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Kataomoi Endless(04/11/06)
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僕には中三の頃、惚れに惚れた子がいたのです。 友人Sといいます。(日本を代表するような、いい名前です) 僕は当時その想いをこの日記にかきつづっていました。 日記ログを読むと、当時を思い出してしみじみするものです。 毎朝、友人Sが家の前を通る時間に合わせて家を出ました。 (挨拶してくれるのです) パソコンのアドレスを聞くために躍起になったものです。 (冬休みに入ってしまうギリギリのところでした) カラオケに突然登場した友人Sに、テンパってしまい、隣の席を勧められませんでした。 (悔いています) 良い所を見せようと、体育のマラソンで2位をとったのです。 (友人Sは廊下側の席でした) 進路の面談の時間を調べ、その時間までの計画を立てました。 (あえなく失敗しました) メールが返ってこない事に、悩む日もありました。 (20日以上、僕のフリーメールのエラーが原因でした) 小学校時代友人Sと両想いだったという少年がロンドンから帰国、 嬉し涙を流す友人Sの姿が忘れられません。 (結局彼は今どうなっているのでしょう) メールの中のちょっとした一言に、一喜一憂しました。 (「Nのおかげで元気が出たよ↑」で僕は逆に元気を出しました) 友人Sに注目されたいからと、メガネまで買ったりしたものです。 (今は普通に別のメガネ着用です) 卒業式の日、告白しようと呼び止めようとした瞬間、部活の後輩に話しかけられました。 (告白も出来ず、クラスの最後の集合写真にも写れませんでした) 次の日、電話で告白して、見事にフられました。 (涙が頬をつたいました) 数日後、何故か関係ない友人から、フられた理由を知らされました。 (「顔が良くない」「背が低い」「面白く無さそう」が理由だそうです) また数日後、携帯を買ったという友人Sにアドレスを聞こうとして、 間接的に拒否されたりもしました。 (「携帯買ったら教えるでな↑」は嘘だったのです) そんな一方的な片想いは、 高校での新たな出会いに期待すると共に、伊勢湾に沈めようと心がけたのでした。 しかし、友人Nちゃんとの出会いは、 友人Wのことを思い、アプローチすら出来ぬまま、 K山という男によって幕を下ろしたのです。 そのこと以外に高校に入って出会いという出会いも無く、 あの頃のように胸をときめかせて家を出る事はなくなったのです。 -------------------------------------------------------- 隣の学校の友人Sとは、 帰りの電車で1・2ヶ月に1度くらい、会います。 そして今日の統一模試は、正にその日だったのです。 普段会う時は、僕は気まずさから目も合わさず、気づかぬフリをします。 もちろん友人Sから話しかける様子も無く、 彼女の視界に、僕というニンゲンは存在するのかと疑問に抱く事もありますが、 僕自身も気づかぬフリをしているので、同じ事かも知れません。 今日もこれに漏れず、僕は島流しや友人Tとの会話を、友人Sは彼女の女友達との会話を、 電車の横向きの座席1つ分くらいの間隔で続けました。 当然、中学時代から仲の良い友人Tや島流しは、僕と友人Sの事を知っています。 僕は隣に座る島流しの陰に隠れながら、聞こえてくる友人Sの声を聞かざるを得ないのです。 すると、どうしても気になってしまうのです。 声とか、自分の事を名前で呼ぶ所とか、気になってしまうのです。 正直な所、 今の僕は「もう友人Sの事は好きではない」とは断言出来ないのです。 やはり、同じ電車になる度に、話しかけてくれないかと思う訳です。 ただ、 その「話がしたい」は、昔のような「仲良くなって付き合いたい」という気持ちではなく、 僕Nの存在が、彼女の中で存在し続けて欲しいからなのです。 このままだと、僕は彼女の中から消えてしまいそうで、 その事が堪らなく嫌で、恐いのです。 告白する時に、元のままの友達でいられなくなる事は覚悟していました。 それなのに、この状況、自分でも情けないと思います。 情けないとは思うのですが、今日も友人Sはかわいかったです。 -------------------------------------------------------- この文章読んだ人が、僕の事どう思うかが心配。 |
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