
| Osiris-Typhon Unmasked | フィンランド、サウンドホリック、日本盤、全10曲 |
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フィンランド出身の6人組シンフォニックブラックメタルバンドの3rdにして日本デビュー盤。 割と低めの声で喚くVo、割とシンフォニックなKey、ブラストで爆走するDs、みたいな感じの典型シンフォブラックです。感じ的にはDIMMU BORGIR(4TH)とFUNERIS NOCTURNUM(2ND)辺りを組み合わせたみたいな感じで荘厳に爆走するこの姿勢が結構好かれるかも。 ただ音質は薄めで、余り音圧が無くてブラスト全開で爆走しても「スポポポポポ!」みたいな感じで余り凄くないという虚しさがあります。これは、ちょっと改善して欲しいです。このジャンルにおいてカッコ悪く聴こえます。 楽曲についてですが、1曲目:The Circle Of Six:から邪悪に入ってきてすぐにブラストで爆走します。このバンドはピアノの音が多用されていてポロンポロンと至る所で使われていて劇的に盛り上げています。 2:Mercurian Soulscapes:も初っ端からブラスト全開で爆走していきます。時々スラッシュビートとシンセで疾走する様が曲にメリハリを付けていて良いです。 3:In Invidia:はダークなミドルテンポチューンで、特に言うことありません。まあ、普通です。でもKEYの出す雰囲気は良いです。 4:My Twin Of Disorder:、5:Regained Planetary Possession:などは、邪悪に荘厳に仰々しく爆走するみたいな感じで、5なんかKeyが劇的で中々イケます。 6:Antithesis:はモロにDIMMU BORGIR風でリズミカルに劇的に進行していくので良いです。Keyのアレンジが時々モダンな感じになりますが、別に普通です。 7:The Parody S Zenith:はギターリフが勇ましく高速スラッシュビートで突っ走る曲で、中々良いです。 8:Horns And Feathers:はこのアルバムの中では結構メロディアスというか哀愁ありというか、そんな感じの曲です。 3:03からちょっとエスニック調の変わった展開になって「何じゃこりゃ?」みたいな感じになります。 で最後の方でまたメロディアスな展開になり、これは個人的に好きな曲です。 9:Iconoblast:は最初はアグレッシブに緩急を付けながら進行していき、3:57から何故かシークレットトラックMEGADETHの「Symphony Of Destruction」のカヴァーが始まります。原曲に忠実でただ喚き声バージョンなだけです。「ソロはKeyかいっ!」 10::はW.A.S.Pの「L.O.V.E.machine」カヴァーでこれも原曲に忠実で余り面白くありません。モーニング娘のブラストバージョンだったら笑えたのに。(笑) まあ、このアルバムは必聴ではないですね。日本盤出るくらいだし、質は割と高いと思うので疾走型シンフォブラックが好きな人は聴いてみる価値ありなんじゃないでしょうか。でも、聴いた後に何か物足りなさを感じるかもしれません。 70点 |