解 放 記 念 日





「束縛・・・解放記念日・・・冷蔵庫に入れた右腕は貴方の思い出・・・

洗面所にある小指は貴方との約束・・・

全ては解放記念日の為に取ってある物だから・・・」



貴方の屍を刻み逃げ出す 暗闇の中で血の色解らず

真空の部屋で祈り願った 殺したのが私だとバレナイ様に

違う眼球を貴方の瞳に捩じり込み 私の姿が映らない様に仕向ける

孤独に堕ちた私の目の前には貴方が 夜が来れば又一人屍と愛し合う・・・

貴方の生霊とは二度と逢えない 理想の死に方素敵な死顔

背徳の光の中で私は 解放された束縛の思い出が残る

貴方が動かなくなった最悪の夜は 最悪の微睡と<

束縛・・・解放記念日

「後悔などする筈は無い 私は自由になったから・・・だけど少しだけ同情してあげる・・・

血に染まった体を思わず抱き締めたくなる だけど束縛だけはしないで欲しいの」

素顔で終わった私の瞳には映らない・・・

夜が訪れても抱き合ってる屍と孤独と寄り添う私の瞳には貴方が

夜になれば貴方と二人で唄って踊る 背徳の光が私の体を包み込み

解放されても死人の貴方が束縛・・・

貴方が動か亡くなった最悪の夜は 最悪の微睡と

束縛・・・解放記念日・・・「君の気味が悪い・・・」