KURODA MICHIHIRO YEAREND PARTY LIVEAKAPURI2003

(2003.12.28 at赤坂プリンスホテル)

 

 初めてのディナーショーが倫ってどないなんでしょう。そして、帰りにロビー見て驚いたんですが、赤プリ、私どう考えても行ったことありました。あのロビーはかなり見覚えあります。あの時何着ていたかなあ。卒パが赤プリだったのか?あのロビーの奥にある椅子に、友達と座った記憶があるのです。しかも結構長い時間。誰かを待っていた模様。

 そんな記憶の残っている赤プリでした。

 

 ソレハサテオキ。ディナーショーですって。どうします?奥さん!そんなおめかししていかなかったんですが、浮いている感じでもなかったんで、その辺はよかったです。かなりおしゃれな方もいましたが。

 

 予想以上に会場は広く、驚きました。まさにディナーショー!倫がこんなライブをするようになるとは、ファンは嬉しい限りです(感涙)

 広い会場なのに、所狭しとテーブルは並べられ、前から順にABと来て、最後はOくらいまであったみたいです。会場の両端に、これまたいろんな料理が並べられていて、食事はバイキング形式でした。料理、結構いろいろあったんですけど、1時間という時間は少し短かったように思います。というのも、料理取るのに並ぶんですよ。食欲なかったんでいいんですけど、3回くらいしか取りにいけなかったし。ちょっと狭かったのが難点かな?

 

 料理はそのくらいにして、いよいよライブモードが高まってきました。

 

OPENING

 開演5分遅れでいよいよ始まったライブ。結構いっぺんに客電が落ち、場内は料理のところにつけられているライトだけが明りとなっていました。ステージライトもつかないまま、まずはカルテットがスタンバリます。

ちなみに今回のステージ状態は、正面に倫、向かって右側にBABIちゃんというスタイルは変わってなかたったんですが、ライブの特性というか、メンバーの状態に従って組まれた結果、向かって左側はSEIちゃんが占拠していました(言葉悪いですけど。今回SEIちゃんはキーボードだけでなく、グランドピアノも担当していたんで、かなり場所を必要としたんです)そしてBABIちゃんの後ろにカルテットという位置関係です。バックはドラムやベースがいなかった分、カルテットだけが占めていました。えっと、渋公のカルテットとまったく同じ感じです。

 そしてその後、BABIちゃんとSEIちゃんが出てきてスタンバイ。そして少し間があってから、倫が上手側から颯爽と歩いて登場しました。

 

M1.life

 倫がスタンバイ。そして…「むすばーれていくー」という出だしの歌詞が入ったのとタイミングを同じくして、ライトがONになりました。まるで、倫が出だし一つ目の言葉を言うために、息を吸い込むのを合図とするかのような正確さ。びっくりです。

 本日のお召し物は、上下えんじ色のスーツです。実は今日、開場前にお会いした方と、「どうします?TシャツGパンとか、ネルシャツだったら」なんて言っていたんですが、心配する必要なかったですね。やる時はやる男ですから()

 ていうか、ここまでさらっと言っていましたけど、久しぶりのlifeですよ!これは感激です。感激して、1曲目からうるっと来ていました。だめじゃん!()なんか恥ずかしいし。

 

 MC1(挨拶)

 いきなりのMCです。といっても軽い挨拶ですが

「こんばんは黒田倫弘です。YEAREND PARTYへようこそ!今日は、皆がとっても綺麗に見えます。」

 これに対して、「見えるだけかい!」という突っ込みがあったとかなかったとか…

「今夜は、僕にとっても、皆にとっても、素敵な夜になると思います。素敵な夜をすごしていってください」

 

2.NELL FLAP

 こういったしっとりとしたムードだし、やっぱこの曲はないとね、と思った1曲。まさに今日のライブにはうってつけの曲でした。

 カルテットもよかったんですけどね。この曲の情感を、たっぷりと醸し出していたし。けど、やっぱりこれはSEIちゃんのためにあった曲のような気がしました。さっきも書いたとおり、今日のSEIちゃんは、キーボードとピアノを2台使い分けていたんですけど、この曲はピアノで。で、そのピアノがまたいいんだ。キーボードもいいけど、やっぱりピアノだよね。音がいい!曲にピッタシ!てなわけで、SEIちゃんのおかげでかなり素敵なNELLを堪能しましたとさ。

 

M3.revue JAZZ VER.

