スポコンの定番アイテム"NOS"(ナイトラス・オキサイド・システム)。
映画"ワイルドスピード""ワイルドスピード2"で多用されています。
今回は、うちのフィットに Nitrous Express製のNOSを装着しました。
■□NOS装着インプレッションはココ!□■



【事前準備】

キットは日本で買っても取説は英文なので、海外通販で安く購入しました。
http://www.streetbeatcustoms.com/ ← キットを買ったのはこっち
http://www.performancedepot.com/ ← パーツを買うならこっち

まず、取説を訳すことから始めます。英語は不得意ですが頑張って訳しました。
キットに添付されている取説はここからも見ることができます。英語の得意なかたはどうぞ。
http://www.nitrousexpress.com/installation/efisysinstall.pdf
上の取説は燃料ラインを"テストポート"から分岐しており、フィットとは違いますので、
シビックの取り付け例を参考にしました。
http://www.hondatuningmagazine.com/tech/0203ht_nx/

このキットは米国製なので、インチねじを使用しています。
インチサイズのスパナ、六角レンチを用意しました。
はじめに、バッテリーのマイナス端子を外しておきます。



【ボトルの組み立て】

ボトルニップルを差込み、ボトルナットで締め付けます。


今回はオプションの圧力計を取り付けます。
ボトルニップルに青色のボトルニップルを追加して、圧力計を取り付けます。
この時、メータのねじ込み部に漏れ防止のシーラを塗りますが、市販のシーラテープを使うと
カスがN20ラインに混入してしまい障害の原因になりますので、付属の赤い液体を使ってください。


ボトルブラケットを車体に固定します。トランクの仕切り板に固定していましたが、
かなりグラグラするので、写真の木の板に固定しました。木はずれないようトランクと同寸でカット。
安かったので、桐にしました。車内に木のいいにおいが立ち込めています。(空気清浄、防虫効果もあり)。
本当は、ボトルの頭が車両の前向きで上に向くようにし、ボトルニップルが下を向くように取り付けるべきです。
(取説に書いてある。確実にN20ガスを取り出すために必要な姿勢らしいです。)



【ソレノイドバルブの組み立て】

本組み立ての前にバルブとホース全部を仮組みしてみます。
シーラはかなり固く、一回塗っていまうと外せなくなってしまいますので、
念のため、一回ホース関係を組み立てた方がいいと思います。

(N20ソレノイドの組み立て)
付属の赤色シーラを塗り、ソレノイドバルブにアダプターを取り付けます。
(市販のシーラはノズルの詰まり・バルブ故障の原因になるので使用不可)
今回はオプションのパージバルブを使いませんんで、1/8プラグ(栓)を取り付けます。

(燃料ソレノイドの組み立て)
付属の赤色シーラを塗り、ソレノイドバルブにアダプターを取り付けます。
(市販のシーラはノズルの詰まり・バルブ故障の原因になるので使用不可)

2つのソレノイドに金具もつけておきます。




【N2Oホースの取りまわし】

青い金具の長いN2Oのホースに、取り回し時に異物が入らないよう、
ビニールテープで穴を塞いでおきます。


エンジンコンパーネントのブレーキマスターパックの斜め下のグロメット(ゴム栓)に
穴を明け、N2Oホースを通します。ホースが太いので、一度グロメットを外してしまい、
ホースを通してから、はめ直しました。


エンジンが側からぐいぐい押すと、運転席のブレーキペダル付近にホースが落ちてきます。


センターコンソールの後ろ2本のネジを外し、ホースを隠します。


ホースを取り付ける前にちょい明けをしてボルト頭部のごみを吹き飛ばし、
ホースへの異物の混入を防ぎます。
N2Oホースをボトルニップルに取り付けます。(写真は取付法変更前)




【フルスロットルスイッチの取り付け】
アクセル全開時のみ、NOSが有効になるよう、スロットルにマイクロスイッチを取り付けます。
(2000rpm以下でNOSを噴射すると、ピストンリングが抜けます!!)
まず、作業がしやすいようにエアクリーナを取り外します。(ごみ浸入防止に布を詰めておきます)
スロットルボディの奥下のボルトをゆるめ、金具を共締めします。
アクセル全開時にスイッチが押すよう、金具とスイッチのアームをねじ曲げます。
スイッチがカチカチ音がするか、確認します。
(雑誌を見ると、ショップではアクセルペダルの裏に付けているようです)




