちょっとびっくりしました。 この本の値段は¥3000で、送料も¥500かかるので通常版「共生虫」の¥1500よりも、¥2000も高価いわけです。そういうわけで購入するのにも多少勇気が要りました。1冊の本に¥3000も費やすのはかなり久しぶりです。でも、購入者特典として、特別ホームページにアクセスできる権(ようするにIDとパスワード)がついていました。なおかつ、通常版にはない手書きコンテンツや、1000部限定という事、シリアルナンバーの印字など、付加価値を持たせる工夫はしてあります。 とりあえず、最終的な評価は、読んでから、ですね。 |
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2000年03月09日 00時12分37秒
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村上龍が最新長編作、「共生虫」をネットでセルフパブリッシングで先行限定販売しています。 新しいもの好きの僕としては、これを見逃すわけにはいかず、発売日(3/1)にさっそく注文しました。ちなみにネット限定ではないので、普通の本屋さんでも発売されますね。3/20に。 とりあえず、ここでハッキリさせておきたいんですが、僕は村上龍の熱烈なファンではないです。実は彼の長編小説を買うのは、これがはじめてなのです。サッカーがテーマのエッセイ「フィジカル・インテンシティ」などは読んでいるので、サッカー・フリークとしての彼の姿しか知りません。 一応、本は3/9あたりに届く予定なので読後感などはそのころ書きたいと思います。 で、セルフパブリッシングが何かわからない人のためにちょっと書いておくと、要はインターネットによるオンデマンド受注生産の事で、ユーザから注文、入金後に、印刷、発送するので、在庫を持たずに済むシステムです。で、村上龍の場合は、ユーザが自分の読みたい短編作品だけをチョイスして注文するので、いわゆる、"世界に1冊だけの"短編集になりますね。今のところ、過去の長編作品は準備中との事で、「共生虫」が長編第1弾ということになります。 個人的な感想を言えば、流行作家にこれをやられると、本屋さん的にはツライんじゃないかな、と思います。このオンデマンドのページは富士ゼロックスがやっています。で受注生産後ユーザの手元に直接配達されるので、つまり出版社と小売には1円も入ってこない。プレステ2の予約でもあった、「小売とばし」です。この流れのまま進んでいくと、冗談抜きで倒産するとことか、出てきそうだなぁ。 インターネットでビジネスをする人もいれば、インターネットが原因で失業してしまうかもしれない人も出る、なんてなんとも言いがたい世の中になったなぁ・・。 |
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2000年03月04日 12時29分45秒
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今年の流行語大賞は「リベンジ」「雑草魂」「ブッチホン」に決まった(”大賞”なのに3つも選ぶなよ!)。 僕の勝手な予想では、「定説」が末足鋭く抜け出したところを「最高ですかー!?」が凄まじいマクリをみせて、激しいデットヒート、両者ほぼ同時にゴール板を抜けて写真判定、と思っていたのだが、ぜんぜん予想外の結果でちょっと拍子抜けだ。 まあ、百歩譲って「リベンジ」は良しとしよう。実際、よく聞いたしな。「雑草魂」はないんじゃないか?単語として知ってはいたが使ってるの聞いたことないぞ。それに「ブッチホン」ってなんだ!?はじめて聞いたぞ。最初、「あれ?なんでデビューしたての”プッチモニ”がノミネートされてんの?」って思ったじゃないか、バカ! しかも受賞者の小渕は受賞時のあいさつで「人口に膾炙し」なんて言って、去年「ボキャ貧」と言われたことを相当根に持っている様子。この際だから言っておくが、難しそうな単語を使うのがボキャブラリが豊富なのだと勘違いしていないか?本当にボキャブラリが豊富な人は相手に合わせてちゃんと言葉を選ぶものだ。「人口に膾炙し」なんて理解できない人の方が多いんだから(それも情けない話だが)、普通に「よく耳にする」ぐらいにしとけ!それと、ブッチホンはぜんぜん”人口に膾炙して”ないぞ! 「ブッチホン」といい、去年の「変人・軍人・凡人」といい、主催の「現代用語の基礎知識(自由国民社)」は、政界(主に自民党)におもねり過ぎだぞお前ら! それと、毎年毎年、野球関係からばかり選ぶのはやめろ!まるで日本には野球以外の文化がないみたいじゃないか! |
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1999年12月03日 23時46分22秒
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っていうか、休刊していたのも知りませんでしたよ。「ガロ」 12月の10日に発売、で、それに先駆けて、新宿ロフトプラスワンにて11月5日に大復活祭が行われる模様。行ける人は行ってみては? |
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99年10月31日 23時51分57秒
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「ザクソンR&D社」から鯨卵をウチのホームページで公開させてほしい、という依頼がきた。そのホームページの名前は 「キャスファイル」 なんでも、ザクソン社の提唱する”カセットファイル形式”と言うものがあるそうで、これから広めていきたいのだが、その際のサンプルとして鯨卵をカセットファイル形式にして収めたいという。 むろん鯨卵、猫パンチ道場など関連のものはすべてリンクフリー、転載フリー(著作権表示をして、改変もしない場合に限って)をモットーとしているので、すぐに「ご利用下さい」と返事をさせていただいた。 「キャスファイル」ホームページから見ることができるが、カセットファイルプレイヤ、エディタが必要だそうだ。もちろん「キャスファイル」ページから無料でダウンロードできる。 機会があったら皆さんも利用してほしい。「コラム・エッセイ」のコーナーから飛べる。 (編注:2000年6月現在、「キャスファイル」のサイトは現存しません) |
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99年09月23日 02時38分41秒
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稲垣君ってば、1日から5日までお休み。俗にいう黄金週間で、5連休。そのうえ今日明日と働けば、またもや土日休みです。こんな状態ではやる気指数は急激に低下するばかりです。現在、やる気指数はは42ピコグラム。42ピコグラムといえば、所沢の・・・、止めとこ。 こんなやる気の無い休日は久しぶりですが、唯一やる気を出したのは本を買うこと。5月3、4日だけで計8000円は遣ったかな?こんなに大量に本を買い込むのはめったに無いことで、だいたいが僕は人の書いた本を読まない。で、この大量に買い込んだ本、一体どうしたかというと、1日であらかた読んでしまい、なんとなく損した気分です。残っているのは1冊。うぐ。で、このまま損した気分でいるのは嫌なので、以前買ったなりで積読になっているものも読み始めることに。折角だからこの日記内で僕がどんな本を読んだか触れるかもしれません。 |
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99年05月06日 23時28分22秒
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[CHOTTO NEWS 1999/04/28]に掲載してもらったおかげか、カウンタが20くらい回っている。多少読者も増えているだろうな。 ゴールデンウィーク中は少なくとも2日は鯨卵のために費やそうと考えているので、今晩とあと1,2日は原稿書きをしよう。 |
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99年04月28日 23時37分03秒
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