「溺愛エッセイ」は2000年”週間テレビジョン”に掲載された物です。

おそろいのヘッドフォン
(チーム・シカオ愛用のヘッドフォンは、ソニーのMDR−CD1700(’96年発売)
今年の2月に同シリーズのMDR−CD2000(標準価格25000円)
が発売したため現在は製造中止

チーム全員強制的に買わされてます・・・

この号が出る10月25日は、ぼくの4枚目のアルバム「4Flusher」の発売日。
みなさん聴いてくださいね。
ということで今回も音楽ネタ。

ぼくのヘッドフォンも溺愛してます!
驚くかもしれないけど、うちのチームは全員同じヘッドフォンを使ってるんです。
ディレクターもミュージシャンもぼくも見習いの小僧も全員「コレ!」って決めたヘッドフォンを強制的の買わされます。
プロユースの場合、違うヘッドフォンで聴くと曲のイメージが全然変わっちゃうんです。
ナントカ・バズーカで勝手に低音ガンガン出されたり、ワイヤレスなんて最悪の音だし・・・

そのまま進めると話が交錯してわかんなくなるので「SWEET」の頃から統一しました。
今使ってるのは音が一番フラットの聞こえるもの。
ぼくのチームではこれ以外で聴いた印象は口にしてはいけません。
そんな意見は全て却下です!!
このヘッドフォンは2つ持っています。
自宅用と持ち歩き用。
スタッフ全員持ってるから時々間違えて持って帰ったりもして「あれっ、こんなところにキズあったっけ?」って事も・・・

レコーディングはスピーカーでバランスをみて、ヘッドフォンで細かい音をチェックします。
別にぼくだって本当はそんなに音にこだわりたいわけでは・・・
しょっぽい演奏だろうと歌がしっかりしてればいいんです!でも、問題は音質。
ぼくの声ってかすれれたりするけど、それは声のレンジが広いってことで、すぐ音質に左右されちゃうんです。

「SPIRIT」の最初のサンプルCDが上がったときも高音がつぶれてて、明るい曲なのに異様に暗い歌に聞こえてたし・・・。
山崎(まさよし)みたいに太い声なら何やっても変わらないんだろうけど、すごい微妙な声だから音にうるさくならざるをえないんです。
本当に扱いずらい損な声だと思います。

でも、そんなに苦労して音作ってるのに、今のラジカセってホール・モードとか付いてるじゃないですか・・・
「ライブの感動があなたの部屋に!」っていわれてもねぇ。
勝手にそんなもんつけんなよ!っって感じ。
ホント多機能化も困りもの・・・。