New ADVAN NEOVA AD07

〜My 1st impression〜

NEOVA1.JPG - 19,542BYTES
ご対面〜

2/8(Sat.)

タイヤを受け取る。ホイールは5.5J-14で本当は6Jにしたいところだが。
リム幅変わるとあからさまにグリップ変わるからねえ。
触れてみるとコンパウンドはやわらかいのだが、Sタイヤほどではない感じ。
逆にサイドウォールはやわらかくて、旧ネオバと同じような感じを受ける。
タイヤの重量も軽い。先週初めて見たときは余り気付かなかったが
トレッドのサイド面はDNAGPと同じで放熱用?とされている穴があけてあるのだが
DNAGPと違うのはサイドの形状が綺麗に横にまで回りこんでいて、DNAGPのように
磨耗させてやっとショルダー部もグリップを出し始めるのとは違い、
おそらく一発目から有効に横グリップを発揮するであろう、ということ。
サイドウォールが柔らかいこととあいまって、「タイヤを育て」なくてもいいのでは?と感じる。

--

2/9(Sun.)

お昼前に起きると、見事に晴れている。これは行かないといけないかな、
ということで、のそのそと起きだして車の準備をはじめる。

タイヤを交換してついでにオイルも交換し、荷物を積み込んで出発。
いつも思うが、新品のタイヤを装着するとステアリングが非常に軽い。
今は組んで間もないので2.5kg/cm^2以上、入れてもらっているからなおさら。
だが、つくばまでの道で、すでにグリップがかなりあることを感じる。
ブレーキがよく効く。さらに、乗り心地がとてもいい。
こんなにパンパンに空気はいっているのに。。。
逆にRE01のサイドウォールが強固なものであった、ということなんだろう。

NEOVA2.JPG - 29,210BYTES

ちなみにこれが左フロントの交換前RE01(185/55R14)で、ショルダー部がラウンドするくらい磨耗してから、ラップタイムは向上していった。ぎりぎりスリップサインが出始めたあたり。この状態で、ドライでは今までで一番いいタイムが出ている。

新ネオバ、タイヤからのロードノイズは結構なもの。これはRE01より悪いかもな。でもそういうタイヤじゃないから問題ない。空気圧のせいかもしれないし。そうこうしているうちにコース1000に到着。受付を済ます。今日はネオバ初走行だし、タイヤに負担をかけるべきでもない。というわけで最後の1枠のみ走行することにする。

まずはこれまでのタイムなど:

車:カプチーノ
エンジンノーマル、機械式LSD装着、スズキスポーツジムカーナ足装着。
タイヤ:RE01 185/55R14 & 5.5J-14

初走行45.95(2002/3)←ほぼ新品
2回目46.89(2002/8)←グリップもエンジンも夏ばて気味?
3回目45.55(2002/12)←タイヤも育って、気温も冷えた
4回目45.40(2003/2)←ほぼスリップサイン出かけ。グリップ良好。

ウデがいまいちなのは置いといて、RE01は軽量なカプチーノでは
なかなか磨耗せず、時間をかけてだんだんアライメントに合った
磨耗がすすみ、全体的なタイムが上がってきたように思っている。

 

今回新品の新NEOVAということで、さすがにRE01で出したタイムは更新できないだろうと考える。
さらに今回は175/60R14にタイヤ幅をダウンしたのでなおさら。
で、46秒を切れるかどうかが一つの尺度になるかと思う。
これを突破できるのなら、この先期待できると思うが。。まあ20分でできることは余りないか?

本来は温間で空気圧をセットしてやりたいのだけど、今回は残念ながら一発なので、エアの上昇を予想して、、
RE01の場合は前後共温間で1.8kgにあわせるのだけど(カプチーノの指定空気圧は1.6kg)サイドウォールが
やや柔らかいことで、温間2.0kg程度を狙って

1.6 1.7
FL   FR

  ↑front

1.8 1.8
RL   RR

でセット。前後ダンパーはRE01のドライセットと
同様にセットして出走を待つ。

NEOVA3.JPG - 10,283BYTESNEOVA4.JPG - 4,380BYTES

これが出走前のタイヤのトレッド面。
もちろん新品ヒゲ付き。
サイドにまで回りこんだトレッド形状。

特徴的なのはやはり大きなブロックと
それに比べるとやや頼りないセンターの
2本のストレートグルーブ。
RE01に比べるとここの幅は半分くらいか?

