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ADIPOCERE/CDAR 58 「Martyrs Of God」 1.The Prestige Of Sorcery [4:54 2.From Mortalitas [4:44] 3.To Anthea [3:57] 4.Beyond The Wind Of Shabbath [5:35] 5.The Cosmic Dialogue [4:58] 6.When Lies Struggle Truth [6:42] 7.Sentencia Inquisitorus [6:28] 8.Back To Orion (To The Kingdom Of The Stars) [9:16] Total Time [46:39] 評価★★★★★★★★★☆ |
フランス出身の5人組シンフォニックブラックメタルバンドの1ST。 分厚いシンセ+ブラストで爆走が合体したDIMMU BORGIRみたいなサウンドを放つこのバンドはデビューアルバムにしては中々高品質なブラックメタルを聞かせてくれます。多分この手の音の中ではトップを飾れる程のカッコ良さだと感じました。安定した演奏力とツボを突いた楽曲 と書くとどっかで聞いたようなセリフになりますが、ホントにしっかりしてます。美しいパートも暴虐パートもシンセが良い具合に前に出てます。このアルバムをレコーディングした時は多分ドラムマシンを使用したと思われますが、(ドラマーはきちんといます)あからさまな機械っぽさ無くて特に気にする事は無いかと思います。音質についてはGの音が高速リフを弾く時にゴチャゴチャした感じはあるものの篭ってなくて全体的にクリアで問題無いです。続いて各パートについてですが、VoはMISTELTEINみたいなイーヴルな喚き型で結構力強くて良いです。GはKeyと一緒にシンフォニックでドラマティックな音像を作っています。Dsは基本は爆走で、意欲的にマシンガンツーバスも入れてきます。スラッシュビートも良いタイミングで叩きます。非常にしっかりしてますがどこか機械臭いような気もします。(笑) Keyはこのバンドの中心といってもいい位頑張ってます。ホワ〜とした感じからミステリアスな感じのアレンジまで実に効果的に弾いています。では曲紹介に行きますが、1.The Prestige Of Sorceryは、ゴージャスに展開するような入り方をしますが、意外と普通に盛り上げていきました。(笑)どんどん速くなってきて1:23から爆走していきます。3:09からのスタスタ疾走展開はセンス良いです。GとKeyのメロディがメチャクールです!ドゥルルルツーバスも良い感じです。2.From Mortalitasは、スピードよりズッシリ感が出ている曲で特に印象に残る曲ではないです。ダークなKeyのメロディはドラマティックで良かったですが。3.To Antheaは、キーボードがスリリングで緊張感もあり、ブラストで元気良く爆走していきます!ツーバス展開時のKeyの邪悪な雰囲気が迫力があり良いです。4.Beyond The Wind Of Shabbathは、ダークに怪しいイントロで入り1:05からきめ細かいツーバス連打で入ってきてストレートにミドル中心に展開していきます。3:39からの高速ツーバスとKeyとGの恐怖感たっぷりなメロディが迫力満点です。5.The Cosmic Dialogueは、ブラストで爆走しながらミドルを混ぜていく曲でリズミカルなDsが良い感じです。軽やかに豪速ツーバスを踏むので重低音を増強して聞くと物凄い近所迷惑です。(笑) でも気持ち良くて最高です!4:35からの劇的な疾走が良いです。6.When Lies Struggle Truthは、ゆったり入ってきてバスドラをドドドドいわせながらズッシリ攻めていきます。3:49からスタスタ疾走してこれもカッコ良いです。7.Sentencia Inquisitorusは、ゆったりした感じで入ってきてダークに進んでいって、1:05からの「来るぞ、来るぞ、来るぞ、ドゥルルルル!!」と恒例のツーバス開始です。(笑) アグレッシブに爆走していく曲でこれは好きですね。カッコ良いです。超速ブラストも迫力があり最高です。3:33からのスタスタとブラストの繰り返しが色んな意味でノれます。速いけどリズミカルそんな感じです。1曲に1回といわず2回は鬼のように速いツーバス連打をするDsは中々グッドです。これはバスドラ好きはタマらんでしょう。で鬼のように踏みまくって終わります。(笑) 8.Back To Orion (To The Kingdom Of The Stars)は、変なSEの怪しい雰囲気とミステリアスなKeyの音色でダークに入って女性の声が入りながらミドルに攻めていきます。どんどん盛り上げていき走ったりゆったりになったりと複雑に展開します。そして6:15から水の流れる音と雷の音で静かになってガラリと雰囲気を変えてスローでヘヴィにズッシリ進んでいきそのまま邪悪な雰囲気で終わります。こんな感じの作品ですが、中々聴き応えがあり良いアルバムだと思います。次作辺りで隠れた逸作を作ってくれそうな勢いです!最近今一ガツンとくるシンフォブラック系が無かったので、これは思わぬ掘り出し物でした!!疾走シンフォブラックが聴きたい方や初心者の方にもオススメ出来ます!!これと合わせてCEREMONIAL EMBRACE辺りもチェックしてみると良いと思います。今後に期待を持てる有望株です!!オススメ!! |