RACING EXPRESS
ON DEC. 31, 2002
AT BANDINI SUPER TRACKS

WORLD CHAMPIONSHIP
12HOURS
SADISTIC ENDURANCE COMPETITION

2002年12月31日に開催されたサディスティックコンペティション
12時間耐久の速報です


 

<RESULT>

優勝

チーム・ロスマンズ・アウディジャポン

D・アーンハート/D・クルサード
 A・マクレー/K・ブラック(チーム500)

準優勝

チーム・メッサーシュミットBf109G

J・ホール/N・ピケ/M・シューマッハ
F・タバトン(チーム500)

3位

チーム・マルティニ・ランチアコルセ・アバルト

R・アルヌー/T・マキネン/D・ヒル
A・de・チェザリス/トイポネン(チーム500)

4位

チーム・アウトデルタ・アルファ33TT

H・H・フレンツェン/M・アンドレッティ
J・ハント/T・ウキヤ

<LAP count>

時間/チーム

ロスマンズ

メッサー

マルティニ

アルファ

17:25

940L

839L

833L

816L

20:25

1969L

1858L

1665L

1682L

23:25

2978L

2835

2634L

2519L

02:25

3950L

3771L

3631L

3482L

*決勝当日、正午過ぎに各選手、続々と到着...といきたいところだが
さすがに大晦日は各自忙しくぼちぼち登場。
今回のスペシャルゲストは遠く名古屋からチーム500の3名。
さっそくプラクティスに入る。

*開会式の後、ドライバーズ・ミーティング。
その後各チーム、使用するシャーシの抽選。
今回は3時間ごとにコースチェンジがあるため、
最初に走行するコースも抽選となる。
 
*14:00スタート....のはずが、チーム・ロスマンズは2時間前にクリアー
を吹いたばかりということでまだ未完成。
ちょっと待ってよ〜、ということで25分遅れでスタート。
恒例のルマン式、100m先の信号から....という予定ではあったが
繁華街をコントローラー片手に駆けるあまりにも怪しい面々(失礼!)、
これは消防、警察等に通報される恐れありとのことでコース階段下からのダッシュ。
.....それでも十分ハズカシイ。

*規定周回の100周を消化したチームから、オプションパーツ
装着のためピットイン。
すべてのチームが前後シリコンタイヤに履き替える中、
チーム・アルファはピニオン交換も行いギア比の変更。
5分以内で作業が終われば十分なアドバンテージになるという
判断で大きな賭けに出る。

*3時間経過。
チーム・ロスマンズがリードを広げる。
マシンもドライバーも絶好調。
クルサードがアタックをかければ、アーンハートはノーミスで
延々と周回を重ねるという理想的な展開。

残り3チームは僅差でバトルを続けるが、2位争いは6周差というきびしい状況。
チーム500の3名の選手も大健闘。初めてのコース&マシンにも
かかわらずさすがの走り。
特に団長のタバトン、耐久モードできっちり走行し大きな戦力。

*6時間経過。
この間、ドライバー2名のみ(ホール&タバトンのコンビ)
でふんばる2位のチーム・メッサーがやや追い上げ。

大きな賭けに出たチーム・アルファ、思ったほどペースが
上がらずピットインを繰り返す......ようやく原因判明。
「あれ、なんだかフロントタイヤのほうが太いよ......
げえ〜!!前後逆じゃね〜か!」
.....その後怒涛のペースで3位に浮上。

1位のロスマンズ、みごとな連係でトップを死守。
K・ブラックのミスの少ない走りも大きく貢献。

*9時間経過。
BST耐久レース史上、ついに未知の領域に突入。

各選手、さすがに疲労と酩酊は隠せない様子だが
ここでマルティニのマキネン、爆発的な速さで3位のチーム・アルファを猛追。
セッティングが決まらず、ピットインを強いられるアルファ、
エースのキング・マリオも実力を発揮できずやや苦戦か?

アルコールなしで(飲んではいけないのよ、この人は....)全開走行を
続けるマキネン、やればできるじゃん!のアルヌーに加え
トイポネンの力走....ついに3位の座を奪い返す。
さらには2位走行のチーム・メッサーにも追い付こうとの勢い。
監督のチェザリスも大喜び。

しかしここで口笛とともに?チーム・メッサーのN・ピケ登場。
「待たせたな...」の決めセリフとともにいきなりの全開走行。
マルティニを突き放す。(ちと脚色アリ...アニキ、ゴメン)

トップのロスマンズは「飲みがたりねえぞ〜!」「少し休んでろ〜!」
などのヤジをものともせず、さらにリードを広げる。

*2003年元旦0時0分
ついに新年を迎える。
参加者全員でカウントダウン....「明けましておめでとう!」

「今年もガンガン握るぜ!」状態の選手、
「こんなところでこんなことしてていいのか?」状態の選手、
さらには「....ハリホロヒレハレ...」状態のもの若干名。

残すところ2時間あまり、あちこちでバトルを楽しむ光景。
息のあったドライバーが揃うと「いってみる〜?」のかけ声とともに
4台でハイペースの隊列走行開始。
クロスレーンは絶妙な間合いで駆け抜け、ストレートシケインでは
テールを軽くプッシュという状態。
手の内を知り尽くしたもの同志、あうんの呼吸で延々とラップを重ねる....
....これぞ通称(自称?)バンディーニ・サーカス!

*残り10分。
各チーム、ラストドライバーはゲストのチーム500の皆様。
マシンもほぼノートラブル。

ラスト5周はトップのチーム・ロスマンズを先頭に隊列走行。
.....長かった12時間も過ぎてしまえばあっという間、
全員が名残り惜しい気持ちでパレードラップを見守る。

*2002年元旦02:25
ついにゴール!
ロスマンズカラーのマシンを先頭に、各車次々とゴールラインを通過。

耐久レースならではの感動の瞬間......全員が感涙にむせぶ....
ようなことはなかったが、あちこちで握手!握手!
互いの健闘を讃え合う様子は、オヤジ達には似つかわしくない
美しい光景.....まさしくノーサイド。

すでに意識不明のモノ、数名いる中での表彰式。
優勝賞品は恒例となった参加車両の総取り。
シメはオーガナイザーよりひとこと。
「え〜、みんなご苦労さん、次回はにじゅ....ング、グ...」
あわててオーガナイザーの口をおおうのはレースディレクターの手.....
「かんべんしてくれ〜!」

おしまい

....ちなみに優勝したチーム・ロスマンズの実走行距離、なんと98.75キロメートル......

 RACING EXPRESS編集部


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