あの日の電車 (04/08/11)

僕の学校では、高2で修学旅行がある。
それが普通なのかどうかは分からない。

中学の修学旅行はと言うと、何一ついい思い出が無かったりするのである。
今思い返してみても、
初日のディズニーランドは楽しかったものの、
他に、思わず顔がニヤけてしまう様なエピソードがない。

東京散策の際も、班のメンバーに恵まれず、
あるある大辞典の取材班を見つけても、
ワーワー騒ぐ事も無く「あ、カメラだ」で終わってしまうようなテンションだったのである。

しかもその途中、憧れ(憧れ?)の山手線で移動していると、
班の友人が痴漢に遭遇。
男として友人の心配をしてあげるべき所なのだが、
なんせ、その友人は男なのである。

確かに、その男は女っぽい。
その事に関するイジメで、小学校の学級会の議題にもあがったくらいである。(しかも彼は転校生)
しかも、根は結構男で、わざと女々しくしているイタイ男なのだ。
胸の前で両手を寄せてちっちゃく手を振る男なのだ。
クラスのブーな女子とテニスの王子様のリョーマについて語り合う男なのだ。
しかし、それはあくまで内面を知っていないと分からないもので、
外見は短髪にメガネで、体格も並であるので、
女と間違われたのではないはずである。
相当、相手の好みとマッチしてたんだろう。
(相手はオッサンだったらしい)

駅に着き、彼にその事を告白された僕ら班員は、
ホームにしゃがみこみ、しくしく泣く彼を、
ただ呆然と見つめ、
何とかして他人の振りをしたいと思うばかりでした。
(でも全員学生服)
「他の人に言わないで」と言われたが、
この上ないネタなので、その晩早速ホテルで友達に言いふらす。
ゴメンよ。
しかも案の定みんな大ウケでした。
ゴメンよ。

先生!東京さ行くとチンチンば触られるとです!

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今回は行き先が沖縄なので、痴漢の心配は無さそう。
でも、私服を用意しないといけない。
今の内買っておかないと、夏服が。
10月の終わりでもやっぱ沖縄って暑いんだろうか。

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□今日の一言

世界は一冊の本だ。

旅をしないものはその本を一頁しか読めないだろう。

―――――――――――――アウグスティヌス



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