時代背景
■3次世界大戦終結
21世紀、新ソヴィエトによるユーラシア大戦争から端を発した第3次世界大戦は世界に圧倒的な破壊をもたらし、地形を変え、多くの国家を消したものの、北米合衆国、ヨーロッパ連邦、中国、太平洋アジア連邦等の連合により終結を迎えた。奇跡的に核は使われなかったが各国の影響は凄まじく国力が低下し経済は滞った。特に激戦地となったヨーロッパから中央ユーラシア方面、中央アジアから中東にかけての荒廃が目立つ。また先進諸国ほど国力の低下は激しく、直接戦争に参加しなかった第3国家群との国力差は大きく開いた。特に世界警察としてその軍事力を提供していた北米合衆国は大戦初期の3分の1まで軍事力、国力共に減少していた
■世界連邦政府
このような中で、従来の国家体制および国際連盟では大戦を回避できないと悟った連盟の関係者及び先進諸国を中心にした国々は、危機的状況を脱するため北米合衆国の主導のもと地球レベルでの連邦制による統一政府の樹立を画策した。崩壊した国際連盟の後をつぐ形で急遽設けられた国際統一議会により、世界連邦政府が樹立され世界統一平和という大儀名文を掲げた史上初の地球規模国家が誕生した。連邦議会と大統領制をとっているが、重要ポストは旧北米合衆国、旧ヨーロッパ連邦、旧太平洋アジア連邦などの国々の高官が占めたため、不平等な政治が行われることとなった。この結果、国家時代の国家群の国際的立場がそのまま貧富の差となっていった。
■地球解放機構政府
旧第3国家群の一部も例外ではなく、連邦政府を転覆させるだけの経済力を持ったこれらにも規制を加えていった。連邦政府の樹立に際して友好的に受け入れた第3国家群であったがこのような連邦政府の動きに対して、抗議運動が起こった。連邦政府は軽く受け止めていたが、やがてアフリカで暴動が起きると軍を派遣し力で答えた。これが人々の反発心に触れやがてアフリカ全土の州が旧アフリカ連合のもと地球解放機構政府を樹立させ、独立声明を発表した。連邦政府は直ちに軍を派遣したが、大規模な部隊は未だ編成途中でありさながら各国共同軍の様相をしていたため足並みがそろわず結果的に敗退することとなった。この時より膠着状態が始まる
■第4次世界大戦の勃発
アフリカ本土の州軍の殆どは地球解放機構政府の樹立と共に機構軍に編入されたため、機構政府は軍事力において、連邦政府の約3分の1を有していた。さらに急ピッチで兵器の建造を行い戦力差を埋めた。アフリカ本土の連邦軍はサハラ砂漠とエジプト州に大規模な部隊を展開していたが、ある夜奇襲を受け壊滅する。翌日解放機構政府により宣戦布告がなされ、ここに第4次世界大戦が勃発した。
HOME
用語
■連邦軍
3次大戦後の各国の残存兵力を集めて作られた軍隊。旧各国の軍隊を一度解体し再編成しているがその編成は進んでおらず、共同軍的傾向が見える。軍組織は旧北米合衆国を基本にしており、基本的な軍事能力は高い。なかでもヨーロッパに展開する部隊は大戦での激戦を戦い抜いた旧ヨーロッパ連邦軍が主体となっており最強を誇っている。また州ごとにも州軍があるがその戦力はまちまちである。
■DA
21世紀初頭、宇宙開発が進むと当時海洋開発用として開発されていた人型汎用作業機が月面基地作業用に転用された。もともと支援の少ない深海作業を1人で行えるよう開発されているため、同様の空間を形成する宇宙空間でもその能力は高かった。やがて、北米合衆国軍がこの能力に目をつけた。湾岸地域を中心に行われた戦争での地雷撤去作業などの支援兵器として運用を考えたのである。宇宙用にNASAが改良を勧めていた機体を軍のもとT.Sインダストリィー社が開発を行い、やがて基本型の機体が出来上がった。特殊空間用の部品を取りさらって軽量化されたそれは軍の要望を補って余る機体であったため「兵器」としての運用が考えられた。さらなる開発で戦闘兵器として転用開発された機体は軍の局地戦構想中の「地域条件への適応」「人員の少数化」に適合し1人で操縦・攻撃ができるとされるこの機体はMFDA(MANEUVER in FIGHITING DRIVING ARMER=機動戦闘推進装甲)と呼ばれ実際に第7次中東戦争では数個の部隊が展開され戦果をあげている。第3次世界大戦では主力戦車に変わり多くのDAが投入された。登場当時は兵士の間から「動く棺桶」とまで言われたが現在では戦場の主力となっている。通常単座式で全長10M程度の人型。
HOME