

シドニー近郊のWollongong(ウーロンゴン)と言う街に住んでいました。シドニーへ出かける際に重要な私の足となっていたのが、シドニーのあるN.S.W州内を走っているCity Railです。電車はオール2階建て車両でほとんどの確率で座れます。運賃はリーズナブルです。郊外の駅に行くとどこの駅も改札口がありません。Inter City(日本で言う近郊型電車)は日中は1時間に1本で朝夕のラッシュ時は30分に1本でした。しかも電車は5分ほど遅れている事が多々あります。ただシドニー市内は日中最低でも10分も待てば電車が来ます。市内では本数が多いのでそんなには遅れていることはありません。
乗り方は駅に行くと切符の買い方が2つあります。1つは自動券売機があり(3種類あります)<券売機1> 1つは全部の駅の名前が書いてありその横にボタンがあるのでそこを押すタイプと、<券売機2> もう1つはディスプレイがあり行きたい駅のイニシャルを押すとAならAのイニシャルの駅が全て出てくるのでそこから探します。もう1つは市内にはほとんどありませんが主な駅までしか買えない券売機でボタンの数が少ないタイプです。もし行きたい行き先が無ければ入場券を買って目的地の駅で清算するようなスタイルになります。次に片道(Single)か往復(Return)を押します。次に切符の種類で大人(Adult),学生(Student),子供(Children)とあります。まずここでは基本的に大人(Adult)以外を押すことはまず無いと思います。次はディスプレイに金額が出るのでお金を入れれば切符が出てきます。もう1つは窓口で行き先を行って切符を買います。後はシドニー市内でしたら自動改札があるので切符を入れて出てきた切符を取らないとゲートが開きません。降りる時は自動改札のある駅では日本の自動改札と同じです。ちょっと郊外へ行くと改札口がありません。改札が無いからと言って無賃乗車をしていて、時々回ってくる検札に見つかると100ドルの罰金が取られます。まず大人で買っておけば検札が来たとしても、目的地までの切符を持っていれば当然文句は言われません。
また朝9時以降と土日・祝日に往復で切符を買うと40%OFFになるので非常に安くなります。これは通勤時間に一般のお客さんが極力乗らないようにするための努力のようです。 電車内の治安はあまり良くないと言ったほうがいいでしょう。夕方になると車内で奇声を出している人などがいます。駅等ではよく"Do you have a spare 50¢??"とか"Do you have a spare cigarette??"などと聞かれます。先日は前の50¢あるかと聞かれて"I haven't"って言ったらいきなり壁などを蹴り出したのでちょっと恐怖を感じました。また上の画像を見て分かる通り電車やバス停など公共物への落書きや破壊がひどいです。上の画像の電車の落書きはまだいいほうです。電車内の椅子や床などにも落書きがあります。17時以降になると車内をセキュリティーの人がを巡回します。またホームに"Night Safety Area"と言うのがあってここは常に防犯カメラで監視されているので一応は安全ですが、夜の利用は避けたほうが身の為には無難です。どうしても利用しなくてはならない時は電車に青いランプが点いている車両があります。この車両はセキュリティーマンが乗っているサインです。止む終えないときはこの車両に乗りましょう。
またシドニーから州をまたいで走る電車をCountry Linkと言います。シドニーよりメルボルン・キャンベラ・ブリスベン・ゴールドコーストどへ運行しています。料金は飛行機より割安でシドニーからメルボルン・ブリスベンまでが同一料金でエコノミークラス110ドル。ファーストクラス154ドル。スリーピングシートで231ドルになります。キャンベラまではエコノミークラスで47.3ドル。ファーストクラスで67.1ドルとなります。所要時間はブリスベンまで14時間、メルボルンまで11時間、キャンベラまで4時間かかります。パースまではIndian pacific号とTHE GHANと言う名前の電車が運行されていて(パース行きは毎週日曜と水曜シドニー発・アリススプリング行きは日曜シドニー発)料金はシドニーからパースまでファーストクラス1499ドル・ビジネスクラス1199ドル・エコノミークラスで459ドルとなり約3日と21時間かかります。アリススプリングまではファーストクラス1119ドル・ビジネスクラス・899ドル・エコノミークラスで390ドルで所要時間は約48時間かかります。

