2000-02-19「BLACK LIST 001」@ZEPP東京
with THEE MICHELLE GUN ELEPHANT/GYOGUN REND'S/THE HONG KONG KNIFE

ガリオです。ホントいつもレポ長くてすんません、日記とでも思ってください・・・
この日の模様はTVで放映されるんで、つまらんレポ読むよか番組観た方が早いです。
でも当日客席から観たキングの姿ってのはいくらTVでも再現できないだろうから、
その点だけでも伝わればいいなあと思って、あと、自分の思い出として書いておりまス。

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ハイ。いよいよこの日が来ちゃった、今のところキングブラザーズ史上最大のステージ。
小狭いハコで一緒にぐっちゃぐっちゃになって観るのがキングってカンジなのに、
あのでっかい場所で、何千人(万だっけ?)を相手に演るなんて。
他人事みたいに思いながら会場に入ると、既にキング用のセッティングが済んでる。
そこらのハコの4〜5倍くらいあるステージなのに、使ってるスペースはいつもと同じ、
ドラムを中心に3人ぴったりくっつくようなセッティング。ドラム台の上には、
妙にピカピカしたドラムセット。でもスネアはあの薄っぺらいいつものジュン君のヤツで、
左手にはケイゾウ君の、あの金色のホワホワしたのがくっついたアンプが横倒しになってて、
横に赤いギターが立ててある。マーヤ側はアンプだけが置いてあって、
そんないつものキングの機材が目に入った瞬間ドキドキして来た。
会場にはキングTシャツの人も結構居たなあ。そして私の周りにはいつもの頼もしいメンバーがズラリ!
キングの3人がどんなキモチでこのステージに立つのかはわからないけれど、
やっぱいちファンとしては大好きなバンドがバカでかい会場でやるってのは一大事。
だからいつものみんなで一緒に騒げるのが、ほんっとにうれしかった。

場内放送が2回くらい流れてゆっくり照明が落ちると、お面をかぶった3人が登場!
お面、久々だな〜。3人が向き合って、ジュン君の合図で一斉にいつもの爆音。
いつのまにかお面を外した3人が演奏し始めたのは「くだらねえことブツクサほざいて・・・」
ってケイゾウ君がまくしたてたあとをギターが追いかける新曲(いつも演ってるやつね)。
間に何か挟んで、またいつもの新曲。あとは曲順とか正確なセットリストはわからないけど、
キヲツケロ風のアレ、「ジタバタロック!」と、なんのヒネリもない紹介で始まったジタバタロック、
みなごろし、ぐちたれ、マッハクラブ、キングビートに★★★、覚えてるのはそのくらい。
凄かったのは客の盛り上がりで、大歓声!ダイブの嵐!ミニアルバムの曲になると合唱が起こるほど。
でも、そんな客にもまったく負けてなかった(つーか圧勝!!)のがマーヤ!!

なぜか始まって早々シャツのボタンが全開で、裸ネクタイみたいな妙な格好(笑)のマーヤは、
めちゃめちゃ満足げで、楽しそうで、会場の向こうの方まで何度も何度も眺めてた姿が印象的。
とにかくよく動くしよく叫ぶし、よく飛んだ!!アザヤカなダイブを何度もキメて、
観てるこっちがキモチイイくらい!スタッフが足を引っ張ってステージに戻そうとしても、
帰りたくないといわんばかりに上半身を客の波にまかせて、ものすごいエビ反りになって
気持ちよさそうにギター弾いてたな。ケイゾウ君の真っ正面にへばりついて、
なんか凄まじい笑顔(笑)を押し売りしてまたしても無視されたり、
ドラム台に座って足組んでじっくり客をながめながらギター弾いたり、
ガッツポーズで大騒ぎする私達を凝視したまま弾いてくれたり、とにかく凄かった。
「キングビート」の中盤の、ギターのタメのあとドラムがバーン!って入って
マーヤが「ギャーッ!!」ってやるアレの時なんか、両手で2本のマイクスタンド掴んで
大の字になって、ドラムにあわせて2本のマイクをガッと顔にあつめて「ギャーッ!!!」
その繰り返しがとにかくめちゃめちゃカッコいい+大爆笑!
「オマエらはオレのこと知ってても、オレはオマエらのこと知らんのじゃー!!」とか叫んでるし。
そして2曲目か3曲目の時
「オレ達がキングブラザーズ!!オレ達がロックンロール!」って叫んだ時、
いつもの光景なのにほんっと誇らしかった!正直、涙出た←涙もろすぎ。
あたしの好きなバンドはこんなにすげーんだぞコラ!って、会場中に威張り散らしたかったです(笑)。

