1999-12-30@神戸スタークラブ「不良番長VS女番長紅白歌合戦」
★★★歌合戦全体のレポはココ!★★★写真はココ!★★★
<ガリオ>
あちこちで話を聞いたヒトも多いと思うけど、この日のキング、なんていうか
納得いかない、後味の悪い終わり方だったです、すくなくとも私にとっては。
でも場がめっちゃグチャグチャに混乱してたせいか、見るヒトによっては「かっこよかった」
「たのしかった」って言う風に、感想もバラバラみたいなんだよね・・・とりあえず、
見終わった後ワタシは部外者のくせにこれからのいろんなことを考えてしまったし、
そばで一部始終を見てたらなんか悲しくなったです、今は平気だけど。
バンドはナマモノだから、こういう日もあるしね。つーわけで、見たまんまのレポです。
・・・けっこうつまんないレポです(すんません根暗なの、あたし)。
前回「革ジャン対背広」に出たキングを観たのもこのスタークラブ。地元ってこともあって、
今回も始まる前からギュウギュウ押されっぱなし。客の熱気は高まる一方なんだけど、
とりあえずジュン君はステージ上でドラムを一から組み立て中(笑)。バッサンが
「ジュン!(くじ引きの)くじ引いて!」と呼んでも「他のヒトにやってもらって!!」と忙しそう(笑)。
そんなカンジでセッティング終了、他の2人も出て来て、2日前の渋谷クアトロの時と同じように
ジュン君のカウントから新曲でスタート!同時に客がゴワッと押し寄せて来て、
あっちゅう間にまたしてもステージ上、今回はバスドラ前30cm地点からケイゾウ側に向かって
座り込む格好になったんで、聞えてくるのはケイゾウギターとバスドラのキック音だけ。
マーヤの声もギターも姿すらもサッパリ・・・なんだけど、たまたま居た場所がマーヤの
ダイブの着地地点だったらしく、何度と無くマーヤの垂直蹴りを食らってその度に
「・・・あ〜マーヤお帰りぃ〜・・・」とか思ってました、ハハハハハ。痛かったっつうの。
ワタシの記憶では新曲は4曲かな?吉田で演った曲と、渋谷クアトロで演った曲、
他2曲。どれもザクザクしたギターの音とキング独特の疾走感がかっこよくて、
歌詞は自虐毒づきブルースってカンジ。他には「ジタバタロック」「魂を売りとばせ」
それとケイちゃんが演奏中にジュン君に「スパイボーイズ!次スパイボーイズ!」と
促して始まった「スパイボーイズ」。他になに演ったかは覚えてないけど、
このスパイボーイズのあたりからなんとなく妙な雰囲気に。どうもダイブしたまま
マーヤが帰ってこないようで、シンパイそうにも怒ってるようにも見える表情で
客席後方を見ながらケイちゃんがギターを、ジュン君が黙々とドラムを叩くっていう
状態がしばらく続いた後、ケイちゃんはジュン君に「オワリ!!オワリ!!」と
叫んでギターを置くと、客をかき分けてステージを降りてしまった。
一人残ったジュン君は、しばらく叩いた後(コレ、ものすごいカッコいいアドリブだった!)、
イキナリ立ち上がってドラムセットを片っ端から力いっぱい投げ飛ばし、
後ろにあったもう1セットも合わせて2セット、ブチ壊してステージを降りてった。
客の方に投げる事は無かったけど、バスドラがあたしの鼻先をかすめた瞬間は、
怖かったしワケがわからんかったです。終った瞬間はホントにワケわかんなかった。
あたしはバンドとはなんの関係もないんで、その後どうなったかとか、なにがどうしてああなったのかは、
いまだにサッパリわかんないけれど、外に出たとき意識朦朧としたマーヤを見かけたら、
なんかもういろんなことがメチャメチャ心配になってしまいました。でももしかしたら
3人はあっけらかんろしてるかもしれないしね、あたしはただキングを勝手に信じて勝手に
着いてって勝手に踊らされてようと、今は思いまス、ハイ。つうか、心配性だよ自分!!
イロイロ書き始めると暗〜く延々書いてしまうので、あたしの主観は書かないです。
スッキリしなかったけど、新曲も3人の迫力も、年の締めくくりにふさわしい素晴らしさだったよー!