 突然照明もピンクっぽい色(紫にも見えたな)になって、指を打つ音ではじまったのがこれ。またも倫は指を鳴らそうとしていましたけど、見事に失敗していました。その代わり、最初、ピアノが入る前だけでしたけど、SEIちゃんがばっちり指を鳴らしていました。指まで楽器になるんだから、すごいですよね。

 バンドスタイルとはまた違って、倫が目をつぶり、曲に身を委ねるようにしながら、とっても気持ちよさそうに歌っていたのが、印象的です。

 

M4.蒼寂

 すっかりこの曲のことを忘れていました。最初から最後まで、何が起きたのか頭が真っ白状態に…。またこの曲にカルテットが合うんだ。そのカルテットの音に乗るように、すごく伸びやかに歌っている倫がとっても印象的でした。やっぱりそういったタイプの曲なんでしょうね。バンドの時もいいけど、歌いやすそうでしたよ。

 

MC2

 2度目のMCは、軽く今年を振り返ったりして。年末ですからね。で、MORPHINNのことを話した時に

「僕的に、あのライブはラジオ体操みたいだったんですよ。」

と発言。私勝手に「あ、元体操部だから、どっちかというとあのライブは、倫にとっては、本チャンライブというよりは、準備体操的な意味合いがあったのかしら?」なんて思っていたんです。しかし!

「はんこが欲しいから出るようなものでしたから」

と…。すいません!それ聴いた瞬間、私の頭には某宴が…。まさにはんこ欲しくて出るようなものですから、あれ(ヲイ!)

 で今回、今までの流れから見ればなんとなく予想はついたんですけど、アコースティックスタイルだったんですよね。行く前から予想はついていましたけど。そこで

「今日みたいなスタイルは初めてだし、いつもと違うんで、アレンジ少し変えただけでもだいぶ違うと思うんですが…。めったにないよ?こんな広い空間で聴けるって。手拍子していいものかどうか、とか、ナイフをカチャカチャ言わせてもいいものか、気を遣ってもらっちゃって。」

 いやあ、まさにそんな感じなんですよ。手拍子もそうだけど、どこまでノッていいものかどうか迷っていました。ま、曲を見ればなんとなくわかるラインナップだと思うんですが。

「今やった曲、今年を代表するような曲になった『蒼寂』という曲ですが」

 と言った倫に対して、私、「あれ?今年を代表する曲って『EASY BAZOOKA』って言ってなかった?」と疑問に思っていました。しかし。

「ま、1年を通して言えば、『EASY BAZOOKA』と言う曲がそうなんですけど。ここにはそぐわない歌ですね」

 確かに!あれはやっぱりバンドスタイルでやるのが一番かと思われます。

「来年も、今年思ったことをアルバムとして形にしていこうと思います。ま、要に欲張りなんですね」

ん?欲張り?きょとんとするBABIちゃんたち。すると

「欲張りなんですけどね」

 と連発。どうやら私の予想通り、うさぎをやりたかったみたいです。そして…

 

M5.欲張りうさぎ

 気がつけば、いつのまにかカルテットがはけていて、ステージ上は倫、BABIちゃん、SEIちゃんの3人だけに。カルテットがいなくなっていたことは、曲始まる直前に気がついたんですけど、ほんといつの間にいなくなったんだろう…まったくわかりませんでした。

そして、3人になったことで少しだけアコースティックから外れていました。倫も立ち上がって、少し動きのあるステージングです。これ、普通のライブだったらみんな倫の振りにあわせて踊ったりするんだろうなと思うと、少しもったいない気がしました。倫の動きが浮いているような気がして、残念だなあ。

 

M6.サバイバルGO GO

 これはやっぱり、あそこでしょう。「YOUにプレゼントのローズ」で出される幻のバラです。ここで初めての試み、と言うか演出が!いつもなら、ただ幻のバラを親指と人差し指でつまんで出すところなんですけど、なななんと!バラの花びらを手品のように出していました!まさに「謎めいてイリュージョン」ですよ!いつの間にそんな技を仕込んだんだい、君は。しかもその後、その時に出した花びらは、2番のはじめ辺りで客席に投げていました。かなりの真顔で。なかなかオツ() なことしてくれますな。ディナーショーだから、今夜限りの演出かしら?

