それは思い付きだった。
夜の3時。私は悩んでいた。
それは日中の事である。
だれていた私は「休みらしい事しなければ・・・」と悩んでいた。
それを実行する気になったのが夜中だった。
「今行くか・・・でも眠い気が少しする。でも寝てからはきっと行
く気しなくなるなぁ・・・」
結局「眠くなったら帰る」という事で私は走り出した。
今回の目的はこうだ。
・モーニングコーヒーを飲む。
・朝焼けのギャランを撮る。
・スタビライザーの性能をテストする。
・峠を堪能する。
その内の何個かはうまく実行できなかったが、ある程度は成功。
いつものジャンバーを着て表に出る。
「・・・めっちゃさむぅーーー」
思わず家に駆け込んだ。
仕方が無いのでラリーアートの3WAYコートを着て出発。
家からコーヒーが無かったのでココアを持っていく。
おなかがへるといけないのでカップラーメンも持っていく。
新アイテム「セラミックマグカップ」も持っていく。
出だしは快調。
眠気もぶっ飛んでしまった。
254号を北上。秩父日高線をひた走りそのまま299号へ。
ここからが高速ワインディングである。
一気に加速して100kまで。
減速は程々に進入する。
車体は以前よりも明らかに振られていない。
コーナーを抜けた後も姿勢は落ち着いていた。
「おおおおお、良い感じだぁぁああ」
そして・・・
暫く行くと正丸峠に近づくと直角に近いカーブが多くなってくる。
そこから何かが狂い始めてきた。
「・・・なんだろう・・・これ・・・」
踏めない!
今までの速度を保てない・・・
大きなコーナーではあまり感じなかったが、それは小さなコーナーで
謙虚に現れた。
速度があまり高くなければ分からない程度のモノだった。
しかし、今は半年以上峠を走っていなかったせいも有ると思い、その考
えを振り払った。
上ったら下る。
これが峠のセオリー。
下りに入ってからあまり踏み込む事が出来ずに秩父についてしまった。
秩父。
それは私にとっても思いで深い場所。
温泉がいっぱい有って好きだが「武甲温泉」だけは最悪。
行くのは止めましょう。
あれは大衆浴場です。
私は嫌いです。
ミューズパーク。
秩父の山にある公園?です。
見晴らしが良く、秩父を一望でき、夜景はそれはもう・・・
一度は行ったほうが良いでしょう。
夏場はカップルがうじゃうじゃ。
行くなら冬ですね。
ここもやはり峠です。
それもかなり急な所で、180度ぐらいのターンは結構有る。
一気に駆け上がる。
ヒルクライムは特に問題なく、駆け上れた。
しかしダウンヒルは・・・
「・・・ありゃりゃ・・・」
いきなりステアリングが軽くなる。
またステアリングを戻しまた切り込む。
しかし、ある程度は手応えが有るが、その後すっと手応えが無くなる。
それはコーナー時のきり過ぎって意味も有ったが、それだけでもないようだ。
「あ、プッシュアンダーがめちゃでてるんだ・・・」
4駆特有の現象。
LSDが入っているわけでもない私のギャランはコーナー時に発生する
負荷がスタビによって変化してフロントのトラクションが抜けてしまってい
るようだった。
車は滑るようにタイヤの向きを無視して前に進む。
ダウンヒルはフロントに車重がかかるからプッシュアンダーが出難いなんて
嘘じゃん。
参ったなぁ・・・
一先ず何度かはしって感覚をつかむ。
結局スタビライザー交換ではプッシュアンダーがでやすくなるって事が分かった。
LSD入れられる物なら入れたいですね。
さてさて、本来の仕事に戻る。
ミューズパークの見晴らしの良い駐車場で、駐車。
ちょっと早いが湯を沸かす為燃料にコンロをセット。
途中で買ってきた南アルプスの天然水をやかんに入れて火をかける。


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