<バカ兄弟>
マジ大トリ。ホンモノの紅白でいうとこのサブちゃんだね?
前の方は待ってました!と言わんばかりの熱気。
私の隣にいた男のコたちも戦闘準備バッチリって感じで、やる気出てます。
で、ライブ開始。
ズボンズのオープニングアクトの時と同様の始まり方で、新曲→★★★という曲順。
始まり方はごくフツー、と言っちゃあなんだけどいつもどおりの感じ。
人が密集してたのでマーヤもダイブがするのがラクそうで、ガンガン飛び込む!
それを見てたらすっかり私も嬉しくなって、写真撮りが進みますなー。
こんなに夢中になりながら写真撮ったの久しぶりだな。まさしく無心、の状態で撮っていたので
ふと我に帰ると、ステージ上にはずらっとお客さんが座り込んでます・・・。まるで難民だなー。
ホントいつの間にこんなことになってたんだ?って勢いでビックリ。
さっきまでマーヤもダイブしてたのに、アンプの前に座り込んでギター弾き語り状態。
あれだけ狭きゃぁ、動けないわな〜。
そしておもむろに、前へとスイスイ歩いて行ったと思ったらギターをホイとステージに投げ捨ててダイブ。
でもダイブの様子がいつもと違う。
腹ばいの状態で、自ら後ろへと泳いで行って床に着地したようで、姿が全く見えなくなってしまった。
アレ?どこ行っちゃったんだろ?と思いつつ、ステージとマーヤが消えた方を交互に見てたら
ケイちゃんが「ギター壊れたんで新しいのください」と言ったように聞こえたので
は?壊れたの?フンフン。で、マーヤはどうしたんの?と思ってたらケイちゃんがギターを弾き始めた。
ああ?壊れてないじゃん?なにさ?一体どーなってんの?
よくわからんまま、ケイちゃんとジュンくんの2人で演奏を続けてたけど
ケイちゃんがギター弾くのを止めてしまい、ステージを降りてしまった。
残されたジュンくんがメッチャ激しくドラム叩いた後、ドラムセットを破壊して
客の上を歩きながら去って行った。
ワケのわからないままキングは終了。
マーヤがいなくなった理由ってのは、もしかてしステージにお客さんが乗っかり過ぎて
動きが取れなくなったから、それに怒ってたのかー?と思ったんだけど
そんなことはよくあることだしなーチガウよなーと思ってたら
ケイちゃんがちゃんとギターを弾いていなかったから、それに怒ったらしいと言う人もいて
なにがなんだかサッパリ。
私はその話しを聞いたとき、ああこれは解散でもしてしまうのかな?と正直思いました。
まあ解散したいならすればいいし、好きなようにやればいいんだよ。
私はカヤの外から、キングブラザーズのやることをただ見ているだけだし。
んで、今回のライブで、キングに対しての第一印象ってのを思い出した。
キングを知ったのがタワレコのバウンスの記事だったんですけど(例の東のミッシェル西の〜のやつ)
あの写真と記事を見たとき私はキングに対して、畏怖の念みたいのを抱いてたわけなんです。
この人たちはただモンじゃないよ、絶対ヤバイって!と勝手に思っていて
それこそナイフみたいに尖ってるんだろうな・・・本気で思ってたんです、恥ずかしい事に。
それが最近じゃ、その印象もすっかり薄れてて
ちょっと惰性でライブを見てたところもあったのですよ、情けない事に。
しかし、今回のちょっとピリピリした感じとか、謎の事、思わぬ事態、
そんでもってジュンくんの破壊行動とドラミングにより、目が覚めました。
こういう感じじゃないの?私が最初にキングに感じてたことは。
メンバーの気分次第で何が起こるかわからない、予想も予定もムシで何かやらかしてくれる
そういうのでいいんじゃないのかなー。
普段はこういう言葉で片付けるのは好きではないのだけど、
若いんだから多少の衝突とかヘソを曲げるのもアリでしょう。
キングに完璧は求めてないし、高尚な歌詞も音も求めてない。
ただ、最悪なぐらいに、こっちが目も当てられないくらいにもがいて、叫んでくれる事を願ってます。
そんな感じです。ああ、語り過ぎ・・・。