ホンダビートエンジンオーバーホール | |
2008/2/10 2/28追記 6/5追記 6/10改訂
ビートのエンジンのOH(オーバーホール)をしました。&OHという
名の・・・・「東海チューン」エンジンです。
その話をここに残します。
※東海チューンとは、小生が勝手に命名したチューンドエンジンの
名称です。
ビートのエンジンOHの話ですが、個人的には満足はしています。
その満足って言うのは乗っていて満足という意味合いであって、そこん
所をご理解いただければと思います。
「ビートエンジンオーバーホール その後」もご覧ください。
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■OHをしたわけ
私のビートですが平成18年9月に私の所にきました。知り合いから程度
のいいものをという形だったのですが、実際は1年くらい寝かされてい
たような状態でした。ちなみにそんなにマメにメンテナンスされている
ような方ではなく・・・まぁそんな具合です。
ちなみに何かメンテナンスで気にされています?という質問には、時々
エンジンオイルですかねぇという話でした。まっ寝かされていた=頻度
が少ない=オイル上がりは既にこの時からなのかもしれません。
さぁビートで楽しいオープンミッドシップ生活です。ハンドリング最高、
エンジンぶっ壊れそう?!確かに回るけどめちゃノイジー..。というわ
けでエンジンがもうひとつピリッとくればビートって最高な車なんだけど
なぁ・・・というのが偽らざる私の心境でありました。ここぞって時にそ
れなりに行ければもっといいのに・・と思っていたというのが正しいでし
ょうか。まぁ軽自動車であり、NAであり実質は64馬力と言えども55馬力も
出ていればいいほうなんで割り切るしかない・・・と思っていました。
っである日突然・・・オイルの警告灯が点灯したのでした。あわててオ
イルをチェックすると・・・オイルがない、確かにノイジーな感じでは
あったのですが、ディーラーでオイル交換をしたのは車検の時って事で
2ヶ月前だったわけですが無い・・。というわけで、バンパー周辺にカー
ボンが着くのはエンジンオイルが燃えたススなわけで、オイルが燃焼室
に入って燃える現象・・・オイル上がりかオイル下がりが起きているこ
とが確定的となったわけです。
走行距離は・・・たったの7万キロでした。定期点検簿もあったので間違
い無さそうです。にもかかわらず・・・・オイル上がりとは・・・。
ただ、これも騙し騙し走ればいいわけで、オイルを補充しながら走ればと
思っていたのですが、オイル上がり発覚以降は・・・やはりさすがに踏め
ません。ちょっと遠出すると、帰りの高速では控え目に走って帰ってき
ます。んでもって実際にオイルをチェックすると想像以上に減っている
とか・・・。
こりゃー精神衛生上良くない・・・・エンジンOHするべーっと。ビートは
長く乗っていこうと思っている訳で、早めに手を打とうとなった次第です。
どうせならエンジンに対しての不満もぶつけちゃえ!!
