ミニチュア然とした作りの中にも、バイクが持つ逞しい駆動体のセンスを秘めている。クラシカルな雰囲気を装いながらも、現代的な洗練されたスタイルである。シティコミューターの手軽さで乗れる一方で、自由度の高いカスタムができる。

 ソロはただ斬新なデザインというわけではなく、乗り手の様々な方向性に対応できるポテンシャルを持っています。「素材」としての魅力の高さは、同クラスのバイクの中でも、かなり秀でているのではないでしょう。それゆえに、ミラーひとつ、ライトひとつにも、乗り手のセンスがもろに出てくるように思います。

 ここでは私がソロに施したカスタムの事例をご紹介します。私自身は決して人に誇れるだけのデザインセンスはありませんが、ソロのカスタムを考えている方に参考になれば幸いです。
●ミラー
 (汎用品 10mm径 丸型メッキミラー)


 恐らく一番簡単に交換できて、かつバイクの印象を左右する部分ではないでしょうか。ノーマルの黒いプラスチックのミラーはあまりに安っぽいので、納車後真っ先に取り替えました。
 ミニバイク用の8mm径のミラーは選択の幅が狭いので、アダプター経由で10mm径のミラーを付けました。ノーマルのイメージを大事にして、メッキの丸型ミラーを付けることは購入前から決めていました。さらに、後にハンドルを交換する場合も視野に入れて、可動域の大きい物をチョイスしています。鏡面は青っぽく加工してあり、これは夜間運転時、後続車のヘッドライトによる眩惑を防ぐ効果があります。

●ハンドル
 (KIJIMA製 ヨーロピアンハンドル)


 ノーマルのハンドルで乗ることは、なぜか最初から考えておらず、車体の注文時に同時に注文しました。納車時にはすでについていたため、私はノーマルのハンドルで運転したことがありません(苦笑) ちなみに手前に持っているハンドルがノーマルハンドルです。手元にグリップがある分少々乗車姿勢がせせこましくなるのでは、と想像しますがどうでしょうか? ヨーロピアンハンドルはいかにもバイクらしい自然な伸びやかさのあるハンドルで、私は満足していますが。

●ヘッドライト
 (デイトナ製 6インチベーツライト)


 これもバイクの雰囲気を左右する重要な部分ですね。ボトムマウント式の物が主流のベーツライトですが、今回は6インチと大き目のパイプステーに吊るせる物をチョイスしました。というのも、純正ライトの中には束ねたハーネスが入っており、ベーツライト化することで、このハーネスを外に出さないといけません。ライト後方でダンゴになったハーネスを見えにくくし、さらにフロント部のボリューム感を印象付ける狙いがありました。

●ウィンカー
 (KITAKO製 12Vモンキー用)


 当初は砲弾タイプの物も考えていましたが、どうもソロの雰囲気には似合わないと思い、これにしました。攻撃的になり過ぎず、それでいて全体をキリッと引き締めるようにと考えたら、ちょっと無難過ぎる選択になってしまった気もします。
●テールランプ
 (KIJIMA製 汎用 アーリーテールランプ


 モンキーの使いまわしみたいなノーマルのランプは、形も四角っぽくて気に入らなかったので、クラシックよりのソロのイメージに合わせてアーリータイプの物に付け替えました。ドリルで台座に穴を開けてネジで固定しています。
●チェーンカバー
 (KIJIMA製 メッキカバー)


 カスタムとしてはかなり基本。まぁ、とりあえず替えておけってところでしょうか。足回りがビシッと引き締まります。チェーンオイルが飛んで汚れやすい部分なので、こまめに拭いてあげましょう。

●マフラー
 (KIJIMA製 トライアンフマフラー)


 ハンドル同様、これも納車時にはすでに付けてもらっていました。アイドリングの時は「トットットットッ」と軽快な音を立てています。100cc化したソロで60キロ出すと、「バババババ!」とえらい音になりました。50ccのままだと、少々抜けが良過ぎる気がするのですが、100ccだと今ひとつ抜けが悪く、少々中途半端な存在になってしまいました。外観的にはとても気に入っているのですが、様子を見て交換予定です。

●ステップ
 (KIJIMA製 アルミビレットステップ)


 ゴム製のステップが、いかにも「カブ〜」というイモ臭さを出しているので交換したのですが、正直なところちょっと後悔しています。というのも、このステップものすごく滑る! ステップに刻まれた浅くて細かい溝は、はっきり言って無きに等しいです。そして一般的にカカトのある靴は土ふまずの部分に溝はありませんよね。溝のないステップの上に靴底のツルツルの部分が乗るわけですから、滑るに決まってます、ハイ。私も何度も走行中に足を踏み外しました。

●スピードメーター
 (POSH製 ミニスピードメーター)


 当然ながら100cc化に伴い交換しました。メッキカバーでトリップ付きの物です。これで燃費計算もできるようになりました。ホワイトパネルのシンプルな物が銀ソロには良く似合います。

●タコメーター
 (POSH製 ミニタコメーター 電気式)


 スピードメーター同様、こちらもPOSH製の物で揃えました。実用性もさることながら走行中の視覚的な楽しみに一役買っています。今後スプロケやマフラー交換などで、どの程度数値が変わってくるのか興味があります。

●インジケーターランプ
 (汎用 オレンジ・グリーン)


 ノーマルのランプを付けることができなくなったので、やむなく買いました。これをつけたために、メーターを寄せて取り付けることができず、妙な間ができてしまいました。気が向いたときにでも、ちょっとレイアウトを考えてみます。

●サイドバックサポート
 (KIJIMA製)


 なぜこれがオプションなのかと小一時間問い詰めたい。やはり納車時には付けてもらいました。・・・と言いながら、未だにサイドバックは吊るしていません。できれば付けっ放しにしておける完全防水・金属製の物を付けたいからです。ですがそんな都合の良い物はなかなかあるはずもないので、冬になったら自作したいと思います。とりあえずある程度容量の大きいアーモ缶あたりを加工・塗装する予定。

●ライセンスプレート
 (南海部品 アルミ製)


 特記するような内容は特にありません。時々ナンバーの端っこのギザギザで手を切りそうになるので、ライセンスプレートがあれば、と購入したのですが、こっちの縁の方がはるかに手を切りそうな鋭さです(苦笑)
 「76」のナンバー固定用ボルトを付けたらオモチャっぽくなってしまった気がします。これは明らかに失敗。すぐに普通のボルトに戻しました。