よく業界言葉で”旅”に出ると言う言葉を使うが、その昔、役者や芸人達は........
その体一つ持って北から南、南から北へと”旅”を続けては、日銭を稼ぎ、宿を探し、そして芸を磨いたと言う。
ROCK BANDも同じである。
決った時間、決った場所、決った曲順、決った空間..........etc。
全てこれビジネスライクなのだろう?決った路線、決ったスタイル。
しかし、違う街、違うオーディエンス、違う空気、そして違う女.........etc。
俺は、これ全てROCKに必要なのだ!と思うのである。
何故なら、同じスタンスで同じ物ばかり食らう!
そうすると、飽きが生じるばかりか、精神的にも病が生じる。
たとえばお気に入りの車を買ったとしょうか?
そいつは性能が良いばかりか、こちらの気持ちまでフルスロットルにしてくれる。
俺をゴキゲンにしてくれる。すべて思いのまま動いてくれる。
しかし、直ぐその後に別バージョンが出てしまった。試し乗りが出来ないものか。
しかもパワーアップどころかフルチューンに燃費が良いとなれば.......
もう我慢できず、つい乗り変えようと思うのは、男誰しもそうであると思うんだが、いかがでありましょうか?
.....これはあくまでもクルマの話です。念の為!
話を戻そう..............。
歌も同じだと、俺は思うんだが。
何故なら、同じスタンスで同じ歌を何十回、何百回歌ってもそれはスタジオと同じで
先が見えなく成り勝ちだよな。良いのか、悪いのか解らなくなってしまう。
よくレコーディングで”さっきのが良い”って言われても
今とさっきの違いが解らない事があるんだ。
しかし、”旅”にでる。次の街に行く。新しい風に当る。
おのずとそこには、今日は今日の歌があり、明日には明日の歌が生まれる訳であり、
同じ歌でも色んな顔が生まれる筈である。
「しかし」
バブル全盛期、ROCK BANDのそのほとんどはメジャーと称する輩にもて遊ばれ、
ただ良いように金の卵を生み続けさせられていた。
奴らはROCKと言う生ものをレトルトパックよろしく、何時でも何処でも
3分間で出来上がりにしてしまった。そこにはすでにROCKも無く、歌も無く
ただ毎日同じ繰り返しの”旅ガラス”でしか無いのである。
我がリーダー真ちゃんの場合も同じである。
THE MINKSは知る人ぞ知るスーパーバンドである。
デビューと同時にライブハウス飛び越え、渋公や野音等をすべてソールドアウトにしてしまった。
そしてTOUR〜。なんと年間250本は下らない数をこなして、レコーディング、そしてTOUR〜!
勿論全国のファンに会う為なら、キツイ旅も乗り越えて行くのが男伊達!
ライブも少ないよりは、多い方が良いに決っている。
何よりもバンドを成長させるのもTOUR、つまり”旅”なのだ。
此所で大事なのは、本人達がそれを望んで演って要る内は良いのだが........
いつしか、演らされて要ると思ったら最後!又TOUR?又ライブ?又取材?......etc
贅沢な悩みとでも言うか。しかし、ROCKは絶対にW生Wものなのである。
エナジ−満タンで演らなきゃそれはもう”お子さまランチ”でしかないのである。
.......だったら、レトルトで.....これ世の流れなのだろうか?
1998、9月〜HEAVY SOUL JUNCTION TOUR開始!
こう言う俺も実は、”旅”好きなのである。
今まで幾つもの街での出会いが忘れられず、又性懲りも無く”旅”に出てしまった。
ショートスケールでは有るが、ミンクス、ゼット等世話になった街に
もう一度今の姿見せに行く事が己を磨く?ってとこか!
<裏の裏の裏>
今回俺しか知らない大阪の街をメンバーに少しだけ見せてあげた。
此所では詳しく書けないが、みんな口を揃えて『こんな大阪は初めてだよ』って喜んでくれた。
余りTOURでも裏大阪は見れやしない。ましてや、俺の秘密の遊び場なんぞは.......。
一度どうだろう?ウルフと行く「裏大阪のTOUR」なんてね。安くしとくよ!
一緒に来るかい?きっと目からウロコが落ちるぜ!
松山ではさ........。途中時間があったんでノンビリとさ、瀬戸大橋なんぞでくつろいでさ
海を眺めては『いいな〜ここに住んでみて〜な』とか船が通れば『俺も連れってくれ〜』とかさ。
釣り好きな真ちゃんや誠ちゃんそれにスタッフのMr.バーゴの3人は釣りに来てる地元の
おいちゃんと釣り談話炸裂でさ。でも本当に良い所だな、あの辺はさ。命の洗濯したよこの日。


12月6日 <札幌>
真ちゃんの地元である。二日前に大雪で心配していた天気も日頃の行いが良いのか....
晴天!
朝8:30着一面銀世界である。まずは何処かで冷たいビールが飲みたい。
小綺麗なファミレスにて乾杯!もちろん「サッポロビール」で。この乾杯が恐怖の三日間の始まりだった。
ライブはWカウンターアクションWほぼ満杯の観客を前に”闘いて候う”熱唱!

想像以上の盛り上がりでメンバー一同上機嫌でライブ終了。
そして打ち上げへ..............。
まず居酒屋でスタート。しかしすでに「ほっけがうまい」とか「刺身がいい」岩ちゃん大満足!
そして真ちゃんの知り合いの店へ....
飲めや歌へや踊れや脱げやの戦闘開始!朝6時で。
羽田を出て、約12時間目のピリオド。千鳥足で一同ホテルへ........。
二日目は、市場巡りそしてジンギスカン堪能!
余談ではあるが、スタッフで男前のMr.バ−ゴ氏....

なんと、万場券を当てる。
メンバーの喜び様は言うまでもないか。そして又、飲めや歌へや踊れや〜。
朝4時45分頃ホテル着。もう酒要らない...........。
そうして三日目へと..........。
札幌FAINL DAYS!この日岩ちゃん強っての希望で、「健さんが待つ」小樽へ。
勿論俺三日酔いの頭で皆に付い行く。途中車内から見える景色は俺が見た映画そのものだ。
皆は「北の国
から」を想像していたみたいだな。俺?「駅」に決ってるよ。


小樽運河、幾つかの市場、真ちゃんのメモリーが遭ったW海猫屋W、ガラス加工、
オルゴ−ル園。
ウニ丼喰って、カニ喰って、雪合戦したりさ。皆寝不足だからハイテンションなんだよ。
一日中歩いた。とにかく10キロは歩いたね。
雪の中さ、なんか青春映画のワンシーン見たいだったよ。
夜7:30発のジェットで羽田へ。
”旅”そこにはバンドを成長さす魔法があり、なにも旅行だけが旅の醍醐味と言う訳じゃ無い。
そして、今年もすでに名古屋、大阪と終え、来る春、夏、秋に向け虎視眈々と”旅”に出るべく
POWER充電をしている始末である。
一度、一緒に全国を隈無く廻って見たいものだね。行こうか?準備しておきなよ。