シドニー市内では系統数が多く乗りこなすまで大変難しいですが、ただ覚えてしまえば大変便利で行けない所が無いと言っても過言ではありません。
運賃は前払いで行き先を運転手さんへ伝えてお金を払います。車内でテープなどの放送は一切無いので、降りたいバス停の場所がわからなかったら運転手さんにここで降りたいので近くなったら教えてくださいとお願いするのが一番です。
バス停名ほとんどがStreetの名前がバス停名になっています。ただバス停にはバス停名は書いていないですし、時刻表がついているバス停はごくわずかしかありませんのでインターネットで事前に調べてから出掛けた方が無難です(アドレスは下記リンクの欄参照)。
僕の住んでいる街ではバスが平日は10〜20分に1本、土曜日は30分に1本ありますが日曜・祝日は2時間〜3時間に1本です。必要な朝・昼・夕方にしかありません。日曜日は基本的に外出が出来ません。シドニーでは路線により様々な運行スケジュールが組まれています。
毎日バスを利用しているので定期券を利用したいところですが、定期券がありません。毎日現金払いかチャージ制(JRのSuicaと同じようなシステム)で払えるカードがあるのみです。シドニーではトラベルテンという10回使える運賃が割り引かれた回数券や事実上定期券の電車・バス・フェリーで使える1年間・3ヶ月・7日間有効のパスがありますがあります。またバス・フェリーのみ有効とバスのみ有効と言うタイプもあります。その他旅行者向けのパス等もあります。

オーストラリアの国内移動には欠かせない存在です。なにせシドニーから西のパースまで約4時間30分かかり、距離にして3,975kmです。また北のケアンズまでは約3時間かかり、距離にして2,700kmあります。これだけ広い国だと飛行機は必要不可欠です。航空会社は国営のカンタスオーストラリア航空・アンセットオーストラリア航空・最近安い運賃で業績を伸ばしているバージンブルーが主なオーストラリアの航空会社です。
しかし昨年の9月にオーストラリア第2の航空会社のANSETT AUSTRALIAがバージンブルーの台頭や運航コストの削減が上手く行かずに運航停止になりました。ごく一部路線では運航を再開し、買収先のテスナホールディングの下再建に向けて新しい飛行機の発注などの、再開へ向けた準備をしていましたが2002年2月27日に買収の断念を発表しました。テスナはシドニー空港のターミナル使用の契約が上手く行かずに断念に至った模様です。残念ながら暫定運航も2002年3月4日をもって終了です。現在は清算段階で保有していた飛行機の売却などを進めています。これをもってアンセットの66年の歴史に幕が下りてしまいました。
これからはカンタスとバージンブルーとの2強体制になります。ここ最近ではバージンブルーが今後国際線進出する模様で手始めにニュージーランド線から始めて日本線への就航の可能性もあるそうです。これは親会社であるバージンアトランティックのフライトと接続させてアジア、オセアニア線にバージングループとし考えているようです。現段階では就航の時期などは不明で現在就航先の候補で香港・上海・日本が上がっているようです。もしくはバージンアトランティックのフライトをシドニーへ乗り入れさせると言う案もあがっていて今後バージングループから目が離せなそうです。
空港のターミナルは2000年のシドニーオリンピックを前に国内線ターミナル建て直され、国際線ターミナルは改修されたので非常にきれいです。またシドニー空港ではセキュリティーチェックさえすれば国内線は搭乗口まで誰でも行くことが出来ます。見送りが気軽に出来ていいですね。

意外と便利なのがこのフェリーです。シドニーは港湾沿いに発達している街なので車では意外と行くのに不便な場所があります。しかしフェリーで結ばれているのでフェリーを利用すると大変便利です。また車のように渋滞が無いのも利点です。また運賃が3.7ドル〜と、とてもリーズナブルなのでちょっとした観光でクルーズに使うのもお得です。心地よい潮風を浴びながらオペラハウスを海から眺めることが出来ます。フェリーは1時間に1〜3本出ています。