【ノズルの取り付け】

うちのフィットはアペックスのキノコ型エアクリーナを使っていますので、
ゴム継ぎ手にカッターで穴をあけ、アダプターを取り付けました。
つぎに、ノズルを取り付けます。後で付けようとするとアダプターが空回りしてしまします。


ノズルの噴出し口がスロットル側に向くように(今回の場合は、サメのイラストが上になる)位置を決めます。


ノズルアダプターが干渉して、エアクリーナの位置がずれましたので、
エアクリーナのステーを金具で延長しました。




【燃料T字アダプタの取り付け】
燃圧のため燃料が噴き出さないように、給油キャップを一旦外します。


エンジン奥の燃料ラインのカバーとコネクターを外します。(写真緑色)
ガソリンが垂れるので、ウェスを敷いておきます。


エンジン本体側の燃料ラインのカバーとコネクターを外します。


燃料ホースをカットし、T字アダプタを差込みます。
カット時のバリがあるとうまく入りませんので、カッターでバリを取ります。
切りくずがホース内に残らないように注意します。
カット位置は写真を参考にして下さい。
ホースバンドでしっかりと固定します。

T字アダプターから燃料ソレノイドへの燃料ホースを取り付けてから、
燃料ラインを元に戻すほうがいいです。先に取り付けてしまうと作業性が悪いからです。



【ソレノイドバルブのマウント】

エンジン奥にソレノイドバルブを取り付けます。場所は写真を参考にして下さい。

(N2O)


(燃料)


燃料ホース、N2Oホースをそれぞれ取り付けます。強く曲げないように取り回します。
N2Oホースを伝って水が車内に浸入しないように、グロメットから出るホースのエンジン側を低くします。



【ノズルにジェットを差し込んでホースを取り付け】
ノズルに燃料とN20ホースをつなぎます。
このとき強くしめつけすぎると、ねじの付け根が折れてしまうので注意!!
35HPアップ仕様のジェット(N2O=31番/燃料=18番)を選択します。

50HPアップ仕様のジェット(N2O=35番/燃料=20番)は、
35HP仕様で十分な使用をしたあとにしてください。(と取説にかいてある)



【電気配線】
取説の配線図を参考に結線をします。
英語の取説ですが、これは見れば分かるので図のとおりに配線できました。
ソレノイドバルブには+−の極性はありません。
配線図は5/8ページ目(印字は7ページ目)を見てください。


噴射中がわかるように、パイロットランプを追加しました。
2つのソレノイドバルブと並列に配線しました。
テプラでコメントを貼りました。


(リレーの写真)
リレーの電源に30AのFUSEを追加しました。
家族も運転するので、普段はFUSEを抜いて動作を防止しています。


(室内スイッチ)
ONにすると点灯します。
テプラでコメントを貼りました。



【完成!!】
仕上げに配線やホースが擦れそうな部分をカバーします。
華やかになった、エンジンルームの様子。




【動作テスト】
・N20ボンベのバルブを閉じる
・エンジンキーをACC
・室内スイッチをON(ランプ点灯)
・フルスロットルのスイッチを手で押す
この時、燃料・N2Oのソレノイドが"ボコッ"と音がして、作動していることを確認します。

・次にN2Oのバルブを開け、エンジンを掛けます。
・ホースからN2Oガスと燃料の漏れがないかチェックします。
・メータ内"PGM−F1"のチェックランプが点きましたが、15分くらいの走行で消えました。


【取説に載っている、そのた注意】
・火気厳禁!!!!(助燃ガスのため、またガソリンを取り扱うため)
・ボンペ圧力は900〜1000PSIで使うこと。低いとバックファイア、高いと破裂の危険がある。
・セッティングは最も最小馬力のジェットから始める
・ECU交換した車の場合は、熱価の2つ冷えたプラグに交換するとよい。
・点火が重要であり、ハイオクガソリンの使用または、進角を遅らせるのがよい。
・75HP以上のジェットの場合、ハイオクガソリンまたは、OP添加剤"Power Booster"を使う。
・10秒以上の連続噴射は不可。
・アクセル全開時のみ使用!2000rpm以下(アイドリング時)にNOSを使うとエンジンが壊れます。
・水温華氏160〜200度(摂氏71〜93度)で使用するとよい。
・改造禁止。
・他社NOSシステムの部品を使わない。
・ボトルの落下厳禁。
・ボトルはの亜酸化酸素以外の注入は厳禁!



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