S2000
2012/4/24
■日本という国
日本という国は、ほんとうにクルマ好きにとっていい国だと思います。
スバルインプレッサ、ミツビシランエボ、スカイラインGT−R、ロードス
ター、NSX、そしてS2000。
ワールドワイドに有名なスポーツカーが廉価に手に入る国は、おそらくココ
だけだと思います。
って事で、常々カーセンサーを見ながら、ほっほぉ・・こんなクルマがっ・・・
っと見ていました。
■ビートの次に来たもの
ビートの次を考え出したのは・・・・昨年の夏・・・何度も一人でヒリゾに
行って、帰り道伊豆の狭い山道を駆け上がっている時でした。
このクルマ・・・ここいらで限界だのぅ・・・と。
せっかく楽しい海が待っているのに、一人が限界。じゃあって家族で来ると、
これまた往復はつまらん・・・っと。
そう、おととしくらいだったかな?1回だけ嫁をビートに乗せて伊豆まで来た
んだけど、案の定つらかったな。と。運転者もつらかったし、同乗者も。
ならばー、っで考えたのは
カプチーノ。そうそう、誰かがこれはクルマになっていると言っていたんでね。
でもカプチーノってコーヒー?ちょっとネーミングセンスどうよって言うのは
売っているときから思っていて・・かつCGの長期レポート車にも入っていて
やっぱり軽だよねって話が出ていました。
って事でカプチノサイトを見ましたと。やっぱりこれは軽自動車。どんなに
イロイロやってもロードスターにはならない・・・
ま、そだよね。
これまたビートの二の舞になるってことでカプチは早々にパスになったわけで
す。
じゃあ、コペン・・・・これまた無い無い。コペン乗ったらビートの方がいい
なんて思い出してしまうだろうし。
えー、ロドスタ。これ、いい線だなぁと思っていました。ねらい目は、NCの
マイチェン前かなぁと。最近のマツダのお面ってどうも好きになれないんでね。
プジョー+ルノー/2みたいなお面がどうもってわけですね。
っでロドスタ。見た。でもなんかそそらない。そうだマツダのエンジンって、
NAの時のあのどうしようもない吹き上がりを思い出したよ・・・ってことで
これもちょっと。
じゃあいっそ、ボクスター。でも初期型こそ安いけど、2代目はそこそこイイ
値段。えっと911が無ければボクスターありあり。Z3・・・TopGearで馬鹿に
されていたのでパス。Z4・・・これまたスタイリングが野暮ったい。もっと
も最新のZ4はいいけどねー。SLK?2代目は正直かっこいい。45歳にな
ったらこんなクルマ乗っていたいと思ったのの筆頭だったなぁ・・・って事で、
SLK!だったんだけど・・・・。これもはじめに見た印象がどうも良くない。
あのF1ノーズは確かにカッコイイ?カッコイイ?ような、のかー?やっぱベ
ンツだから?あれー??って感じ。
じゃあ何よ。って所でS2000なわけです。
まっ、ホンダがこのクルマをどう大事にしたかっていうのはサイトを見れば一
目瞭然なんだけどーって事でマスマスS2000ってわけです。
フェアレディZロードスターも視野に入るんですが、あれ、重すぎるようなっ
て事で
■実車をマジマジと見てみた。
そう、素っ気無いデザインね。良く言われるところだけど。
めちゃめちゃイイ!ヘッドライトの辺りから、サイドを抜けてリアに通じる面が
素晴らしい。こんな面があったんだって感じ。つうか、白だったせいもあるけど、
HONDA FORMULAのDNAが詰まったクルマでデザインしたっていうのがわかった。
その面の張りとかが大げさでなく・・・・・あとは乗ってみてさらに印象が変わっ
たんだけど、日本のスポーツカー、ホンダのスポーツカーはコレだって主張して
いるデザインなのがわかった気がしました。日本人の繊細な感覚をあらわした
クルマ。これこそがホンダだと。
って事で、このクルマ白ですよ白。白、めちゃくちゃイイ。
■日本のどストライク
今は2012年。ホンダのエンジニアは既にわかっていたんでしょうね。日本は
将来経済はシュリンクする。ならば、どうやって世界で、グローバルで生き残る
か。それは、日本流の繊細なセンスがちりばめられたクルマなんだと。
このクルマ、今でこそ凡庸になってしまったかもしれませんが、さすが400万
のクルマ。イロイロ考えられています。
重量物は可能な限りセンターに集めるのはもちろん、CD値が悪くなるのを覚悟で
フロントガラスを立たせて、オープンカーの空間を演出している。幌を下ろした
室内からの眺めも、ちゃんとこのクルマが普通のクルマでない事を演出している。
でも、エアコンは存在を忘れるように静かに粛々と動作する。オープン時の暖房
を考慮してコタツモードもある(w いや、エンジンをかけるとあっという間に
温風が出てくる=シートヒーターは要らない。
ほんと日本人のいい所、世界で通用するところが凝縮されているんだよね。この
クルマ。
そうそう、このクルマ1999年発売のクルマなんだよね。この後出た外車って
このクルマの影響がモロに出ている車が多数あるなぁなんて最近思います。ライ
ンとか乗り味とか、ハンドリング。ほんと、このクルマをまねしているクルマ・・・・
多いですよ。
つーことで、小生も学ばさせて頂いております。
ちなみにTopGearでお馴染みのジェレミークラークソンもお気に入りの一台でし
た。なぜお気に入りかは、この快適性と、もう一つのこのクルマのキャラです
ね。
