富樫の歩み

作:さとる

序章「青春と葛藤」

青い春だった高校時代も終わり、そのまま大学に進学した。
熱い気持ちになれなくなった僕はダラダラ時間をむさぼっていた。

そんな、ある日のことだった…。
秀公(DROP FORCE、Vo)が僕に言った。

「バンドやれよ。」

僕はその言葉を聞いた時、鼻にダイコンの衝撃をうけた。
「バンド?そんなんできるのだろうか?」
僕は疑心暗鬼だった。
小、中、高、スポーツしか知らなかった僕は、
音楽は聞くものであって、自分がするものだとは思わなかったからだ。
まず、バンドって何人でするんだ、楽譜なんて読めへんわ、
そんな感じであった。
それに僕は一度ギターをやったが、コードの「F」ができないで辞めた男だ。
「アー、ムリムリ」そんな感じだった。

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