2000-04-20@京都WHOOPEE'S「REAL ROCK TOUR 2000」
with 横綱イチバン/イグワナズ 
<ガリオが行ってきました>


ザクザクカッティング×2の新・新ブギーでスタート、1バンド目のイグワナズで既に盛り上がってたウーピーズは、間奏でマーヤが「ウギャーッ!!と叫んだ瞬間から更にタイヘンなことに。縦に長い会場でしかもステージの作りも狭いし変わってるから(部屋の角っちょが四角いステージになっていて、ドラムはその角っちょにセッティング、お客は四角の二辺をかこんで見るカンジ、その奥は椅子とかテーブルがあってサロンみたいなの)お客はぐっちゃぐちゃ。キングも狭いスペースでいつも通りバタバタ動いてるからステージ上もぐっちゃぐちゃ。ケイゾウ君はさっそく弦が切れてしまうし。それでも指差しつつ「聞こえますかー!?ロックがわかるヒトがいますかー!?」と「スパイボーイズ」へ。この曲のね、出だしの「スパイボーイズ!!」って叫びまくるところがすごい好きなんですけど、いまだに歌詞とタイトルの関連性がわかりませーン。

次にタイトル不明の♪未来は行き止まり、ってヤツを演るとケイゾウ君は客をかき分けて楽屋へ戻っちゃった。アレ?と思ってると弦を持って登場、ステージ上でサッサカ張り替え。その間ジュン君とマーヤがセッションして場をつないだんだけど、このセッションがかーっこいい!ライブの時ってマーヤのギターよりさけびの内容に耳が向いちゃうんだけど、この時はギタリスト・コヤマってカンジ(なんだか微妙に失敬だな)。そんなセッションにスーッとケイゾウ君のギターが入って、「ノリノリ天国」へ。こういう時バンドのコンビネーションの良さが見えてちょっと惚れ惚れしてしまう。だけどギターが、驚くほど音が合ってなーい!マーヤのギターが思いっきりへんな音階。なのにマーヤは客に
「お手ー!!」とか言ってるし、ケイゾウ君に至っては間奏でいきなり「はいすいませ〜ん、ゴメンナサイネ〜!!ハ〜イ!!キングブラザーズでっす!!キングブラザーズでっす!!」ゴゴゴゴメンナサイネ〜〜〜って・・・なにその面白すぎるMC(?)は・・・続けて「ロックのワカラナイ人は外出ててくださ〜い」とか毒を吐くんだけど、この「ゴメンナサイネ〜」のおかげで、その後は何見ても聞いてもおかしくておかしくて。ただ「ムシャクシャ」だけは別、ドラムがすっごいドカスカ言ってて歌も途中からオラオラ言ったり「タイクツですかー!?タイクツですかーっ!?」って言ったりしてるだけだし、ギターは二本ともしっちゃかめっちゃかだし、もうコワレすぎててカッコよすぎてドキドキしちゃって。
ところでこの日は、マーヤのさけびがすごかった、この人どっかの惑星から指令受けて喋ってんじゃないかって思うもん。何の脈絡もなく「鏡の世界に行った事あるかオイ?全員左利きなんだぜオイ!全員天才なんだぜオイ!左利きは天才なんだぜオラーッ!右じゃあかんのかー!!うまれておこのかた右利き人生!生まれも育ちも右利き人生!いつでもいつまでもオレは右利きじんせーい!」・・・あっ、あたしも右利き人生だ。他にも「熱いぜオレたち熱いぜオレたち!ロックンロールだぜ!」だの、「ブルースを売って魂を手に入れろ!落としたブルースは道端で拾ってこいや!!」だのとまあ冴えてること冴えてること。ケイゾウ君は死ねだの帰れだの、いつも通りに毒を吐いてるんだけど、カッコいいんだけど、もはや私は「ゴメンナサイヨ〜」っていうそこらのオバチャン風喋りと「キングブラザーズでっす!」ってのがおかしくてしょーがなくて、この日は「ウギャーカッコいーっ!」っていうより「いや〜おもしろいわー」って感想しか出てきませんでっす。何が何だかわかんないけど、ライブ中のぐちゃぐちゃ感とカッコいいのに笑ってしまうトコロと終った後のグッタリ感が、実にキングらしいライブでした。
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