今ここに秘蔵暴露話炸裂!!!LOFT23時 久留米音頭が聞こえる。
楽屋の隅、裏口に続く階段の隅、脱ぎ散らかされていた下着の数々。
ここにはある男の情報に元尽いて製作されたノンフィクション?のはずが..............
新宿LOFTのもうひとつの扉が今開け放たれた!!!!
魔力が織り成す出合いの数々、そして過去から未来へと.........。
此処に語る物語りは、一少年の眼から見た巨大な街の小さなフロアにうごめく人間模様、様々な擦れ違いの中で得た優しさや、温もりそしてけして消えない疵跡......。
そして.................................................
あなたはこの狼少年の言葉を信じますか?
獲物が居る。そう聞かされて10数年〜何かが満たされず、すっと店に立ち寄る。
空っぽの心に酒を流し込む。不意に”もっと手前らしく生きろ!”って声に我に返る。
〜ライヴ、酒、ケンカ、女、出会い、これらすべてロフトが持つ魔力の仕業じゃないだろうか〜97年に出版されたHISTORY
BOOK”ROCK IS LOFT
”での俺が出したコメントの触りの部分だ。俺にとって無くては成らない物、ずっと大事にして来た物、そして誰にも渡せない...........
魔法の玉手箱そのものだったロフト。何故こんなにも大切にし、大好きな場所になったか?
この際一度、全て曝け出す事でキッパリと別れを告げてやろうと思う。
端から見ればどうでもいい事なんだろうけれど、俺はやはりこのロフトが持つ魔力!にシビレ、魂までも奪われたんであろうこの姿を、とくと御覧になって貰いましょうか。
'80年になりそれまでのROCK'N'ROLLからPUNKへと時代が変わるように、俺のバンドも大阪から京都、名古屋、そして東京へとTOURが組まれて行くように成って来た。
当時関西では、INU、アントサリー、ZIGZAG、ウルトラ.ビデ、SSから進化したコンチネンタル.キッズ、そして、チンピラPUNKの"ANTI"がき大将の"めまい"、マスターベーションetc..............。
名古屋ではスタークラブ、原爆オナニーズ、オキシドールなんかが居たな、
これらのバンドすべてが東京へのTOURが頻繁に行われていた頃だった。
その頃学生が中心になり、ライブブッキングやマネージメント、TOURブッキングなどを素人ながらかなり手広くこなしていた。
とくにスタークラブとコンチネンタル.キッズなんかを手掛けていた奴が居てさ、
ロフトや渋谷屋根裏なんかで企画していたんだ。
スタークラブがメジャー展開目前に東京進出を決め、ぽっかり開いたポストに"ANTI"即ちこの俺達悪たれPUNKバンドに白羽の矢が刺さった?!訳だ。
ロフト、屋根裏、ラママ、鹿鳴館、立川38アベニュー、横浜ジンジニー神奈川大学、横浜国大、法政大等。
今みたいにさ、ホテル取るとか考えちゃいないからさ。行き当たりバッタリ!器材車の中や、友だちんちはモチ論、当時成増にある寺の中に汚いアパートが遭ってさ。
そこ町蔵の部屋なんだけどさ、あいつ快く貸してくれてさ、一緒に呑んだホワイト旨かったぜ!そしてエロ本の山の中で爆睡Zzz......。
大阪の頃に、とくに寺田町時代には何故か共通の友だちがいたこともあって不思議なんだけど........。
町蔵とは縁が会ってさ、良くライブに顔だしたり、新世界で呑んだりさ、あいつNEW
WORLDて言う茶店で働いていたんだ。
ジャンジャン横丁出た所にある茶店。今も有るんじゃ無いかな?新世界に。
そこでしけたサンドイッチ喰ったりね。でも俺と違い頭良いからさ、直ぐ話題がずれちゃう。
いつも人を驚かす事ばかり考えていたみたいだな、あの頃から........。そして今、作家の大先生だよ。
