back 08 


A1君復活もつかの間、再び起きた恐〜い結果とモーター(エンジン)破壊の推測

実のところ、スタッドが届き嬉しさの余り残りの組み立て部分の映像記録を残すのを忘れてしまいました。
以後かなりの勢いで組み立てを終了、試運転はH13年8月17日(金)の夕方頃でしたか、一応組み上がったけど・・・何せ自分で組んでるし、ネジ締めを確認しながら組んだつもりだけどもしエンジン内部で・・・、とか色々頭の中をめぐり、3000rpm以上は怖くて回せなかったのですが〜。
何かエンジンの音も軽く、静かになったような感じで、軽い手首のひねりでA1君は素直に僕の身体に心地よいGをかけてくれる。走りながら自分の顔が変ににやけてるのが解った。(A1君が僕の所にやってきた時と同じ感覚!)
その後数日、通勤もMTBからKZへ・・・、忘れもしないH13年8月21日(火)、休日だけど出勤、午後はフリーということで、完成したら見せる約束だった、パウダーコーティングカトーの大将に、お披露目に出かけよう!と決めて出発。昼飯まだだったので、「かき揚げ丼」をめざしお店に行くと、大変待ち!(いつも結構混む)止めたKZを再び始動・・・・。(グワシャグワシャグワシャ・・・・スポン)レレェ!? 聞き覚えのある嫌〜な音ッ。(おぇ!嘘だろ〜)
再びエンジンをかけようとは思いませんでした。 かき揚げの店から自宅までは、25Km以上有りますが、このまま置いてゆくわけにも行かず、空腹のまま真夏のアスファルトを押し始めました。最初玉のように出ていた汗も服に染み込み、何か汗も出なくなって、ふらふらしてきたのでちょっと休憩。自販のスポーツドリンクを2本立て続けにのみ、更に押し続けました。10Km程押したでしょうか、ハーレイ等大型バイク専門店に到着!陸送してもらうことにしました。
電車を乗り継ぎ自宅に到着、完全な虚脱状態に陥ってました。私から遅れること5時間、A1君が戻ってきました。(もー何んもする気無し!)
翌日朝、ヘッドカバー外して確認(やっぱバルタイ狂ってる・・・??)組み方が悪かったんかな〜? とりあえずバルタイ合わせて終了。
エンジンはかかったけどヘッドから異音、回転のあげれるような音でなかったので、ゆっくり走ってバイク屋へ。音の判定とパーツの注文をしました。
それから何か参考に出来ないかとネットを色々調べてて発見しました! [ http://tech.zn1300.com/cam-chain-tensioner.html ]
私のKZ1300のエンジントラブルも元々の発端は、これが原因だったのか〜と確信しました。
しかしエンジン組付けの時には、テンショナーも十分チェックし、ボールを組んでも飛び出す方向にしか動かなかった事を確認の上で「良し」としたのですが・・・・。
僕はチャレンジ!とばかりに早速、 [ Kawasaki ZX-11 Part # 12048-1113 &  Part # 11009-1858 ] を注文、合わせてノーマルの部品も取り寄せました。
ZXのテンショナーは確かに信頼の置けそうな出で立ちで、強いスプリングとラチェットタイプの引っ張り装置です。

(旧テンショナー、新品ボール、シャフト、カラーと ZX−11のテンショナとGKです) (大きさ等はよく似ている 実は黒色なのは気に入らない!)
 

ガスケットを挟んで組み込みます。ノーマル部品より最伸張時の長さが若干(3mm)短いのが気がかり。私が翻訳した英語は果たして合っているんだろうか??

(スプリングを入れ、細シャフトを入れねじねじ、カリカリとラチェットが閉まる音が響く)  (組上がりの図 黒・・・気にいらん 色塗れッて?面倒ぃ)
 

その後恐ろしい光景を見ました。左下は、私がUSAから個人輸入したパーツの中に入ってた「カムチェーンガイドスプロケット」右下は、NEW・輸入物・最初、エンジン破壊の原因と思われた物・・・。左をよぉ〜〜く見てください。ギヤがとんがって、薄くなって、尖った先に更に3つのとんがりが出来てます。
ギヤーの谷は削られて少し広くなってます。(カムチェーンのジョイントによる摩耗)

(こんな物が高回転で分回ってます・・・クワバラクワバラ先っちょに3つの角が出来てる) (色の違い・・・濃い色の物は破壊された物!)
 

