背中の太陽

カーテンの向こうを眺めたら
ひさしぶりに君に出逢えた

君が歌わなくなったあの日から、
君の1歩が大きくなったあの日から、
私の記憶は途切れている

追いつけなくなった歩幅が、
広くなった背中を見つめることしか許してくれなかったから
もう、君の顔さえ憶えていないんだ

だから
君の色は白
あの背中の、おひさまの色

声も聴けずにただひかりに埋もれたまま、
あの日からもう、
私も全然歩き出せない
うつむいたまま、うずくまったまま、
ただただつまさきを眺めていただけ

だから
君の色は白
あの背中のおひさまの色

眩しくって顔があげられなくて、
息を止めてた、
あの日からずっと閉じたまぶたの裏に焼きついてる

真冬の太陽













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