解んないもんだね、今度会ったらなんて言うおうかな?”BOSS”飲んでる?.............。
それはさておき.............。
そう、横浜でライブの時はこの大学生君に凄く世話になったんだ。いつも企画してくれてさ。
大阪からボンクラPUNKバンドを快く呼んでくれてさ、勿論ロフトやラママ、屋根裏等.........。
ホテル変わりにさ、やはり部屋を快く貸してくれてね。ギャラ少ない時なんかは部屋のエロ本を持って帰ったりね。武士の情けだね、笑っちゃうけどさ。
その大学生もやがて大人になってさ、一代ムーブメントなんか起こしちゃってさ、アレヨアレヨと名が売れてさ。解んないもんだね。後にアンジーとかを売り出して、某事務所の社長にまでなった男なんだよ。これが...........。
それはさておき...........。
年3回の東京TOURをこなす関西最悪チンピラPUNK BAND。来るのは良いのだが...............。
やはりホテルなど取らずにTOURに出たある時、寝る所が無いので「じゃロフトに行こうか」NO問題さ。ロフトに直行!だっていっつも開いてるしね。当時の店長さんも店員さんも「おー又来たか」てんでビールや大皿に山盛りのスパゲッティー出してくれてさ、「どうせ金もねーし寝る所もねーんだろう?」大当たり!夜ライブなのに前入りでロフトに泊まるんだもん。
図々しいよな。コンビニもまだ無い頃さ、店の残り物でツマミ作ってさ、好きなレコード片っ端からかけてさ。チープなパーティの出来上がり!これがたまんなく良くてさ、もう病みつきになって仕舞った。やがて朝になり記憶が薄れる頃、「じゃ今日のバンドが来るまで此所で寝るか!」いいでしょう?このノリ!この軽さ。イスを左右揃えてそのまん中に寝るんだけど、寝返りが難しい訳。俺は入って直ぐ右に有る長椅子が定位置なんだ。知らんまにお気に入りのベットに成ってしまった。
午後になり、ドカドカ階段を降りてくる音で眼が覚める。
「ありがとうな、今夜ラママなんで行くわ」いつも一緒に遊んでくれるナイスな店員さん。
やたら女にモテ、気前がよくてさ、密かに憧れて居たんだゼ。
イキなテディボーイでさ、バディーホリーばりのメガネとリーゼントで決めてさ。凄くトッポくてね。その後彼は、大人に成る程に責任感を身に付けて出世街道まっしぐら。
昔から走り出すと止まらない性分やたらいい加減に振る舞って、でもちゃんと自分の生き様を押し通してさ。解んないもんだね、とうとう彼はロフトのTOPにまで登り詰めてしまった。
そうです代表取り締り役まで走ってしまったのです。
たまには奴が歌う”ルードボーイ何処へ”が聞きたくなるは俺だけでしょうか?
それはさておき.............。
'83,12/20 やはりLOFTに宿泊を決め込んだ最低最悪不良チンピラPUNK
BANDが朝目覚めて、「今夜鹿鳴館やから行くわ」って店を出る時に、その優しいウルトラマンキッズに良く似た店員さんは、「今夜ここでARB
の打ち上げあるからお出でよ。テーブル用意しておくからさ」っとビックリする様な話をしながら見送ってくれた。
この日のGIGはコワなスタークラブのファンの前で爆弾小僧が炸裂していた。
最前列で見ていた少年がLIVE後熱く語って力一杯握手して別れた。
少年は何度もLIVEに足を運んでくれ、「応援してるがんばって」っと言葉を残して、何年もの間顔を見せなくなってしまった。
そして約7年ぶりにLOFTで顔を会わせた。面影はそのままでも、ちゃんと青年になっていた。その後、彼と仕事をするなんて考えてもいなかったよ。昔のまま綺麗な瞳をして、解んないもんだね青年はその後LOFT
NO.1のP.Aにまで上り詰めて、今又新たな人生の旅へとLOFT移転と同時に俺の前から消えてしまった。又何年後に再開出来るんだろうか。がんばれ!金ちゃん。 話を戻そうか............?