ただ、この日のキングが全体的に絶好調だったかというと、
ぜんぜんそうじゃないです。ホントのキングはあんなもんじゃないです。
機材の調子もあまり良くなくて、マーヤの声もあんまり聞き取れなかった。
ケイゾウ君もアンプか何かがダメだったらしく、マイク通してスタッフに何かおねがいしてて、
でも直らなかったのか、それともキモチの問題なのか、後半ちょっと元気不足だったかな。
いつものようにアンプやマイクスタンドにネックこすって音出したり、
「おもしろくない人帰ってください」「ロックはキライですかー!?」といつも通りの毒吐き大将で
ホントにカッコよかったけど、そういえば口数少なかったし客を指差して怒鳴ることもあまりなかった。
右手でテキトウにカッティングしつつ、首をかしげて左手でアタマかいて困ったような顔もしてた。

「ここにいるみなさんにこの曲を捧げます」と始まった「ぐちたれんなよ」は、
どういうわけかしょっぱなっから3人ともてんでバラバラ。リズムぐちゃぐちゃで、
マーヤはジュン君を、ジュン君はケイちゃんを目で追いつつ演奏するんだけど結局合わなくて、
ジュン君はもう諦めて2ビートでダーン、ダーンって叩いてるしマーヤはギャギャギャ〜ンってやってるし。
「もういっかいやります」と律義に断ってからもう一回「なさけねえなっ!」とやり直しました。
それがいけなかったのか何なのか、ラストの「キングビート」(だったかなあ?)の終盤で、
ケイゾウ君はマイクスタンドをドラム台に載せて何か言ったあと、2人を残してステージを降りちゃった。
しばらく2人で演奏を続けた後、ジュン君もスティックを後ろに放って帰ってしまって、
残ったのはマーヤ1人。ケイゾウ君のギターがハウってるのをバックに
2人の去った方を睨みながらずっとリフを弾き続けて、ホント長いこと弾き続けて、
「帰ってこいオマエら!ボケー!」みたいな事を叫ぶと、しばらくして2人が帰って来た!
「じゃあ新ブギー演ります」と★★★を豪速で演り、
ケイゾウ君が「サンキュー」と言い残してホントウに終了。
マーヤは「2度と来るかボケェッ!!」と捨て台詞を残して去って行きました(笑)。

以前は結構、2人がサッサと帰ってしまって終るってパターンがあったそうなんだけど、
2人を連れ戻して演って終るってのは今までなかった無かったみたい。
マーヤはやっぱ、キチっと演って終りたかったんじゃないかなあ。
私もあれは正解だったと思う。実際、戻って来て演ってくれた★★★はスゴかった。
3人とも今にも人殺ししそうな、スゴくイイ顔してた。
今回初めて観た人は演出だって思った人も多いみたいだけど、
そんな凝ったコト出来るバンドじゃありませんて(笑)。
高いステージに立っていつもより豪華なライトを浴びる3人は冗談抜きにカッコよくて
ホントにロックスターってカンジで、なんだか遠くにいっちゃったような、
「ああ大きくなってくんだな〜・・・」って感慨深いようなキモチにもなりました。
でもあのだだっ広い空間でもキングの通り魔みたいなライブは健在で、
最前の柵に全身ガシガシぶつけて暴れてきました、だからいつもよりもアザまみれ。
おフロ入るたびにニヤリとしてます。早く次のライブ観たいなー!!


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