2000-08-06「DECKREC NIGHT」@CULB QUATTRO/SHIBUYA
with DOMENICO-DOMORANTE、CHOBEAULLET3、
SCOOBIE DO、THE NEATBEATS

すごーく楽しいイベント。自分でもビックリするくらい笑顔満面でニートビーツを見終えたばかりなのに、セッティングが進んで行くうちにコロっと気分が変わってしまう。なんていうか、うれしくてドキドキとかワクワクっていうんじゃなくて、ザワザワしたイヤ〜な胸騒ぎ。笑顔も消えちゃって、吐きたくなる圧迫感。何度見てもキングの前はこんな気分になってしまうのがフシギ。すごくイヤなキブンなんだけど、待ち遠しいっていうか。あっという間にセットが済んで、3人が登場すると、どんより暗いワタシとは対照的にキャ〜ッ!!っとオンナノコの黄色い声・・・うーん。

ジャーン!!で始まったはいけど、何の曲だかわかんない。よくよく聴いたら「キングビート」!!うわ!!アレンジが変わってて、なんつーか、ドラムが一拍多くなったっていうか、どう書いたらいいかわからないけどボトムがしっかりしたカンジ。ひきずるようなカンジ。これがちょっとハンパに終ると、ケイゾウ君が「聞こえてますか後ろの人!?耳ふさいどいてください!!」と連呼。続けてはじまったのが「新ブギー」、リアルロックツアー後半の重たいバージョン。このラストのマーヤのスクリームタイムは久々に「きこえますかー、きこえますかー、オレの声が、きこえますかー!?」・・・すっごい久々に聞いた!ここでお客も一層盛り上がって、あとは赤盤の曲を入れつつも、ほとんどは「のりおくれんな」「魂を売り飛ばせ!」「皆殺しのブルース」など昔の曲・・・DECKREC NIGHTなのにもかかわらず。なにか意味が?ともかく、お客はワッサワッサ盛り上がってるし(キャーキャーすごいけど)キングもすごくよかった。前回2回分は、悪態つき放題で怒ってばかりで、そこがたまらなくキングらしくてほんとにイキイキしてたんだけど、今回は、そこまで悪態大将じゃないけれど、この人たちステージに立ったら自然にこうなっちゃうのね、ていうような天然の暴れ方。動き一つ、コトバ一つとっても衝動的でどこにも計算が無くて。

特にすごかったのがマーヤ。「のりおくれんな」では両手をシャキーン!と頭の上で揃えて、水泳の飛び込みみたいに真っ正面からダイブすると、客の頭上でキレイに半身ひねって仰向けに。ステージに戻ると今度はしゃがみ込んで狂ったようにギターかき鳴らす。そしてまた、何度も何度もダイブ。次は歌うケイゾウ君の横で、マイクスタンドに刺さったままのマイクをくわえ込んで、ケイゾウ君に横目でモーション送りつつジワリジワリとカニカニ横移動。やっとケイゾウ君の真横に並んだのにアッサリ無視されると、微妙にしょんぼりと持ち場へ戻る・・・他にもくわえたマイクをブンブン振ってマイクスタンドから離すと、しばらくマイクくわえ込んで熱唱(?)、そしてフイに飽きたように、客に向かってマイクをブハッと吐き出すわ、いつもより多めにスクリーム入れるわ。でもあまり聞こえなくて、覚えてるのは「宿ナシ金ナシ理由ナシ!!オマエら人間の資格ナシ!!」とか「貧乏だけど心は豊か〜!!」とか、「お母さんに聞いてごらーん!!(何を?)」・・・それくらい。

ケイゾウ君は、ここ2回のライブみたいな「うわーどしたのリーダー!?」ってカンジではなく、でもものすごく攻撃的。「ムシャクシャ」は「アホなヤツラがわんさかわんさか・・・」だし、「スパイボーイズ」はアタマのシャウト合戦の代わりにしつこく「イエーって言え!!」攻撃。それから、マイクスタンド持参でカウンターに登って、後ろの客に悪態つきながら演奏、あとは、やんわりダイブ!ジュン君はシンバルが邪魔でゼンゼン見えなかったけど、あの全身で叩き出すパワフルなドラムの音や振動や、時々見える振り上げた腕だけでもどんな表情か想像付く。とにかく強力。

そして、「この曲でおわかれしましょう!」と始まったのは「アニマルズ」。こないだから演ってる、途中で全く違うリフでセッションみたいになって、長々ソレが続いたかと思ったらまた元のリフに無理矢理戻る、っていう新しいバージョン。ケイゾウ君はモニターにもたれるようにしゃがみ込んで、すごい形相でギターをこすりつけれるし、ジュン君は最後の最後でドラムをドカドカどつき回し、何本もスティックをダメにして、その数のすごいこと!どんな叩き方すればああなるんだろ?マーヤはずっと叫んでて、ぐっちゃぐちゃのままあっさり終了。アンコールもなかったけど、完全燃焼でした。すごい!!トリにふさわしい、キングなりのカンロクみたいのも感じました。


DECKREC NIGHT