合計5本のたて溝の深さは両端が5.2mmで中央3本は7.1mmだった。

さて、15:40。本日最後の9枠めとしてコースイン。いってみっか。

2-3周、慎重にタイヤをならしていく。
かなりの台数、速い車がいて、なかなかクリアラップが取れない。
とにかくどんどん譲る、ファミ走だからこのあたりはしょうがない。
ただ、1コーナーは十分コーナリングスピードがあるようで、特に追いつかれる様子はない。

コーナリングフォースは、ほぼRE01と同程度にあるように感じる。
ブレーキングはやや新ネオバのほうが優秀か?ブレーキロックを
起こしにくいのと、最大減速Gもネオバのほうがでているような感触。
よく止まってくれる。

ターンインはほぼニュートラルと感じた。ただ、動きは少しダルかも。
サイド剛性がやわらかいから、という先入観があるからかもしれないが、、
でもSタイヤに近いダイレクトな感じのするRE01に比べると、
やはりすこし鈍い気がする。後半はいい感じなちょいアンダー。
これなら癖を掴むと、意外にすぐにタイムも出るかもな。。などと思いつつ、、

ところが、10周もしないうちにアクセル踏むとオーバーになるようになる。
これだとタイムが出ないなあ。。1ヘアピンの進入時も少しリアが出始める。
ここからアクセルを踏むと、結構カウンターがあたる。
うーん、クリアラップも取れないしもういいか(笑)ってことで
お遊びモードで少々ドリフト君状態になることに。

1コーナーもRE01の感覚でリアをだして入っていくと、ずいぶんとおしりが出る。
もう少しドリフトアングルを小さくしないと、タイムが出ないんだけど、、
せっかく直線でのブレーキングがよく効くのだが、そちらを優先すると、1コーナーでおしりが出過ぎる感じ。
結局ドリフトアングルを押さえるのを優先にして、1コーナーはすこしブレーキ強度を落とす。

1ヘアピンは進入ですでにブレーキングドリフト(になってしまう)で踏むとさらにドリフトアングルがつくので、、遅い。
でも面白い(^^;;のでその状態で少し遊んでみる。すると、かなり深いアングルにまで行ってしまっても、ちゃんと粘る。
RE01だと確実にスピンっていうくらいまでやってみても大丈夫だった。やっぱり柔らかいからなのかな。
第2のサスペンションという感じ>サイドウォール剛性
ドライバーのヘマをカバーしてくれる。

そうこうしているうちに、ふと時計を見るとはやいもので残りあと5分。
いままで視認していた中ではずっと46-47秒台だったからちょっとさすがに一発くらいはタイムを出してみようか、、、
と思いつつ、タイミングをはかって、、、

3周くらいアタックをして、最後の一周はそれなりにうまく押さえ込めたかな?
#オーバーな車でアタックするのは結構難しいっす。

でこのときのタイムが
45.77
で、これにはそれなりに満足。ま、初めてのタイヤで感触を掴むためだったしこれでよしとするかな。。。
RE01のベストの0.4秒落ち。まあこんなもんでしょ。大オーバーだったしねえ。
さあ、帰ろう帰ろう。

さて、チェッカー。ピットに戻って。
まず即タイヤ空気圧チェック。おおっ!?