 

7.Save Our Soul

 カルテットが戻ってきて、再び参加です。イントロはカルテットの弦楽で始まったんですよ。で、思い出したのが1年前の渋公。覚えていますか?行かれた方も、いけなくてビデオ観た方も。1曲目はそう、この曲でしたね。そして、入り方はまさにおんなじ。私は間違いなくそのときのことを思い出しました。懐かしい!普段のSOSもいいけど、弦で始まるSOSはまた格別ですな。

 

8.幼い月

 弦で始まるSOSもいいですけど、この曲はやっぱりアコースティックにすると最高ですね。私、今日はほんとやばかったです。またうるっときていました。またこの曲にもカルテットが合うんだ。そしてSEIちゃんのピアノが!いつもはキーボードのSEIちゃんしか観てないから、結構新鮮でした。いいねえ。SEIちゃんのピアノ。やっぱりこれはピアノが重要ですよね。

 

MC(メンバー紹介)

 ここで突如始まったメンバー紹介。倫が後ろを向きほんと何の前触れもなくいきなり

「じゃ、カルテットのメンバー紹介をします」

なんていったもんだから、びっくりしました。紹介が終わったあと、カルテットの人たちははけました。そのためにメンバー紹介したのかな?もしかして、カルテットはこれで登場おしまいなのかな?と思っていたら、「そういえばさ、この3人だけでやったことって、初めてだよね。初めてなんですよ。」なんてお客さんに振っては見たものの、お客さんの反応は薄く。

「みんなここは驚くところよ?へぇ〜って」

え?へぇ?それって…。そんなことを思っているうちに、今度はフロント二人のメンバー紹介に。そしてそこで、「今年を振り返って」みたいなお題を振ってみたりして。

 まずはBABIちゃんから

「ツッコミどころ満載でしょ?今日の僕。」

 と言ったBABIちゃん。しかしこのときの私、どこがツッコミどころかわからず、きょとんとしていました。すると、それを知ってか知らずか、BABIちゃん自ら暴露。

「今日のために、スーツ買いました。」

えー!スーツ新調なんですか?わざわざ今日のために。

「ていうかさ、スーツ持ってないって大人としてどうよ。」

という倫の鋭い突っ込みに、さらにBABIちゃんの弁解が続きます。

「いや、持っているんだけど、冠婚葬祭用のしかないのよ。」

まあね。いくらディナーショーでカジュアルなのがいいとは言ったって、さすがに冠婚葬祭はまずいよな。

そしてSEIちゃんの番。

「冠婚葬祭スーツです!」

 の言葉に会場大爆笑。まさか、こんな近くにBABIちゃんが倦厭したスーツを着ている人がいたとは!

 ま、ソレハサテオキ。

「ところで今日はさいですか?」

と振った倫。この言葉に、音楽詳しくない私の頭には?マークがいくつもとんでいました。さいってなんですか?

 そこで倫から説明が。どうやら、ハープの一種らしいです。倫がいつも吹いているブルースハープとはまた違った。で、抑えると半音上がって、離すと半音下がると言うような楽器らしいのですが、これがまた難しいらしくて

「うまくなったよね。最初のころなんて、聴くも無残なほどで…」

 そりゃ最初からうまい人なんていないよ。

 てなわけで、倫にさんざん言われたSEIちゃん。しかし彼もまた、負けてはいません。BABIちゃんを従えて反撃に出ます。

 話は依然楽器の話で。

「やっぱりさ、いつもの楽器じゃなくて、ピアノになるとまた違うよね。ほら、ボーカルだとさ、マイク変わっても燃えないじゃん。」

「だからユニフォーム作ったんだ。」

 このBABIちゃんの一言が、SEIちゃん反撃ののろしとなりました。

「グローブとかね。一体いくつ持っているんですか」

 SEIちゃん反撃です。倫も言い返せません。しかもここで会場からへぇ〜という声が上がったため、

「なんでここでへぇ〜って起こるかな。それはさっきの所で言って欲しかったのに…」なんていう始末。あーあ、なかなかうまく行きませんな。

話は戻りますが。どうやらグローブ→スパイク→グローグ×3という勢いで買ったらしいですからね(会報より)買いすぎです。そりゃ言われるがな

「あれ?俺振り返りましたっけ?」

 あ、よく考えてみれば楽器と野球の話しかしてないし。それって振り返ったことにはならないのでは。

 