※)オイルの警告等は油圧が低下すると点灯するもので、オイルの量
とは関係ありません。
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![]() ![]() 三浦半島の早朝ドライブ・・・オープンは気持ちイイ。 でもいつも背後に不安を・・・。 |
■どこでOHするか
平成19年の6月、突然OH用のオーバーサイズピストンの供給が止まったの
は衆知の事実だと思います。噂ではある軽自動車でレースをやるショップ
がOH目的ではなくって排気量アップ目的でこれらピストンというか大幅
ボアアップピストンを活用したという話です。当たり前ですが、ボアアッ
プして排気量を大ききすればそれなりにパワーは出るわけで、一旦この手
のエンジンのクルマに乗ってしまうとやめられなくなると聞いたこともあ
ります。
で問題になったのは、大なり小なりって話になってしまうのでしょうが、
実はメーカーが純正補修部品で660ccをオーバーするピストンを販売して
いる事実があるのでした。つまり、メーカーが違法となる部品を供給して
いるという・・・・・。昨今のコンプライアンス遵守の世の中、メーカー
としては刺されるのを嫌ったのでしょう。突然のように部品の供給をスト
ップしてしまいました。
なぜピストンかと・・言うと・・・。
オイル減りを起こしているビートが非常に多いのですが、これらは大半は
オイル上がりと思われます。まぁみな言われることは「オイルの管理が悪く
って、油膜切れとか起こしてピストンリングが固着等してんでもってオイ
ルが燃焼室に上がってしまう」と。んでもってピストンリングが暴れたりす
るもなんでシリンダーライナーを傷つけてしまい・・・という事らしいです。
そうするとシリンダーライナーを削ってちょっと大きめ(といっても0.25と
か0.5)のピストンを突っ込むというわけで、このピストンが供給されなく
なるとシリンダーブロック毎交換(+10万)か、ピストンを自作するかの2種
類の選択となってしまうようです。
私自身ネット人間なんで、ため息交じりにネットを見て、どういう風になる
のか想像をして・・・お金かかるんだろうなぁとか思っていた次第です。
実際に某ショップに電話してどうなんですか〜とか聞いてはみたんですが、
なんかいまひとつふんぎれない雰囲気ではありました。まぁ普通のお返事を
頂いた次第だったからですね。
っでたまたま?!お知り合いと試してみようという話になったのが東海チュ
ーンです。
※オーバーサイズピストンをぶち込むOH自体はそんな珍しいもんでは無か
ったと思います。小生の友人でもう20年くらい前にコロナクーペに乗る友人
がやはりOHをやり、オーバーサイズを入れた経験があります。2000ccの
クルマだったのですが、2000ccを超えた〜・・・非合法3ナンバーって笑
っていましたから・・・。
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![]() 使用済みピストン・・・と部品たち・・。 |
■エンジンの方向性
12月に某ビートクラブのツーリングがありました。その場の参加車両の1台
にOHをされた車がありました。オーナー様の許可を得て軽くエンジンを煽っ
た所、ビートとは思えないスムースな吹け上がりとイヤなノイズのしないエ
ンジンにびっくりした次第です。うーむ、これはもうココしかない!
っで是非お会いしてどういう方向でOHするか決めたい...とおっしゃら
れているとのこと。聞けばデモ車両が2台ありフラットトルクのドライバビリ
ティ優先のビートととにかく吹け上がり優先のビートがありそれを試乗して
もらい、かつ予算との兼ね合いで決めようというではありませんか。こんな
に無茶聞いてくれる〜?!
っで暮れも押し迫った12月29日、私のビートをお願いすべく...その工場
に行って参りました。東京から来た不思議な客に熱心にエンジンのこと
デモ車両の事をお話していただけました。
デモ車両ですが2台とも圧巻でした。まず2台とも・・・静かです。チューナ
ーさん曰く「エンジンって本来静かなもんなんですよ。いろいろかみ合わ
せとか組み方が悪いとノイジーになりますけど・・・」。確かに彼の組んだ
2台はとてもアイドリングから静か・・・で音が明らかに違います。1台は
フラットビート。聞けばエンジン以外はど・ノーマル。雨漏りも、レバーの
脱落も、シートベルトガイドの脱落もカビ臭いのも、そしてエンジンルーム
にはクモの巣まであるど・ノーマルなビートですがエンジンはとても軽自
動車とは思えないトルクのあるエンジンで素晴らしく乗りやすいビートで
した。おそらく乗りやすさでは日本一のビートでしょう。
そして赤い方。これはとにかくスポーティにというセッティングのビートで、
おそらく日本一吹け上がりのいいと思われるビートでしょう。
というわけでこの吹け上がりのイイビートをくださいと言ってしまいました(笑
そうそう、どうもこういうチューンの話になってしまいますが、ここは、
修理屋さん...です。街の自動車屋さんで内燃系に自信があり得意で
あるという感じの修理屋さんです。そんな修理屋さんがひっそりと?!この
ような車を作れ手しまうとは・・・大したもんではありませんか?!