1.95 1.90
FL   FR

  ↑front

2.2 2.05
RL   RR

こりゃオーバーなわけだ、、、
でもRE01だと、かならずブレーキからの熱のほうが勝って
フロントをエア下げた状態で出走してバランスできたんだよな。。。

推測だけど、かなりコンパウンドからの発熱があるのではないか、と思われます。発熱も早い。
で、結構中盤でいい気になって遊んでいたし、こんな状態になったのかなと。

反省するに、温間で空気圧を前後あわせて、そして、おそらくタイヤのグリップがかなりいいため、
それにあわせてリアダンパーを堅くすれば0.5秒は楽に稼げそう。
そう考えると、175のネオバですでにRE01のタイムを更新できそうな皮算用ができる。こりゃ次回に期待かも。

そして、このあとが今日一番の驚き
タイヤ表面の温度チェックと思って、手で触ってみる。
えっ!?と思うくらいコンパウンドが柔らかい
家にある3年落ちのスタッドレスのほうが堅いかも(誇張抜きに、、)
確実に旧ネオバよりも柔らかい状態になっている。たかが64馬力でこんなんなっちゃうの!?
ちなみにやっぱりリアのほうが温度は高かった。

NEOVA5.JPG - 12,813BYTES左フロントタイヤ

こんなに柔らかいコンパウンドで、サーキット走行で持つのか?と思って溝残量をチェックするが、、値には変化がない。
これはもちろん、磨耗しなかったというわけでは全然なくて
20分間の走行、コース1000を23周では、溝に対する内側部が斜めに減っただけで外側部までは磨耗がすすまなかった、
ということ。トレッド全体が斜めに変形してグリップしていたことを示している。

それが一番極端にでているのがセンター2本の外側ブロックの斜めの磨耗。
ここがこれだけ減っているということは走行中にかなりサイドウォール、トレッド面のブロックともに
接地面にあわせてタイヤが変形しながらグリップしていたということを意味しているはず。

NEOVA6.JPG - 14,084BYTES左のセンターグルーブが斜めに磨耗している

NEOVA7.JPG - 7,348BYTES同じタイヤを横から見たところ。ショルダーはそれほど使っていない。

だけどちょっとこのセンター部分の磨耗は多いなあ。
タイヤ外側が
ぜんぜんしっかりしているのとすごく対照的。
ここの磨耗がすすむことで、ウェット性能やブレーキング性能とかに
影響が出ないんだろうか?RE01みたいな太いセンターグルーブ一本に
したほうが良かったんではなかろうか、、、

NEOVA8.JPG - 7,677BYTESNEOVA9.JPG - 6,291BYTESリア左。やはりセンターの斜め磨耗がある。


いろいろ考えつつ帰路に。

・全体的なマッチングとして、軽量級の車にとてもいいんじゃないだろうか。
逆にいうと、重量級、ハイパワー車だと、寿命が心配になる気がした。
そういう意味ではA048みたいなラジアルタイヤなんだろうか?
でも60だし175だからそうなだけかもしれない。

・ジムカーナ用途のような、「一発目のグリップ」に関しては抜群
なんじゃないかと思う。ノーマルタイヤクラスはこれで決まり?

中央部のパターンの変形を防ぐような改善がなされればいいなと思うけど
まあすぐには無理だろうなぁ。でも多少ウェット性能は犠牲にしても
ど真ん中の溝は埋めて欲しかった。

・乗り心地がいい、RE01と比べて。まああちらは55偏平だけど。

というわけで、総合すると、まさにイメージは「剛の01、柔のNEOVA」と言う感じ。
そこから想像できる乗り味がいろんな面で見事に感じ取れた。

--

良くも悪くも、RE01とは対照的な新NEOVAだと思います。
どちらを選ぶかはまさにお好み次第かな。。。

個人的には大変気にいりました、これでRE01と同じく1年持てば嬉しいのだけど。それはちょっと無理かしらん。
一般的な用途としてはサーキットランにはRE01がいいかも。540SのRコンパウンドが人気があったように。
反対にジムカーナ的な使い方には新ネオバはバッチリ。

ふと思ったが、ステアリングインフォメーションの正確なRE01、ググっと粘って車を前に押し出すNEOVAってことで
邪道だとは思うけど、FRのりな人にはフロントRE01リアNEOVAっていう選択も面白いのかもしれない、

とか考えましたが、、

FFでも同様に、リアの粘りのよさがサーキットランでは有効に使えそうな予感が、、、、

とも思ったりしますが、、

でも、グリップの出方がずいぶん違うと思うし、、、操縦性変化しすぎてやっぱりだめかも。

というわけでNEOVAのファーストインプレッションでした。
明らかに良いタイヤだと思う。気に入った。武器になりそう。


つづく