この映像で、スプロケットの変形具合が更につかめます。(私は念のため左を予備で購入しました)右下はカムチェーンガイドのゴムローラー(割に堅い材質)ですが、変摩耗してるのが解りますね・・・USAのページでは、これも破壊されてエンジン内部に飛び散る事があるという・・・あぁ〜恐ろしやぁ〜。
(削れ具合、一目瞭然!)                                  (堅〜いごむローラー、これも超高回転で回ってます)
 

推測ですが、アクセルOFFしたときに何かゲロゲロみたいな音がしてました。(Kawasaki車に多いと聞いた事がある?)

(エンジン内部に完璧に軸固定された物ではないカムチェーンガイド・明らかにチェーンの擦れ跡がある・・・ゴムの変摩耗が更なるチェーンの偏りを誘発してガイド(金属部)に擦れる・・・これがゲロゲロ音の正体では?と私は推測します。ガイドの上の穴の所にスプロケットが組まれます。この部品のローラー側を先ほどのテンショナーがチェーンが弛まないように押しています。これが一瞬でも緩むとその瞬間にカムチェーンが何駒か飛んでエンジンを一瞬にして壊します)
 

これはあくまで推測ですが、私のKZのバルブタイミングが立て続けに狂った原因は、カムチェーンテンショナー(スプリングの張力にてロッドでカムチェーンガイドを押さえつけていてロッドはボールによって突き出す方向にしか動かない)が何らかの拍子に引っ込んだために起こったと思われる。
スプロケットの破損は、摩耗による肉薄化・変形が考えられますが副産物的な破壊で、バルブタイミングが狂う直接の原因ではなかったのかも・・・?
エンジンをオーバーホールされる方(腰上でも)は、交換部品のリストにカムチェーンテンショナー・スプロケットをリストされることをお勧めします。スプロケットは確実に摩耗(変形)しますし、粉々になって飛び散ると結局完全オーバーホールする事態になります。
僕が幸運だったのは1回目の時も2回目も、共に走行中(高回転時)でなくエンジン始動時に起こった為、シリンダーヘッド、ピストン、シリンダー、コンロッドに致命的な破壊が起きなかった事があげられる。(バルブだけで済んだのは不幸中の幸い?)ピストン、コンロッドまで逝くと他のKZの中古を探した方が安く上がる。
実際、今回の私の場合もパーツ代だけで工賃は一切無し。(結構簡単なオーバーホールでもショップではそれなりに費用がかかります)
KZ1300関連のトラブル書き込みを参照しても、高速走行中に突然エンジンが・・・・・・という記事を何例か目にしていたので・・・。
僕ももし東名高速を飛ばしてる時に(エンジンが高回転時)にバルブタイミングが狂ってエンジンロックを起こしたら・・・命が無かったかも知れない。
その事を思うと、2回のエンジントラブルとも無事で良かった〜と思う・・・。

現在時点でZX−11のカムチェーンテンショナに交換してのトラブルは一切起きておりませんが、KZ1300純正の部品ではない事をご承知おき下さい。
それと、このページに記載されている事はあくまで僕個人の責任において実施しております。僕は経験豊富なメカニックでもないし、整備士の資格も持っておりません。ですからこのページをご覧頂き楽しんでいただける事は大変嬉しく思いますが、整備・修理の際は、信頼の置けるプロの整備士のいるショップに持ち込まれることをお勧めいたします。(ボルト1本のミスが命に関わることもあります)
このホームページの内容に基づいてあなたが実施された事に対する一切の責任を、僕は負うことが出来ませんので予めご了承下さい。

font  back 08 next 10