すばらしい技術を持つこのチューナーさんにお願いしようとなったわけです。
それとエンジンというか車に対しての考え方に共感する事がとても多かった
です。
「車にとってエンジンのOHは心臓手術でありできればしたくない。」
「スペシャルなパーツを使って馬力やフィーリングを変えるのはたやすいが、
そうする耐久性や修理で非常に面倒になる。修理がそのパーツを使ったシ
ョップしかできなくなると・・・これは不便だ。うちの場合どこのお店で
修理してもらってもかまわない。」
「パーツはノーマルパーツを使う。贅肉はそぎ落とすが耐久性に関わるとこ
ろはしない。」
「エンジンオイルは1000円以下の安物でなければ何でも良い」
「基本的に修理屋なんで使えるパーツは使うし直したパーツでいければ直し
たパーツを使う。」
「修理受けました。OHしました。ではなくってちゃんと乗る方の事を考え
てエンジンは組みたいし車を仕上げたい。」
「エンジンのパーツを削るのは軽量化のためだが軽く動かす為ではない。
負荷がかからないためのチューンだ。」
どうですー?いやー私はたとえOH後のエンジンが調子悪くてもこういう心
意気で仕事をしてくれるってだけでもう十分です。ということで発注決定!
です。名修理屋さんここに見参という事となりました。
という事でオートサービス石堂さんにて、OH&東海チューンと相成りまし
た!!Oさんよろしくであります♪
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![]() 2台のビートがエンジンOH中です。 ![]() デモ車両2号機。別名フラットトルクビート。低速カム仕様・・・ エンジン以外はすべてドノーマル・・・雨漏り、なんでもあります。 でも・・フラットなトルクで恐ろしく速い! |
■私の仕様
えっ?私の仕様ですか?奥多摩でキャメルイエローのロータスエリーゼをぶ
ち抜けるエンジンで(笑 は言い過ぎですが、高回転まで回る官能的なエン
ジンをお願いいたしました。チューナーさん、あれこれ私のエンジンをどうする
か思案しております。空気がいっぱい吸い込め、高回転での気持ちよさ優先
・・・ということで・・・
私からのオーダーは本当に上記だけであとは本当に東海チューン・愛人仕様
でお願いしたわけで、というわけでどういう事をやった!と書こうとしても
書けないんですよね(笑
で実際の現場は見せていただいたり、写真は撮ってもらったり撮りにいった
りとか作業風景も見ているのでこういうことって言えるのですがなかなか適
切な言葉(単語)・用語がみつからないのです。
それでも無理に書いてみると・・・
○エンジンOH(東海チューン)
・ハイカム仕様
・特殊パーツはハイカムとバルブリテーナのみ。
あえて言えば
・エンジンチューナーO氏の特注ヘッド。バランス取り、研磨、吸排気の拡大
等々、エンジンチューナさんがハイカムを入れてとにかく走るというエンジ
ンを具現化したものでベストなヘッド
・組み上げもO氏のノウハウをベースとした組みあげ
○ミッションOH
・ほぼパーツは全部交換。組上げはチューナーO氏
・クラッチ→新品交換
・フライホイール研磨&交換
○その他
エンジン脱着と組み上げもすべてO氏
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![]() デモ車両1号機。別名高回転型。ハイカム仕様・・・ 高回転で素晴らしくよく走り・・・かつ日常での運転でもノーマル並の ドライバビリティを確保したビートです。 はじめは下のトルクが出なくって大変な事になってしまったようですが、 試行錯誤を繰り返し、今の状態になったそうです。私のはコレがベ ースでさらに上を目指すとか・・・・。 ![]() 腰下の組みあがったエンジン。ちゃんとピストンにはクロスハッチが。 |
■エンジンOHの様子
エンジンのOHの様子を拝見しに2回ほど現場にお邪魔しました。その都度
チューナーさんとお話をし細かいツメの部分を調整させていただきました。
修理中や加工中の写真もチューナーさん自ら撮られたり私の方でも撮らして
いただきご説明も聞きとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ということでその時の写真をチューナーさんのノウハウに触れない範囲で載
せちゃいます。
どうでしょう・・・普通はこのようなOHの作業はノウハウとか色々な理由
で拝見することはたとえ自分のエンジンでも不可能な事が多いですが、全て
見せてくれるとは・・・。自信があっての作業ですよね♪
東海チューンの見所は、そのヘッドです。ヘッドが東海チューン!なんです
ね。とにかく空気の流れを読んできちんと空気をピストンに引き込む。
そして、ヘッドはフリクションを減らす方向でチューニングするという2点
を徹底したヘッドです。その一部を写真で載せちゃいます。
こういうのを載せちゃうと真似されたりとかってことになるのでは?とご心
配の方もいらっしゃるかと思いますので、チューナーさんからのコメントを
ここに紹介します。
「ぜひここの技術を真似して、俺以上のエンジンを組み上げてくれ!!」
だそうです。1台でもビートって車を修理してイイ車にしてくれとのことで
した。もうこのサイトを見たビートの修理関係者の皆様・・・いい加減な仕
事は許しませんぞ!!