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■9000回転エンジンと6速ギアとFRがもたらすモノ
うちのは8000回転リミットですが、5800回転から上のVゾーンでの
エンジンの吹けあがりは素晴らしいものがあります。
っで6速ギア。2速で90km/h出てしまう設定。つまり、3速、4速で
Vゾーンを使う速度域で走ることもしっかり視野に入れて実験された車なんで
すよね。
そう、250km/hとも言われる最高速度に向けて、ガンガン加速する車
なんです。もちろんサスとエンジンはそのハイスピードに向けてセッティング
されていますから。なんで、実は高速道路は安楽なクルマです。
でもFR。ちゃーんとステア切った楽しさも残しています。
そして、小生のAP2。タウンスピードのトルクにも拘った車です。もう全域
イイ。というかほんと良く作ったな、このクルマって感じです。
これで何が不満なのだろう。もっといい車をこの値段で紹介してほしいですな。
■ヨーロッパでプロが鍛えた車
日産のGT-Rがニュルで鍛えられた話は有名ですが、それ以前にもそんな車が。
そう、S2000は半年にも及ぶヨーロッパでのテストを繰り返して完成した車なん
ですね。ヨーロッパの風景に負けない存在感を。というテーマとライバル達との
競争で作られた。そして登場した車だったわけです。
そりゃー、ジェレミーが手放しに褒めるわけですね。
■S2000のネガティブに反論
×低速のトルクが無い
AP1ではその傾向があったようですがAP2ではちゃんとトルクは確保されて
います。
×サーキットに行かないと面白くない
普通に街中を乗っていてもFRのオープンのドライブは楽しいです。確かに
ぶっ飛ばした時の安定感というか走りはすごいです。というかこっちに合
わせて作っているからサーキットが本籍なんでしょう。でも全然街中でも
OK。ジェントルなFRのオープンカーです。
×デザインが素っ気無い
解像度の低い写真で見ると、わかりやすい線が少ないので素っ気無く見え
ます。でもオーナーは知っているんですよね。この車の破綻の無いスタイ
ルを。私の周りの車好きは、この車のスタイルを見てみんな驚きます。
こんなに良かったのか?と。写真がダメなのです。得てして批判している
人は、この車との付き合いが無いんじゃないですかねぇ?
×ゴリゴリ走るしか目が無いから根暗車
某エビカニ評論家の評。確かに理詰めで作られた車だけど、ハンドル握っ
た人は、ビート以上に笑顔です。コレだけしっかりした、でもしれっとし
たスポーツカー。全然ファニーですけど?ちょっと問題なのは、走りとか
安っぽさが無いんで、その辺りはマジメに見えます。ランボルギーニとい
うよりはフェラーリ?いやいやアウディR8って感じ。マジメ。LAPタ
イム命に見えますが、使い方はユーザの勝手ですがな。
×オープンカーは不快
この車には当たらないんじゃないですかねぇ。強力なエアコン。いざとな
ったらすぐに閉められる電動トップ。トップを閉めた際の静粛性。すぐ出
る温風。オープン時の視界。風邪の巻き込み。この車はロードスターやビ
ートの後に出てきただけあって研究されています。少なくとも小生の以前
所有していたビートやロードスターより全然イイです。
×価格が高い
確かに中古車の値落ちはしていないですよね。高値取引です。でも車の内容
は400万以上の内容を持っていると思います。エンジン、シャシー・・・
手抜きなし。むしろこれでも安いんじゃない?こんな贅沢なクルマ無いな〜
×ドライビングポジションが高い
オープンの難しさって、どれだけ開放感を出すか?だと思います。なんで、
小生の意見としては、高めのポジションで開放感を出した結果だと思ってい
ます。なんでビートよりオープンを意識する事もあります。ただ初代ロード
スターNAはシートポジションはそこそこ低めでボディのラインが低かった
のでもっとオープンな感じだったような。
×乗り心地が悪い
悪くないと思いますが?もちろんAP2の話をしています。AP1はわか
らんので
×燃費が悪い
とりあえず、結構走りまくってリッター10km程度走ってくれます。
×荷物が載らない
トランクはそこそこ容量があるので二人で出かけたり、買い物をしても問題
無いと思います。確かに室内はモノを置く場所がほとんどありませんが。
■結論!
ホンダがマジで作ったスポーツカー。ライバルを凌駕すべく実験を重ねたこの
クルマ。マジ借金してでも買ったほうがいいかと(w
っでさりげなーいんで、街中でコンビニに行こうとも、イトーヨーカドーに行
こうとも違和感なし、スポーツカー。
でも所有者は知っている。このクルマがニュルブルクリンクでライバルを打ち
負かすまで鍛えられてきた本物であることを。
ってことで、いや、マジ、ほんと、えー、良いです良い。GOODですよ。
絶対に乗ったらほしくなります。
あー電動トップは開閉ラクチンですよ。ガラスのリアスクリーンはほんと良く
見えますよ。初めからディスチャージヘッドランプですよ。
とりあえず、何も言うことナシ。買ってよかったです。ビートで持っていた不満
はすべて無くなりました。アレとコレは全く別物でした。
マジこんなにハマルとは思っていませんでした。S2サイコー!
ホンダ ヤルジャナイカ
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