鹿鳴館でライブが終り、スタークラブはツバキハウスに一緒に行こうと言ってくれたんだが、LOFTに行くと決めてあったので、そこで別れる事にした。
余談では有るんだけども.......................。
俺この日さ、生まれて始めて関東のうどんを食べたんだよ。もう辛くて塩っぱくてね、今でも苦手だね。それはさておき..................。
そう言やーさ、当時和製シドヴィシャスの名を欲しいままのベ−シストに言われたよ、別れ際に。「おみゃ達ステージはパンクでもよ、ステージ降りたら只のチンピラだな」って。
どうゆう意味?まー何から何まで奴らとは違ってたからな俺達は。
向こうはマネージャーとローディー付だもんな。こっちはパンクもヤンキーも関係無かったからね、その頃は..........それはさておき..............。
ロフトに着いたら、そこには凄い人、人、人でさ。
俺泡くちゃってね.......でもイカシタ店員さんが「おー来た来た。テーブル有るから入って」ってさ、しかもステージ前ど真ん中の所でさ、ステージの上には然う然うたる面子が揃っているしね。
昔はさ、打ち上げのメインはステージ上で皆を見下ろして飲めたんだよね。
ホント色々居たぜその夜は。ざっと思い出してみようか?
アナーキー、BOWWOW,伊藤さやか、白竜、ルースターズ、ロッカーズ、ダンガンブラザース、原田美枝子、パーソンズ、柴山”キク”俊之、奈良さん、鮎川 誠、シーナ、相原 誠、宇崎竜童、そして俺にとって最大な出会いになる”ハ−トビーツ”凄い顔ぶれだったんだよ。
アナーキーのマリとシゲルが色んなミュージシャンに、女の子の前でお澄ましを決めているペテン師のようなウサン臭い4人組を丁寧に紹介してくれたんだよ。
良い奴らでしょう?凌と話したのもこの時が始めてでさ、この後色々凌にも世話になる訳だけども、それはさておき...................。
打ち上げが始まっても輪に入って来ない2人組がいたんだよ。
入り口附近に居る所をキースが見つけてさ、一緒に飲み出して間もなく、寺岡と2人組の片割れがプロレスを初めてしまったんだ。
お遊びがいつしか本気になり、それを止めに入ったマリが寺岡を殴り出し、もう修羅場に化す訳。
そこにLOFTの主キース登場!啖呵一番『手前ら!LOFTでのケンカ俺が許さねー!』ビ−ル瓶割ってさ......。俺なんて「YO!キース」みたいさ。
その後みんな楽屋に連れて行かれてさ、愛の右ストレート一発貰ってさ、『ダメだよロフトでケンカしちゃ』ていつものキースに戻るんだ。
でも俺その時初めて見たからさ、キース最高って今でもね。
余談だけども、キースには本当色々気を使って貰った。
俺みたいなボンクラみにも色々、ここじゃ書けないけど、キースは男だゼ!!!!...........ありがと...................。それはさておき............。
この日、飲めない酒のんで、皆に絡んで、キースに殴られ、最後又入り口附近で飲んでいた2人。よほど悔しい思いをしたんだろう。
その後どのバンドよりBIGになってしまった。
日本中が彼らのファンになってしまった。そして、東京ドームで解散をしたけれど、今だにカリスマ的な存在である。
この2人にはまだ面白い話があるけど、又の機会にする事にしょうか。
「イメージダウン」になるからさ。俺にとってLOFTは、魔法の玉手箱。何が飛び出すか解らない!まだまだ話は尽きないけど、今回は此所までとしようか。この続きはお楽しみに!!!