それと東海チューンのもう一つの見所・・・それは丁寧な組み立てと組み立て
精度にあります。絶妙なクリアランスと締め付けにより、生き物としてのエ
ンジンを組み上げます。したがって、何もチューンしなくても普通のOHで
もすばらしくいいエンジンが組みあがると思います。
それにしても顧客に見せながら作業をするって自信が無いとできないですよね。
私自身大変勉強になってしまいました。リフトアップしてエンジンが抜けた
ビートを見上げてなるほど良くできた車だと再確認もできました。
こんなOH、他でもやっているのかな?
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![]() 左:ノーマルちょい研磨 右:東海チューン インテーク側。既に穴の大きさが違います(爆 左のヘッドも一応削った痕跡 はありますが・・・東海チューンは・・・・全然違いますね。 空気が渦を巻いて入りやすいように削り、研磨したそうです。東海チューンは 鈍く光っていますよね・・・研磨しているからですね。 ![]() ![]() 上:排気ポート 下:吸気ポート ポートはもちろんキラキラ仕上げ&段差が無いように加工 ![]() ![]() 上:ノーマルシリンダヘッド 下:東海チューンシリンダヘッド 少しでも流入量を増やそうという加工がしてあります。 ![]() ![]() ![]() ![]() 上、上中:ノーマルの吸気ポートとバルブガイド 下中、下:東海チューンの吸気ポートとバルブガイド 吸気への気の使い方=東海チューンと言っても過言でない写真がこれ。 ノーマルだと、バルブガイドが邪魔をして吸気がスムースではないが、 これを加工して吸気をスムースにしている。その差はスロットル側か ら見ると・・・触ると一目瞭然。これなら空気が通るはず。 ![]() 3連の長いインテークもすべて加工してもらいました。ノーマルと比較 すると径が大きくかつ表面加工してあります。 ![]() スロットルも加工が入り・・・なんとネジの頭まで削って少しでも空 気を!徹底しています。 ![]() ![]() ![]() 上:軽量化ロッカーアーム 中:ノーマルロッカーアーム 下:軽量化ロッカーアームたち ロッカーアームも耐久性に問題が無い部分を削り贅肉を落とします。 当然バランスを取り、かつすべてのロッカーアームを同じ重さにするという 念の入れようです。これで1個のロッカーアームから3gの軽量化ができ ました。軽量化をし、高回転で負荷がかからないようにする・・・これが 東海チューンのもう一つのポリシーです。 ![]() 今回唯一のスペシャルパーツ「チタンバルブリテーナー」です。RSマッハ さんの部品を使いました。茨城県でチタンバルブリテーナーが売れる 理由はココににありますよ〜RSマッハさん! これも安全マージンのため。なんと純正比で−5g、これが12個あります から60gのバルブ周りの軽量化です。60gといえば携帯電話1個分の 軽量化です。強化バルブスプリングではなく、軽量化でノーマルスプリ ングを使う・・・これも名チューナーさんのノウハウです。 ![]() アイドリング調整用のスクリューですね。これもちゃんとばらしてチェック し、綺麗にして戻します。 ![]() サンドブラストを拭いたパーツは念入りにちゃんとチェックします。 エンジンパーツの穴はすべて機能しないといけないわけで・・・・・ きっちり洗浄しチェックする。面取りをする。基本をしっかりやって います。 ![]() ![]() ![]() ギアのOHも同時にお願いしました。 ギアボックスは名チューナーさん初の二日仕事。普通は部品を 変えて組むだけですが噛み合わせとかを入念にチェックし削った そうで..なんとミッションオイルが入っていないのですがすか すか変速できます。(爆 あっ・・・クラッチも新品です。 ![]() フライホイールどうします? 左:旋盤屋が削ったもの 中:チューナーさんがブレーキディスク を削るので削ったもの 右:ノーマル なぜチューナーさんが削ったかというと旋盤屋の出来が悪いから! 当然真ん中です!!フライホイールを軽くするとアイドリングが ばらついたりとしますが・・・・東海チューンはそんな事ありません。(笑 ![]() ![]() ![]() 上:サンドブラスト前のエアボックス 中:サンドブラスト後のエアボックス 下:結晶塗装後のブルーヘッド 性能には関係ありませんが・・・・・せっかくのOHですからね♪ ブルーのヘッドは超かっこいい!! |
