誰でも少年時代に憧れたバイクがあったと思いますが、私にとっての憧れのバイクはZ1-Rでした。当時、逆輸車といえば手の届かない夢のバイクでしかなく雑誌の写真を見てるだけでしたが時は流れ、やっと夢がかなう時がやって来ました。しかし現実は厳しく、なんとか動く程度の物でしかありませんでした。写真は修理が終わった時のものです。
Kawaski KZ1000 Z1-R




少し走ると壊れます。  最初は動くだけでも満足していましたが、乗ってるうちに色々な不満が出てきて修理している時間のほうが多くなってきた頃の写真です。
ブレーキが利かないのでマスターシリンダーを最新のバイクの物に変えたり、FサスペンションをオバーホールしたりタイヤをミシュランのA49とM48Eに交換してみました。
チェーン、スプロケットも変えて少しまともに走れるようになってきました。
RショツクはプログレシブというU.S.A製の物を付けてみました。スプリングはF.Rとも同社のハードという設定の物を付けています。




Z1のヘッドが付いていたエンジン  エンジンはO/Hしてあるらしい?と言うことでしたがクラッチハウジングから少し打音が出ていましたが、本体はこのままで行けそうです。クラッチ、コンタクトポイント、発電機、スターターモーターを新品に交換して、なんとかいけそうです。
いつかフルオバーホールしたいと思ってます。




外装一式  外装はオールペイント済みでしたが、シートが破れていたので自分で張り替えてみました。思ったより大変ですね!
ハーネスはほとんど全滅です。
メータ類は分解してきれいに掃除してやりました。トリップメーターを分解した時に部品がバラバラになって泣きたくなりましたがなんとか完成!
スロットルワイヤー等は全滅です。




注文伝票

 部品の90%は個人で輸入してみました。当時はインターネットでポンとは行かない時代で、まず外国の雑誌を買ってきて、広告で通販をしているショツプを探し出して手紙で問い合わせるといったとても面倒で時間が掛かることをしていました。
でもそれはそれで結構楽しかったですね。(1$=100円時代のことです)




パーツの清掃作業  パーツを分解して灯油で洗うという地味な作業が続きます。
綺麗に洗うとどうしても今度は塗装をしたくなってしまい、古い塗装を剥離して下地をつくり何度も塗るというパターンで作業が進み出しました。
   




剥離剤の威力  剥離剤はホームセンターで買ってきた物です。最初は、はけで塗れば全部取れるのかな?と思っていたのですがやってみて大変な勘違いをしていることにきずかされました。
確かに取れる所もあるんですが細かい所はワイヤーブラシを使って剥がさなければならないので、とても根気のいる作業でした。




フレーム  一番やっかいだったのはやはりフレームでした。でかいしパイプが入り組んでて奥までブラシが入らず、かなりの時間が掛かりました。
でも、フレームはとても良い状態だったのでひと安心、ただ1週間で錆びだらけになってしまい、塗装前にサンドブラストで処理してもらいました。いったいあの苦労は何だったんでしょう?




やっと出来ました  やっと古い塗装を落とす作業が終わりました。
結構、あちらこちらにさびが発生していたので驚きました。
バッテリーケースなどは特に錆びがひどく錆びを落とすのにひと苦労でした。磨く作業はとても忍耐が必要ですね!今度はすぐに塗装しました。フレーム以外はまずサンドペーパーで下地を整えてからサフェーサーを塗ってアクリル塗料を使い自分でやってみました。耐久性は?




磨きすぎたパーツ  細かい部品は部屋に持ち帰って徹底的に磨きました。
ただ、磨きすぎて表面の参加防止の皮膜まで取れてしまったのですぐに錆びが発生してしまうのがたまらないですね。
早く酸化防止剤を塗らねば!.
小さなパーツは部屋にもって帰って磨くと細かいところまで気がついて良いみたいです。




Fサスとスイングアーム  フロントショクとリアスイングアームが出来上がりました。
フロントショクはオバホールして消耗部品を交換後バフがけしてみました。スイングアームはベアリング部分にグリスアップをしっかりしてやりました。分解した時にスイングアームの受け軸にベアリングが入っているんですがやはり水などが入り込んで中で凄いことになっていましたよ!




ばらばらの部品  なんとか各パーツが仕上がってきました。フレームはお店に塗装を依頼したのですが値段のわりにショボイ仕上がりに驚いてしまいました。もっとよく研究してから依頼すればよかったと後悔しました。 勉強代という事ですね!
電装系ではコイルをダイナに変えてハイテンションコードに交換しています。ヒーユーズボックスも熱を持ってよく切れるのでほかの物を流用してみました。メインハーネスと電装品の配線はほとんどパズルみたいです。




仮組み 塗装前のエンジン  部品を仮組みして見ました。久しぶりにバイクの形になったので感動!エンジン本体は何処までやるか悩んだのですが、まだ十分動いてくれるので予算の関係で今回は塗装のみにしました。キャブレターはインナーパーツの交換と調整をしたのですが調子はいまいちですね〜オバーフローからは逃げれないみたい?




ついに完成しました!

完成!左側  Fホークを逆に組んでみました!意味はありません、だだカッコイイから。アルミの部分はバフで仕上げときました。エンブレムは細筆を使って仕上げてあります。ブレーキホースはステンメッシュにし、マフラーはカーカーのメガホンタイプです。
分解して見て思ったことは目に見えにくいところがかなり傷んでいたのと、電装関係、ゴム類、ボルト類は気持ちよく走ろうと思うなら交換したほうが良いみたいですね!ブレーキ関係(マスターシリンダー等)は分解して見ると凄いことになってました。
完成!右側 まだまだ遣り残したことも沢山あるのですが、ひとまずはこのぐらいで様子を見たいと思ってます。大分、オリジナル度が低下しましたが、気持ちよく安全に走らすためには仕方ないと思っています。いろんな考え方があるとは思いますが、私の考え方は走らせて楽しむことが機械にとって幸せだと思うんです。
この後、友人と一緒に車検を受けに行ったのですが光軸が合わなかったり光量不足だったりして大変でしたがめでたく合格することができました。

これでやっと北海道に行けそうです!


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