■黒という色について...
『黒くる団』は、至高のボディカラーである”黒”に対する思い入れと誇りを持つ、ランサー・エヴォリューション及びインプレッサ・オーナーを中心とした集まりです。しかし、上記の条件を満たした方なら、車種は限定いたしません。
同じ色のクルマが並ぶ光景には快感すら覚えるものです。同じ車種、同じカラーリングでも”違い”を感じることもありますね? それが個性なのだと思います。しかし、黒というボディカラーはやっかいなものです。埃は目立つ、傷を付けようなら目立つ目立つ。1番にケアを気をつけないといけない、黒こそ”真の愛車家”のための色なのではないでしょうか? 黒くる団ならではの「洗車ミ」もありでしょう!
しかし、黒という色はご存知の通り、どのような色とも愛称が良いのです。どのような色であっても、黒との配色による違和感はありません。ある意味
『黒ほど友好的な色は存在しない!』 と断定できるのではないでしょうか? 『黒くる団』の初名乗りは、2001年の初夏に開催されたランサー・エヴォリューション全国ミーティングでした。『あくまでも黒いクルマの集いであって、洒落です♪』という事で、全国のEVO軍団に挨拶まわりを行い、賛同された方が入団した……という次第です。何かしらのきっかけで友好関係が深まれば良いと思っています。実際、ツーリング先でトラブルに見まわれ、地元のEVOオーナーの協力を得たという例は多々あります(何言う管理人も世話になった経験があります)。
さて、管理人の記憶が正しければ、スポーツタイプのクルマで「ブラック」を意識したのはロータス・ヨーロッパSPだと思います。当時、ロータースのF1は Jhon Players Special カラーであるブラック+ゴールドのストライプをまとっていました。もちろん、それ以前にもMGやポルシェでもカタログにブラックはありましたが、スポーツモデルのクルマにブラックはあくまでもイレギュラーな存在のようでした。実際、前述のロータスF1も当時は「走る棺おけ」と陰口をたたかれたものです……。
そんな否定的な声に反して、その後は限定カラーとして「ブラック」を採用したスポーツモデルが増えていきます。その昔、70年代のス-パーカーブームの折の発見した、ポルシェ・パラノイアを題材にアメリカで出版された本に...
「極東のポルシェ・パラノイアは930ターボの黒を好む。なぜなら、それはあまりにもクールだからだ……。」
とありました。そして、当時の日本国内におけるレースシーンでは、最後のGTRと謳われたケンメリGTRが黒をまとってサバンナと対峙していた時代でもあります。それが機となって、70年代〜80年代の日本では、スポーツタイプのクルマで黒は”限定仕様あるいはスペシャル”という概念が根付いた次第です。
最近公開されたリュック・ベッソン監督の作品『TAXI 2』(2000年公開)では、黒のランサー・エヴォリューション(3台中、2台がY。1台がX)が登場しています。そのプロモーションで来日した際、ベッソン監督は...
「黒のランサー・エヴォリュ-ションは、ダークなイメージを持つと同時にアグレッシブなクルマなので登場させました……。」
と、インタビューで語っていたのであります。公開時のコピーは ”今度の敵は、最強・最速のランサー・エボリューション!”
でした。ま、我々は映画に登場するEVO使いのように、車座になって寿司を食ったり、線路上を走ったり、戦車と喧嘩はしないでしょう(爆) |

■黒くる団の活動について...
黒くる団メンバーとなっても、団員としての強制的な活動参加や規約は存在しません。本ページ管理人を含めた創設メンバーは、他のクラブに所属しています。単に
”黒いクルマのオーナーの寄り合い所” とお考えください。
ミーティングには黒以外のカラーのクルマの参加も歓迎いたしますし、他のチームやクラブ主宰の集まりなどにも積極的に参加したいと考えています。現在、『黒くる団』 としての定期的なミーティングやツーリング、イベントはとくに行ってはいませんが、有志による集まりは行われています。ご意見、ご希望は掲示板を活用していただきたいと考えています。
また、入団に伴う会費、上納金の類の徴収は一切行っておりません。ただし、要望によるステッカーの製作、活動に伴う出費に関しては実費の徴収はあると思われます。
←黒くる団友好団体のひとつ……『クルマはキレイに団』。彼らはひたすら汚れたクルマを見ると洗車せずにはいられない過激な洗車グループである!! Copyright
(c) DAVE Shigiura & Katsuya Terada 1994
|

● 黒くる3つの願い ● |
| 1. |
世界のクルマが綺麗でありますように! 非常時には有志による 『クルマをきれいに団−洗車部隊』 が結成され、 スクランブル・カーウォッシュ&ポリッシングが発令されます。
合言葉は「お前のクルマを磨いてやる!」 |
| 2. |
至高の色、黒を崇め奉る! されど、他の色のクルマを否定するなかれ。 |
| 3. |
常に雄雄しく、そして優しくあれ! |
| * |
ご意見・ご希望は掲示板、メール、あるいは狼煙や矢文(ホーミング・ナイフも可)でも受け付けています。
飛脚及び伝書鳩を介しての問い合わせは、対応しかねるのでご遠慮ください。 |
|
■黒丸印、NIGRED の意味とは...
「錬金術の作業の頂点において、結合の栄光が消え失せ、闇と絶望がもたらされる……。この展開は作業の新しい段階を意味しており、これを Nigred(ニグレド)と呼ぶ。」(Johannes Fabricius ”ALCHEMY”より)
錬金術における記号は『●』であり、この黒丸の記号も”ニグレド”と読む。黒は全てが集束した状態を意味し、同じに物事の始まりを意味するのである。また、『記号 図説 錬金術大全』によれば、●、Nigred は”無想像の暗黒の世界、万物の最初の状態”と解説されている。
我々が1番に良く知る錬金術記号としては、アラビア数字があります。0、1、2、3、4…… これは元々、アラビア錬金術の記号であり、その渡来以前の西欧ではT、U、V、Wといったローマ数字しか存在しなかったのです。0という概念も、インドの錬金術によって生まれ、アラビア半島経由で西欧に伝わったのです。同様に、▲、■、○、◎といった記号、H20やCO2といった化学式も同様です。
ちなみに、Nigred とは学術用語であるラテン語表記です。誤解の無いように念のため記載しますが、”二グロ”という差別的表現を連想される向きもありますが、前述の理由によって Nigred をシンボルとして採用したという次第です。
一方、色彩学では、全ての色が交わると最終的にたどりつく色が黒である。それゆえ、上記に錬金術の思想もあって、西欧において黒は喪服に代表される死を意味する色となったとのことです。
また、東洋では新たなる始まり、蘇生を意味するため、医者や学者といった職種を意味する色として考えられていたようです。実際、日本でも明治の初めまでは、医者や学者は黒衣・束髪という格好であり、死に装束は白であることは現在に至っています。
黒とは、忌み嫌われると同時に崇められる色でもあります。他の色は、それ自体がシンボルあるいは記号を現すのですが、黒はそれらを超越した哲学的な色とされていると解釈されます。黒とは全ての始まりであり、全てが集束された頂点なのであります。 |