
都バスと言えば、全面広告の「ラッピングバス」が代名詞?になるくらい普及させた。以前にすでに他社で、広告を車体に大きく掲示したバスは存在していたが、全面広告であれだけの台数を投入したのは 都バスが初めて。いまでは東京都内、東京近郊のバス会社にまで波及した。カラフルな車が増え注目度も上がったようだ。15年位前に都バスのイメージアップと利用車を増やそうと車体をかなり目立つカラーにしたところ、目立ちすぎると不評をかって現在のグリーン系のカラーへ変更になった経緯があるだけに ラッピングバスを見るにつけ時代が変わったのだなとつくづく思う。東京都交通局も無策なわけではなく、広告公害にならないようにあまり派手すぎるものは敬遠しているとのこと。自分から見ると食品、飲料メーカーのものは、自社の商品のパッケージのデザインをそのまま流用しているものが、割合マッチしているものが多いように思える。製品のもともとのデザインが優れていることの証だろう。
また利便性の向上は見るべきものがある。10年くらい前に比べ、元々交通局はお堅いお役所的発想がかなり少ない部署であったが、更に柔軟な感じになりつつある。

現在都バスの路線は都内23区部と青梅市内を中心に路線網を持つ。山手線の内側の地域に関してはほぼ都バスが唯一で独占状態にある。以前は八王子市内や埼玉、神奈川など近県へ乗り入れた路線も存在したが今は無い。主要である23区内も長距離路線の廃止、縮小が繰り返された。極端な例では阿佐ヶ谷〜青梅のバスが存在しており、現在は運転区間が縮小されたため、青梅支所は孤立無縁となった。その他にも新宿〜大泉学園や新宿〜大森駅など23区の西部、南部の路線が、ここ10年くらいの間にかなり縮小、整理された。反面東京湾に面した臨海地域は今も交通基盤が整備されておらず、バスが重要な交通手段であり現在もこの地区に関しては、路線の新設や、新し運用形態の導入が行われている。
最近はやはり大きな変化としては、都営地下鉄、大江戸線の開通に合わせてか路線網に変化があったた。山手線の内側を縦横断するいくつかの路線が廃止、縮小へと追い込まれた。
まず料金は民間のバス会社が210円であるのに対して、均一区間では200円である。お隣神奈川の川崎市200円と健闘している。昨年から一部地域で100円で利用できる区間も誕生した。持参人有効の10000円定期券、500円の1日乗車券などかなりお徳なサービスが多く。バスの利用率の向上、ひいては都内の渋滞緩和に対する積極的な姿勢が伺い知れる。
1984年(昭和59)に次ぎに来るバスの時間等を各バス停に配置した、バスロケーションシステムと従来の路線バス車両よりハイグレードな車両をを用いたもの。渋谷〜新橋に路線を設定、開業した。車両は観光、長距離タイプほどではないが、従来の都内の他のバスに比べ、シートの中綿が厚く背もたれも大人の首くらいまでのものになった。また座席数も格段に増え、座れる確立が高くなった。どのバスに乗っても全て冷房車のみというのも当時は珍しかった。運転本数も一般路線よりも多い。渋谷〜新橋(都01)が好評だった為、順次他の利用客の多い路線にこのシステムが拡大した。都01〜08まで8系統あり、同じ料金ながらちょっとお徳な?プレミアム路線か。ただし、最近は一般路線と同じノンスッテップバスが走り始めたり、新都市仕様の車の内装が一般路線用とほぼ同じレベルの車両の導入等により、車両の格差は少なくなりつつある。
| 系統番号 | ニックネーム | 基 点 | 経 由 地 | 終 点 |
| 都 01 | グリーンシャトル | 渋谷駅 | 六本木・溜池 | 新橋駅 |
| 都 02 | グリーンライナー | 大塚駅 | 文京区役所・御徒町 | 錦糸町駅 |
| 都 02乙 | グリーンライナー | 池袋駅 | 大塚3丁目・伝通院 | 春日駅 |
| 都 03 | グリーンアローズ | 四谷駅 | 銀座4丁目 | 晴海埠頭 |
| 都 04 | グリーンアローズ | 豊海水産埠頭 | 勝とぎ駅・銀座4丁目 | 東京駅南口 |
| 都 05 | グリーンアローズ | 晴海埠頭 | 銀座4丁目・有楽町 | 東京駅南口 |
| 都 06 | グリーンエコー | 渋谷駅 | 天現寺橋・赤羽橋 | 新橋駅 |
| 都 07 | グリーンスター | 錦糸町駅 | 亀戸駅通り・境川 | 門前仲町 |
| 都 08 | グリーンリバー | 日暮里駅 | 千束・押上 | 錦糸町駅 |
さて最近は、多様化するニーズ(特に交通弱者に対する)、公共交通機関利用促進、マイカーの減量、バス離れに歯止めをかけるため等、全国的にバス会社が経営苦しい中で助成金の補助を受けたりして、色々と思考錯誤しているようである。都営バスも例外ではなく下記のバスが最近相次いで登場した。
| ラピットバス | 急行 01 | 渋谷駅〜六本木〜新橋駅 | 途中主要停留所のみ停車 |
| 急行 02 | 大塚駅〜茗荷谷駅〜春日駅 | ||
| 急行 03 | 池袋駅東口〜王子駅〜豊島団地 | ||
| 急行 04 | 西葛西駅〜船堀駅〜小岩駅 | ||
| 急行 05 | 錦糸町〜東大島駅〜東京テレポート駅 | ||
| ダイレクトバス | 直行 01 | 大井町東口〜八潮地区循環 | |
| フレキシブルバス | FL 01 | 葛西駅〜船堀駅〜錦糸町駅 | 土日のみ運行 |
| アクセスラインバス | AL 01 | 東大島〜小松川地区循環 | 大人100円/小児50円 |
| AL 01 | 豊洲駅〜豊洲地区循環 | ||
| 快 速 バ ス | 東京駅丸の内南口〜銀座4〜お台場循環 | 座席定員制 大人300円/小児150円 |
またこれ以外に、一時とりやめていた深夜バスも現在10系統で、再び運行している。(料金は大人400円/小児200円)
こうして見ると、23区西部には比較的多くのバス会社が存在している為、都バスは23区東側が主要地域であることがわかる。