雨の夜

冷たいまなざしが滑り落ちて
僕は一度、この世から消える
君が僕から奪い取ってそして培養した痛みを
僕はまた、植えつけられる

途絶えた雨音が再び息を吹き返すまでに
僕は数え切れないほど
身体を揺らして、目を閉じて、そのたびに死んだ

触れられない
何度抱きしめてあげても
その笑顔が僕に還ることはない

雨の夜は…
どうしようもないほど、
破滅の匂いがした

歯車が廻って、君もあなたも巻き込んで
そしてすべて雨音にかき消された
点滅する
退屈な電飾がいつものように…

空を縦に引き裂く雷鳴が
あなたのこともどうか殺してくださいますように
僕も一緒に死んであげるよ
それなら、あなたも満足でしょう

雨音の中で増殖する懺悔が
君の首をしめていくよ
大丈夫……
僕も一緒に逝ってあげるから

途絶えた雨音が再び息を吹き返すまでに
僕は数え切れないほど
身体を揺らして、目を閉じて、そのたびに死んだ
















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