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AONEKO Touring Report

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  2004年8月22日 

 房総半日林道行

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 朝の10時に出発。房総はお馴染みの場所だが、いつもはたいてい海岸沿いを流していて、林道に的を絞って出かけたことはあまりないので楽しみだ。今回はいでたちもそれなりのオフ装備にし、パンク修理器具なども一式持参。近場に行くにしてはいささか大げさな感じもしなくはないけど、安心できればそれだけ余計に楽しめるというもの。
 京葉道路から館山道を経て11時半に木更津北で降りる。道に迷いながら海岸沿いを南下、津浜から少し山の方に入ると富津館山道路の「富津竹岡」入口に行き会う。この入口の手前、田んぼの脇の高架をくぐった先にあるのが今回最初の目標、『竹岡林道』である。

 

【竹岡林道】
 

高架をくぐると林に向かって未舗装路が

 

 12時半に竹岡林道にアプローチする。
 入口はいかにものどかな田舎道で、幅員はやや狭いものの路面はしごくフラット。
 白い粘土質の路面は晴れ日の続くこのごろではきわめて走りやすいが、一度雨が降るとヌタヌタになりそうな感じでもある。

 
 少し進んだところにある素堀りのトンネルが長く、地面には落石がゴロゴロしていてかなりコワイ。
 その先も一貫して粘土質のやや狭いもののフラットな路面で、ときどき浅いクレバスが口を覗かせることはあってもおおむね平和な道。2.5kmで金谷元名林道に接続する。 

素堀りトンネル

 

フラットな路面

 

林道終点の三叉路。金谷元名林道に接続

 

【金谷元名林道】
 

 竹岡林道の終点から『金谷元名林道』へ。竹岡林道はこの林道の半ばあたりに接続しているので、左右どちらかに進むことになる。
 まずは右の方に進むことにする。

 こちらは道幅もあり、よく整備された明るい道。途中採石場らしき広大な作業場があり、その先はトラック用の作業道路となる。未舗装とはいえ舗装路とほとんど変わらない。休日だったのでトラックに出くわすことはなかったものの、聞いた話では平日はダンプ地獄らしい。 
 「浜金谷トンネル」前で終点となる。こちらには「通行止」の看板があった。

竹岡林道から見て右側

 

広く平坦な道。見通しも上々。

 

浜金谷トンネル

 

 もと来た道を引き返し、3km戻って再び竹岡林道との三叉路に。

 今度は左側に進む。こちらは右側とは違いかなり幅員が狭くなり、草が道にまで覆い被さって窮屈だ。路面もすこし荒れてきて、面白くなってくる。
 途中にある林道開設の石碑を横目に車止めの柵を抜けてさらに先へと進むと次第に転回も難しいほど狭くなり、このまま廃道の行き止まりになってしまうんじゃないかと危ぶまれるほど。

 4kmで無事、町中に通り抜けできた。計7kmのなかなか楽しい道。景観もいい。

こっちは狭い。路面も凸凹

 

完抜け林道とは思えないこの有様

 

林道を出、町を抜けると保田海岸に

 
【大山林道】
 

 続いて『大山林道』へ。

 保田海岸から県道34号を山側へと上っていき、金束本郷の交差点を左折してしばらく行った右側にわかりやすい入口がある。
 林道の表示も目立つので、これは期待できそうだと思ったものの、入ってみるとなんだか裏山の作業道みたいな感じで、1kmばかりで終わってしまう。横尾林道へのアプローチ道という感じだった。

薄暗く、地味な雰囲気

 

 
【林道松節線】
 

ダートもあっという間

 

 大山林道の終点?から分岐した左側が緩やかな下りの『林道松節線』。明るく開けた雰囲気で、いかにも走りやすそう。もちろん入ってみる。

 ひたすらフラット、周囲には人家もある。ところがわずか300mで舗装になってしまった。その先は変哲もない田舎の集落で、ずっと進むと豊英ダムのほとりにでも出るのだろうか。

 

 
【横尾林道】
 

 林道松節線を引き返し、大山林道の分岐を今度は舗装された右側の上り道に進むと、やがて未舗装林道の入口に。こちらは特に道標があるわけでもなく、平和な道が淡々と先に続いているだけ。なんという道か分からないが、地図上ではたぶんこれが『横尾林道』なんだろうと見当をつけてとりあえず進んでみることに。

 横尾林道は房総の林道としてはよく名前を目にするメジャーな道だけど、入口はずいぶん地味なような。果たしてこの道で正解だったのだろうか・・と不安を抱えながら走るが、でも進むにつれて面白くなってきた。距離もあり、眺めも良くて気持ちのいい道だ。ごくフラットなのでツーリング向きだが、支線も多いのでじっくり探索すればかなり楽しめるのではないだろうか。
 なぜかこの日は不思議なくらいオフローダーが多くて、道いっぱいに広がってカッ飛んできた集団には肝を冷やした。KLXの兄ちゃんと正面衝突しそうになった。同日の他のところでは誰とも会わなかったのに・・こんなに賑わっている林道も珍しい。

 

淡々と続く道

 
【林道高山線】
 

入口から終点までずっとこんな感じ

 

 横尾林道を抜けると「清和県民の森」の中に迷い込む。ここは道が何となく入り組んでいてわかりにくい気がするけど、慣れていないだけなんだろうか。今回が3度目くらいの来訪。

 『林道高山線』は横尾林道の出口からすぐのところにあるのどかな雰囲気の短い林道。緩やかな勾配、昔話の風景のような明るく鄙びた雰囲気。路面はごくフラットで、オンロードバイクでの「ダート体験」にでも利用すればちょうど良さそうだ。いい感じの林道だけど1kmで終わってしまうのが残念。

 
【林道袖ノ木線】
 

 続いて同じ「清和県民の森」の中にある『林道袖ノ木線』へとアプローチする。

 林道高山線の終点の舗装路を右折して下っていくとじきに右側に入口が現れる。ここ、数年前にも走ったことがあってお気に入りの林道の一つだ。
 路面はフラットでなんの変哲もないが、ごつごつした岩山の切り通しの連続する景観が素晴らしい。展望も良くて、不思議に色彩的な風景が全線にわたって展開する。
 ダート3kmほどでやけにキレイな舗装路になり、終点に。行き止まりの手前だけ舗装なのは奇妙で、たぶんいずれ全線舗装される予定なのだろう。終点は工事中で、まだ先に延びる様子。舗装路が延びるのでは面白くもないが・・

 

袖の木線。開けた景観

豪快な切り通しが続く

 

行き止まりに

 

 3時半に袖ノ木線を退出、帰途につく。
 県民の森を抜け、例によって迷いながら最寄りの高速入口を探す。房総ってどこも道が不思議なくらいいいのだ。広々した道を走っているうちにいつの間にか農道に迷い込んだりする。さんざんウロウロしてからやっとのことで高速に乗って東京へ。6時過ぎには帰宅した。
 総走行距離295km。

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