バイク狂達の詩



バイクが無ければ生きていく事が出来ない・・・
マシンに人生(命)を賭けた男達の「詩」を聴いてください






魔のドラッグカーブ



その時、あまりにも無謀な速度で、コーナーに進入している事に気がついた…。

「魔のドラッグカーブ」

それは何の変哲のない、きわめて普通の右下りカーブ、の様に見えるが、
「速さ」を求める者には、このコーナーほど怖いものは無かった。

ブレーキングを疎かにしたため、コーナーのアウト側にあるガードレールが迫ってくる。

「チッ!ギリギリで曲がりきってみせる!!」

しかし運悪く、そのコーナーのアウトの路側帯には砂利が溜まっていた。

「ク、クソッたれぇぇぇぇぇっ!」

転倒することに確信をもった俺は、素直に愛車から身を投げ出した事で、
多少のケガをする程度ですみ、愛車もほとんど無傷だった。

普通のライダーならこれにめげて、マシンから降りていくだろう。

だが、俺はマシンと共に走り続ける。

なぜなら、俺は「速さ」を求める者だから……




この詩はユタカズがセピアZZ(50)に乗っていた21歳のときに、
KAWAWAさんと原チャリバトルに明け暮れていた日々を詩にしたものです。
もう2年以上前に作った詩で、最近(04/02/27)に偶然、会社のPCに残っていたのを見つけてしまいました。
あの頃は楽しかったなぁ・・・







直線



直線。

それは、果てしなく続く、終りが見えない人生のようなものである。

その直線にも、俺達が描いた1つのドラマがあった。

俺は今日も、直線でいつ、あいつを捕らえられるか?
そして、いつ抜き去る事ができるのか?

いつもそう思いながらアクセルを全開にして前傾姿勢になり、
そのチャンスを伺っている。

ふと、あいつのテールランプが人間に流れる血のごとく赤びかりをした!!

俺は命しらずのライダーだ。

そして、俺達のドラマは最後のカーブにさしかかった…。



この詩はKAWAWAさんが作ったものです。
ユタカズが「魔のドラッグカーブ」を作った時期と同じです。
やはりバイク暦が長いだけあって、カッコいい詩をつくってくれます!




無題



センターザイチロク!

久野山の森の中を、全速で走り始めた、午後11時。

その日は風が強く、コーナーリングでは、一つのミスでも許されない。

レースは最初のコーナーに向かおうとしていた。
俺は風が強いせいか、ターンミスを恐れるため、コーナー手前でスピードを急激に落とす。

すると、奴のマシーンが俺の左脇から矢のごとく進入し、一瞬のうちに抜き差りコーナーを全速で攻める。

おれも、負けてはいられないと、アクセルをフルスロットルにし、全速でコーナーに入る。

奴は全速だったせいか、大きくコーナーで膨らんだ。

しめた!と思い俺は奴のインに強引にもぐりこんだ。

奴も負けられないのか、大きく膨れながらも、そのスロットルを離そうとしない。

そして、コーナーを抜けたとき2台のマシーンが平行に並んだ…。

次のコーナーは全速だ!




この詩もKAWAWAさん作です。
カッコよすぎでユタカズには理解できません!!(;д;)