ホンダ空冷直4テクノロジーの粋を結集した成熟のカタチがここにある。
あくまでも五感レベルの快適性能を重視して、もはや円熟の極みともいうべきホンダ伝統の空冷直4エンジン。今回新たに、ナナハンらしい力強さにあふれるブラック塗装が施されたこのパワーユニットは、モーターサイクルを愛し、知り尽くしたエキスパートライダーたちの熱い期待に応えるべく、耐久性と静粛性、そして高いクオリティーの実現をテーマに徹底的に磨きあげらげられてきた。動力性能はスムーズ&トルクフル。いわば、ホンダテクノロジーの原点ともいえる。ホンダ空冷直4テクノロジーの粋を結集している、低中速域を重視した仕様のバルブまわりでは、定評のある油圧式オートバルブアジャスターの装備でメンテナンスフリー化を徹底している。また、カムチューンテンショナーやクラッチ、ミッション各部は、耐久性、静粛性に優れるなど、エンジンユニットトータルで熟成されている。放熱効果に優れたアルミ6段コア大容量オイルクーラーも標準装備。そして美しく、良質なクロームメッキで表面処理を施された4−2−2エキゾーストシステムが奏でる、CB750独特の力強く歯切れのよい空冷直4サウンドが、躍動感にあふれる心地よいライディングへと導いてくれるだろう。
軽快にして、重厚。スムーズで快適な走りを実現する熟成のシャシー。
寡黙に熟成度の高さを示すCB750のシャシー。フロントには、φ296mmディスクに2ポットキャリパーを組み合わせたダブルディスクブレーキを。リアには、φ240mmディスクに1ポットキャリパーを組み合わせたディスクブレーキを装備。リアの脚まわりには、不等ピッチのコイルスプリングとリザーバタンク付ダンパーを組み合わせたコンベンショナルなサスペンションを配置。伸側、圧側それぞれに独立したオイル経路を配したSPV(Showa Progressive Valve)により、安定した減衰力特性を実現.、快適な乗り心地と高い路面追従性を両立させている。また、快適な走行フィールと耐久性を兼ね備えたミシュランのラジアルタイヤを標準装備するなど、さりげなくその成熟を語りかける、充実のパワーユニットと、成熟の脚まわりを支える主役は、あくまでもクオリティを重んじる軽量・高剛性ダブルクレードルフレーム。ディメンションは日常ユースや長距離ツーリングでの快適性を重視した、低重心&ロングホイールベースである。さらにエンジンブロックを剛性メンバーに取り入れて、横剛性、捻れ剛性のマージンを大きく確保し、しっとりとした乗り味のなかに、優れた運動性能を調和させ、CB750ならではの高い汎用性を実現している。
伝統を受け継ぐフォルムにカラーリング。そして各種の充実装備。
90年代の新しさとCBの伝統を受け継ぐフォルムには今回新たに深紅のカラーリングを施した。力強いオーガニックデザインで造形されるフューエルタンクは、ツーリングユースでその真価を発揮する20リットルの大容量。また、メーター類はアルミパネルに機能的にレイアウトし、クロームメッキのメーターカバーを装備。さらにシートには自然なライディングポジションに徹した厚肉タイプを採用してロングランにも余裕の対応。また、シート下とリアカウル内には、書類や工具を収納するとともに小物入れを兼ねた収納スペースを配置する。 |