■納車
週明けの作業でいよいよエンジンがボディに搭載されシェイクダウンされる。
とご連絡を受けました。本当はエンジンを搭載する際は年休を取ってでも見
に行こうと思っていたのですが・・・あいにくの出張で行けませんでした。
(一生の不覚です。)
シェイクダウンはチューナーさん自らやると聞いていました。当然OHしたエ
ンジンというか独自のチューンをしたエンジンです。セッティングも出さない
とというわけです。
仕事中の昼間....着信履歴。慌てて電話すると社長の喜びが伝わってく
る声....ねらった通りのエンジンが仕上がったとわかりました。一応念
のためにフォローするとチューナーさんのノウハウをすべてつぎ込んで官能
的なエンジンを作ってもらったのですが、社長さんはいくら理論的にかつ経
験でやってもエンジンは、最後はわからないからなぁとボヤいていた次第
です。というわけで狙ったモノが出来たからこその電話だったと。
うーん今すぐにでも引き取りに行きたい!!!でも出張・・・。
ということで翌日取りに行きました。
納車日・・・会社が終わって一目散家に帰り・・・そして高速で東海村を目
指します。こんな楽しいドライブはありません。
っで到着・・・。
「5000回転まで・・・乗ってきていいですよ」
仕事をやり終えた脱力感漂うチューナーさんが言ってくれました。お疲れの
表情から、やりきった!!という雰囲気が伝わってきます。
・ビートとしては考えられないくらい静かなエンジン音
・ハイカム仕様なのにしっかりばらつかないエンジン
・そして低速のトルク
・滑らかなギアチェンジ・・・。
5000回転でも満足のエンジンでした。
という事で・・・大満足・・・の納車となりました。
東海村からの帰路は5000回転限定での高速ドライブになりましたが、その
楽しさのため・・首都高速を2週して距離を稼いでしまいました。
そして自宅に帰ってしげしげとリアのバンパー周りをチェック。昔ついて
いたカーボンは今はついていません。これで心置きなくビートを楽しめる
と感じた瞬間でした。
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![]() 慣らし運転中・・・辰巳PAでの一コマ。 |
■私のエンジン
私のおろしたエンジンをここに載せます。
たった7万キロ走行のエンジンでしたが、中はこんな感じです。
ピストンリングがほとんど機能しなくなっており、簡単に手で回せました。
OHエンジンはレンチが必要だったのに・・・。
ヘッドにはカーボンが付着しまくり。
バルブが真っ白・・・・。
ピストンもカーボン付着
シリンダライナは手で触ると段差が・・。
プラグも真っ白・・・
でも・・・・中身を見るまではエンジンオイルの消費が多いだけで普通に
乗れていたというのが事実です。またミッションもちょっと難がありまし
たが工夫すればちゃんと変速できたわけで・・・って事で名チューナーさ
んと話をしたのですが、そこがこのエンジンの良さなんだともおっしゃっ
ていました。こんな状態でも機能してしまういい奴なんですね・・・。
ただ、本当の新品はこのようなフィールでは無いというのが嫌というほど
わかったのでした。
今回の投資が大きいか小さいかは皆さんの判断になりますが、私にとって
満足する内容でした。(懐には痛かったですが。)
何より・・・一緒に走る友人の車にエンジンオイルを吹きかけないで済み
ますし・・・。ドライブの度にエンジンオイルを確認しないで済みますし。
