
| The Aeonic Majesty | スウェーデン、LISTENABLE、輸入盤、全9曲 |
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スウェーデン出身の2人組シンフォニックテクニカルブラックメタルバンドの1ST。 同郷のプログレッシヴテクニカルデスメタルバンドのTHEORY IN PRACTICEのメンバーのバンドなんですが、これがまた流石といった出来なんですよ!!T.I.P譲りの手数足数の多いテクニカルなDs、華麗に弾きまくるGと良いことずくめのアルバムで、僕は胸を張ってオススメ出来ます!しかも” テクニカル過ぎてT.I.Pは苦手だった ”という方でもアッサリ聴けます!突っ走る楽曲の中にさり気なく嫌味無く複雑さを取り入れているという感じで、僕は気に入りました!音質についても全然良質です。アングラな感じは全くありません。音圧をもっと増すと更に素晴らしいと思います。DsとかこれでVADERみたいなドラムの音質だったらとんでもないことになってると思います。各パートについてですが、Voはちょっと意地悪そうな喚き型で、可もなく不可もなくといった所です。Gは複雑でテクニカルなギターを弾いていて、切り込んでくる華麗なギターソロがまるでDREAM THEATERのJohn Petrucci氏のようで素晴らしいです!Dsはブラストビートを中心に爆走します。その突っ走る中に変拍子を取り入れてテクニシャン振りを発揮しています。Keyはシンフォニックな雰囲気を出す為にうっすらと弾いています。このバンド腕はホントに超一流です!楽曲も素晴らしいので、オススメ出来ます! では曲の中身に入っていきましょう。 1曲目:The Majestic Twelve:は、難しいメロディで現代チックに始まりブラストで爆走していきます。いきなりツーバス速ぇなぁ〜おい。(笑)1:19からメロウなギターに変わり1:30から巧そうな入り方のテクニカルソロが入ってきます。1:58からのリズム、ノレな過ぎです。2:32から気持ち良く疾走していきます。ツーバスの音が小気味良いです。3:18からブラストに復帰。「タタタタタタ」と軽やかに叩きまくってます。いきなり良い曲です。 2:Demonworlds:は暗〜いメロディのギターと軽やかブラストで爆走していきます。バックのうっすらKeyの包み込むような感じが暗さ倍増です。2:00からのツーバスの音が聴けば聴くほど気持ち良くなってきます。(笑)この曲は大体ブラストで爆走するので、あまり書くことないです。 3:Premonitions Erupt:は、ちょっとDIMMU BORGIRっぽく入ってきます。いやMISTELTEINっぽいかな?とにかくちょっと霧がかかったような雰囲気でミドルテンポに進んでいきます。1:57からの展開はいつの間にか頭が左右にゆっくりと揺れるような感じです。3:05からの速弾きギターソロ、巧いです。普通〜に弾く余裕が頼もしいです!最後はちょっと中途半端に終わります。 4:Beyond Bet Durrabia:は、急にNILEになってます。(笑)というのは嘘で単にエスニックな感じで始まります。そして0:10から軽やかにブラストで爆走していきます。軽やかです。高速メロスピ疾走を入れる所が気持ち良さ倍増です。妙に淡々とした楽器体が気持ち良いです。2:49からエジプト復活です。2:56からメロディまでエスニックになってしまいました。(笑) これも尻切れトンボで終わります。うーん、どうでしょう。(長嶋さん風に) 5:The Aeonic Majesty:は、エンディング調に悲しく始まります。慟哭チューンといった所でしょうか。0:59からの小技の利いたDsと悲しいGが良い感じです。3:12からチープなKeyでさらに暗さUPです。4:48からもはやドゥームメタルになってます。暗いな〜・・。5:41から悲しい感じのギターだけの時間になります。 6:Immemorial Lunacy:は、怪しいギターでいきなり暗いです。と思ったらいきなりテクニカルに入ってブラストで爆走していきます。これボリューム上げて聴くとえらくカッコイイので、是非!というか全曲大音量で聴きましょう!音が小さいとあまりカッコ良く聞こえませんよ!1:37からのツーバス速いです。後は、似たような感じで爆走していきますが、特に耳を引く所はありませんでした。(おいおいそれじゃレビューになってねぇよ!! と苦情が来そうです。 笑) 7:Dark Spheres:は、また暗い感じにミドルテンポでゆっくり進んでいきます。Keyが分厚く聞こえます。ギターのせいかな? 1:52からのギターメロディが何か良いです。表現しにくいメロディですが。4:13からMETALLICAが作りそうな雰囲気でフェードアウトしていきます。 8:Eden Burunt Ashes:は、汚い喚きで始まって劇的にブラストで爆走していきます。これも説明しにくい曲です。本当にブラストで爆走する曲で、余り展開がないというか、この曲はテクニカルじゃないというか。そんな感じです。ただこの曲はKeyのホワーっとした感じの音が良いです! 9:Abduct To Mutate:は、始めからテクニカルに展開していきます。T.I,Pっぽい曲です。Keyも無いし。1:42からのソロがテクニカルかつメロディアスでカッコイイです!それにしても変拍子バリバリですなぁ〜。全然ノレません。最後は中途半端に終わります。何故いつもこうするのかなぁ・・・。 という感じですが、まずテクニカルバンドが好きな人は必聴、T.I.Pファンも必聴です!!シンフォニックブラックということで認知されているバンドですが、人によっては肩透かしを食らうかもしれません。僕は喜んで認めますけどね!!典型的なシンフォニックブラックじゃないところもオリジナリティ溢れて良い所だと思います!名盤まではいきませんが、かなり高品質ではあります。楽器をやっている人も聴く価値ありますよ!はっきりいって難しいと思いますが。次作も期待出来る作品です!!ただ、聴き終わった後の感動の無さは何なのでしょうか。(笑)難解だからかな? 87点 |