つい先日、自分の部屋を掃除、というか思いきった模様替えを行なった。本棚を移動させたりベッドを移動させたり、窓を拭いたり、ともううんざり!ってな感じの大改造を行なった。6日もかかった。

さて、その掃除中の最中、まったく意外なものが5冊もでてきた。発見した瞬間固まってしまった。

それは、中学時代の文集だった。


今回みつかったのは文集というより、せっかくみんな同じクラスになったんだから、自己紹介も兼ねて自分のことについていろいろおかしく書いちゃおう、てな感じの、言ってみれば今流行りの(?)「〜〜への100質問」みたいなやつである(もちろん100問もないが...)

例えばこんな感じである。痛い思いを胸に、抜粋である。

まずは、中学1年、タイトルは「友達ガイド」。
名前:K-taro
出身小学校:N町立A山小学校
誕生日:S56・8・12
好きな食べ物:肉類
好きなことば:友達
趣味特技:音楽観賞 野球
その他:僕はXファンです
クラスのみんなへ ひとこと:これからいっしょにやっていきましょう

まぁ、初めのジャブとしてはこんなもんである。ちなみに解説すると、その他の欄の「ぼくはXファンです」。当時、小学校の頃、Xが好きってことで、いわれのないいじめを受けていたので、ある意味挑戦的に書いた」のだ。一言の、これからいっしょにやっていきましょう。一体なにをやっていくのかよくわからん

それだけではない。この文集には当然、友人たちのも載っている。今回はそこがおもしろくもあるのだ。

中には、すべての欄で「特になし」といきなりナメてやがる奴もいたり、みんなそれなりによくわからんことを書いていたりもするのだ。すこし抜粋。
【】は俺の一言です

好きな食べ物→高価なもの すだこ キャビア&ステーキ 
          ほたるいか【通やね】 ライ麦パン【当時の担任です】 米(国産) 

好きなことば→あいうえお 扉 
         どうしてこうなるの?【さぁ?】 カクレンジャー【彼の芸名はカクレンジャーらしいです】

趣味特技→5円集め いたずら 電気をつけて寝れること

その他→好きなMusicは「ロード」 トマトが嫌い 理科が得意  
      写生はふつう、水泳・マラソンもふつう【ふつうなのね】 
      電話番号はxxxx−xx−xxxx【いきなり個人情報】  (スライムの絵のみ)

クラスのみんなへ→よろしく!わたしはへんなやつですよ〜【いきなりカミングアウト】  
            ラッパーを探してください!生で聴きたいんで【当時ラッパーの意味がわかりませんでした】

いや〜全然少しじゃないね。

ちなみにこの文集には、yatoo、まるちゃん、りありあも載っている(うちらはこの頃から同級生)。このうち、まるちゃんはその他の欄で、「僕のことを猿とよばないで」、yatooは一言で、6年間よろしく、とかいている。もう6年どころの付き合いじゃないね。(ちなみに、この二人には無許可です。)


さて、この半年後第2弾がでます。タイトルは「個人情報集 第2弾」。なんちゅう〜タイトルだ!
副題は「15年後の私」、つまり、未来の自分達へ向けて、みたいな夢と希望に満ち溢れた文集である。もちろん、その中身は悪夢と絶望に満ち溢れた文集となっている。

今回の質問は、容姿、どんな職業?どこにいるか どんな家? 人間関係 趣味 悩み 母校への印象 15年後の自分へ 15年後の自分からのメッセージを予測 である。
ちなみに俺はなんと書いたかというと、悩みはない、とおめでたいことを書いている。15年後の自分へは「おーい」と、15年後からのメッセージは「なんだ〜?」である。
では、他のみんなはどういうことを書いているか。中学生活半年もたつと色んな意味で、大変である。

容姿→髪長い 超スマート ぼけかけ 大学院 競馬やりまくり【二人とも、容姿じゃないよ...】

職業→ひなたぼっこ 動物と美女28億人と暮してる 大統領 さすらいの霊界探偵になる【幽遊白書かよ】

どこにいる?→木曽川市(多分なる)

人間関係→親戚や従兄弟とは絶対会わず縁をきる。友達関係はうまくいく【なにがあったんでしょうか】

悩み→どうしたらお金をためてアメリカにいけるか 資金不足【事業失敗でしょうか】

母校への印象→忘れている 担任がムーミンに似てた【本人は牧瀬○ほ似だと言ってた(古)】

15年後へ⇔15年後から→しっかり働いて家を買え!!人に迷惑かけるな⇔子供のくせにえらそうなことを言うな、怒るぞ  
        バーカ⇔アーホ  「…」⇔「…」 
        まともな生活できるように⇔自分が自分に頼むとは。。。【もはやコメント不可】

いや〜泣く泣く削って選んでの抜粋である。まだこの3倍は紹介したいぐらいです。ちなみに、まるちゃんは、すでにお亡くなりになってるらしく、容姿は死体、趣味はエンマ様の靴拭きらしいです(また無許可)。yatooは職業が沿岸漁業、悩みは不漁つづきらしいです(やっぱり無許可)。


中学最初の一年を終えようとしている三学期、3冊目は「みんなへ」。
ちなみに、俺は…
中1最高の思い出は?:ピーター・フランクルと握手
どんなクラスだった?:すげークラス
最大の事件:毎日が事件
みんなに:お〜い
2年になったら:英語だけ得意な奴、と言われない奴
私のこんなところをしってください!:おれは....俺は....

なにか、急激に失速感がありますね。ほかのみんなをみてみましょう〜。

思い出→【だいたい、毎日がたのしかった、と書いてます】
どんなクラス?→【だいたい、うるさくてにぎやかだった、てなことが書いてあります】
最大の事件→【だいたい、H君のゲームボーイ没収、H君副会長当選、先生ぶちぎれ授業放棄、てかいてあります】

なんか、みんな書いてあることが一緒です。

私のこんなとこ知ってください!って欄に、「実はわたし...スズメだったんです」とか「日本人とアンパンマンのハーフです」とかありました。


いや〜おかしい。

じつはこの2年後の3年生のときに、もう2冊文集が存在する。人間て、じつはあまり成長しない生きものなのかもしれません。三年の一番最後に書いた文集のタイトルは「さよらななんて云えないよ’96」....

ともあれ、昔の恥ずかしい文集をペラペラとめくりながら、ふとあの時のことをいろいろと思い出してみる。とても記憶の絵が薄いけど、「疲れるほど楽しかった」ということは覚えている。


15年後の自分まで、あと5年...みんな昔の自分に、何を語りかけるだろうか。


ねぇ?5年後の「俺」。


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