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![]() シリンダライナーに段差が付いていました・・・。 ![]() ピストンは真っ黒です。カーボンが溜まりまくり。 ![]() バルブ側もひどく・・・再生できる部品はヘッドのみです。しかもこの白さ はヤバく・・異常高温だったことを物語っているそうで・・・・進行すると ピストンに穴が開くかも・・・との事でした。 ![]() カムシャフトも見事にかじっていました・・・ ![]() タイミングベルト交換時に無理やりやったせいでしょう・・・ネジをなめて います。確かディーラーで交換した記録が・・・ ![]() こんな所からオイル漏れ・・・が・・・。 |
■フィーリング1
現在、慣らし運転中のため詳細は・・・後日アップします。が6000回転ま
で回すのを許可された範囲でインプレッションを・・・。
だいぶミッションにもあたりが出てきたらしくスムースに変速できます。
昔のゴリゴリというのが全くありません。これはノーマルの上を行く組み
合わせをチューナ様がやってくれたからだと思います。シフト素晴らしい
です。
エンジンですが、完全に私の知っているビートのエンジンではありません。
他の形式のエンジンを積んだとような感じ・・・まったく別物と言っても、
いいのではと思っています。
低回転ではやや重いものの、ノーマルのビート以上ですし、5000回転以上
では本当にすばらしいです。不快なノイズがほとんどしないので、もうブ
ンブン回せそうな雰囲気でメカニカルなサウンドがほんとうにイイです。
オープンにすると・・・・静かで・・・今までのビートは何だったんだろ
うという感じです。
■ フィーリング2(追記)
結論から申し上げてノーマルのビートと違った味のあるエンジンだと思います。
回転フィールはすばらしく、レブリミットの9500回転まで澱みなく回り、
8000回転からの上はレーシングユニットのような音を出します。(少々ノイジー
ですが。)
パワー感も、660ccNAの軽自動車とは思えないほど?!と感じられ、後ろの
車を一瞬はびっくりさせる?!だけの性能はあるかと思います。
いままでビートの不満だったエンジンがもう少しもう少し!が解消されたような
感じです。
何より・・・これはミッションのOHが効いているのかもしれませんが、ドライバリ
ティが向上したらしく、車全体の扱いが楽になりました。
普通はハイカムで高回転というと扱いが問題になるかと思いますが、フライホ
イールを軽くしすぎた?!せいか低回転でのクラッチワークは若干気を使いま
すが、それ以外はまったくといっていいほどイイです。
トータルで私のビートとの相性も良かったような気もして、イソマサ足、RSマッ
ハのエアクリ、フロントパフォーマンスロッド、ネオバと太目のタイヤとも絶妙な
マッチングだと思うようになりました。(エンジン換装前はそうは思えなかった
から不思議です。)
きっとエンジンの組み上げ同様微妙な緩さがこの感じを生んでいる・・・・影で
すごくお世話になったO氏のコメント「上品なビート」が生まれたのだなぁと勝
手に想像しています。
また、アライメントをしっかり取ったのも効いている感じがします・・ということで
今までエンジンやミッション、アライメントという所が邪魔して味わえなかった
ビートの本質を引き出せたような感じがするというと大げさですが、そんな感
じです。
ということで・・・・
「ビートエンジンオーバーホール その後」もご覧ください。
☆オートサービス石堂さんはHPはお持ちではありません(2008/08現在)ぐぐって
電話番号を見つけてコール?してください。もしくは住所からぐぐれば場所がわかり
ます(笑
☆東海村はちょっと・・・という方・・・。BRTに参加してみてはいかがでしょうか?
私のビートでよければぜひ!!
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