M9.麗しのR&Rスター

 結局、SEIちゃんはそのまま振り返らずじまいでした()そして…

「どうせライブやるなら、やっぱりもてたいよ」

 へ?このフレーズ、どっかで聴いたことが。もしや!と思っていたらあのBGMが入り、倫も歌い始めます。

「♪みんな元気だったかーい。風邪引いてないかい?僕は淋しくて、グローブばっかり買ってしまったよ」

 くすくす。

「♪いつもはもてない男の恋の話だけど〜。今夜限りははもてもて男〜。赤坂プリンス〜赤プリプリプリプリ〜。僕はみんなのプリンス〜」

 すいません。このプリンスと聴いて、私洋楽のプリンスが浮かんできてしまいました。だって今日王子ルックじゃないし!そういいたいなら、渋公の時のような格好してこようね?

 この後どういうふうに入ったか覚えてないんですけど、皆様ご存知の通り
() 麗しのR&Rスターの始まりでございます。

 イントロでスーツの上着を脱ぎ捨て、左袖に向かって投げていた倫。しかし、袖には入らず、上着はステージ上に放置される形に。しかし倫はまったく気にした様子もなく歌ってました。
 曲の途中で、気がついてたらなくなっていたんですけど、スタッフが持って行ったのかしら。いつの間に?ていうか、上着なくなると、今日の衣装は割りと普通の服っぽかったです。

 

10.Bulldog’66

 ここら辺からディナーショーですか?と聴きたくなるようなステージングへと早変わり。「みんな立とうか」

 なんていきなり言うもんだから、ためらい気味に立ってみました。だってディナーショーですよ?まさかディナーショーでブル歌うとは思っても見ませんでした。ディナーショーとブル。異色の組み合わせ…。みんな立ち上がって、控えめながらも踊ったり手拍子したりしていました。ドレスやらワンピースやらで踊るのもなかなか酔狂ですな。どう頑張ってもやはりこれは、アコっぽくならなかったみたいで。やっぱりこれははじけたいですもんね。

 

M11.タイムカプセル

 一度はじけ始めた会場の雰囲気は、とどまるところを知りません。いつの間にか、服だけがいつもと違うだけで、スタイルはいつもどおりのオルスタノリノリ系に変わっていました()だって、みんな立っているんだもん。やっぱりクロダライブはこうでなくっちゃ!流石に、テーブル席が遠かったからか、「マニキュアの色も最悪で」のところで手相拝見()はやっていませんでしたけど。なぜか「オーイエー!」や「逃げろー→ワー!」の掛け声系まで復活しているし。もうやりたい放題ですな。赤プリの従業員の方も、こんなディナーショーは初めてだったのではないでしょうか

 

M12.スリルバカンス

 もうここまで来るとお祭り騒ぎです。もう恒例の手拍子は欠かせません。ディナーショーのデの字もないです。完全に、いつものクロダライブになっていました。でも、それだけ倫らしさがあっていいですよね。個性があって。これでこそ黒田倫弘!ですよ、まさに。ディナーショーという枠にとらわれないところがいいじゃないですか。

 スリバカが終わったあと、普通に袖へと潜って言った3人。その後もアンコールを望んでみんなアンコール風の手拍子をしていたんです。が!

「これをもちまして、本日の公演はすべて終了いたしました。」

 と言うアナウンスが。なかなかこのアナウンス入らなかったんですよ。だから手拍子が起こったんでしょうね。と言うわけで、今日はアンコールなしでした。

 

 いつも「今日のライブはよかった!」と書く私ですが、今回はレポも書けないんじゃないかと思うほど、体調が悪くて、ライブに集中できませんでした。いいライブだったとは思うんですけどね。そんなことがあって、あんまり印象に残らなかったような気がして…。だから今回、アンケートすら書けませんでした。
 決して、面白くなかったわけじゃないんですよ?アコースティックなだけに、静かなスタイルなのは予想ついてたんですけど、ちょっと不完全燃焼。やはり今までクロダライブを見てきて、ロックのリズムが染み付いてしまった私には、物足りないような感覚さえ残りました。今後こういったスタイルのライブに行く機会があるかどうかわかりませんけど
(倫だと行くんだろうな…)。でも、今回少し物足りなかった分、いつかアコライブもリベンジしたいな!と思いました。

 今回は、こんなレポでごめんなさい。気悪くしたら、許してね?

 

WRITTEN by Mikoto Kurosaki

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