MUSIC COLUMN
見たこと、聞いたこと、感じたこと



ブルーハーツ・チルドレン


ブルーハーツ・チルドレンと呼ばれるバンドが目立つ。
私の周りには歌詞にブルーハーツを登場させたりと、
自らブルーハーツ好きを公言するバンドが多い。
2年間で3枚もトリビュートアルバムが出るんだから凄いもんだ。

ブルーハーツ・チルドレンといわれるバンドは批判の対象になりやすいようだ。 だって、二番煎じって扱いになっちゃうんでしょ?

では、私にとってのブルーハーツを少し、語ります。
ブルーハーツは好きは好き。
ナンバーワンバンドではないけれど、好きです。
最初にブルーハーツをちゃんと聴こうとしたのは高校3年生の頃。
つまり、およそ4年前のこと。
まだブルーハーツ・リバイバルは起こっていなかった。

そのとき私は何がきっかけかよくわからないが、無性にトレイン・トレインが聴きたくなったのだ。
手元に音源はなく、あるのは頭の中にあるメロディ。
「この曲すごくいいんじゃね?見えない自由がほしくて見えない銃を撃ちまくる?いい歌詞だなぁ」
と、気になったので、レンタル屋に行き、CDをレンタルして、ヘビーローテーションとなった。
歌詞を書き起こすほど、気に入っていた。
オン・タイムの記憶はかすかにある。
小学校のとき、斎藤由貴主演の学園ドラマの主題歌だった。
その頃から私は不良ドラマが好きだったようだ。笑
そのうち、ブルーハーツの1st、2nd、3rdがひとつになった「THE BLUE HEARTS BOX」(1999年元旦発売)
を見つけ、購入。ブルーハーツについて詳しくなる。
しかし、どの曲がなんというタイトルか全て分かるほど聴き込んではいない。
好きな曲は好き、という程度。
ぶっちゃけてしまえば、本当にぶっちゃけるけれど、
今の世の中、「ブルーハーツ大好き!」と声を大にして言うことが恥ずかしい。
分別持って聴く音楽を選べる年頃になって、まだ流行りものに飛びついているみたいだから。
そのくらい今ブルーハーツが流行っているのを感じるんだな。
だから、「ブルーハーツ好き?」と訊かれたら「あぁ、うん、まぁ好きかな」と軽く答えます。

さて、私が思うのは、昔ブルーハーツにのめり込んでいた人たちは
今ブルーハーツ・チルドレンと呼ばれるバンドに対してどう思うのだろう?ということ。
私だったら「ケッ!真似すんな」と唾を吐き捨てかねない。
あとあとミッシェルガンエレファントの真似するバンドが出てきたら
「ふざけんな!あんたがいくら背伸びしても、逆立ちしても、ミッシェルと並べるわけねえんだよ!」
と、確実に思うだろう。嫌いな男にカラオケでミッシェルを歌われたときに感じる腹立たしさと一緒だ。
実際に、ジュディアンドマリーが大好きだった私は、
ヒステリック・ブルーなるバンドが出てきたとき、
「所詮ジュディマリには敵うわけねえ」と罵倒していた。
TAKUYAがたまに言うヒステリックブルーをけなすような発言が痛快でならなかった。
他にもPOPでCUTEをモットーとするような女ボーカリストのバンドは毛嫌いしていた。
聴く耳持たずで、ろくに聴こうともしなかった。
今では、毛嫌いとまではいかないが、「かわいいもんだな」と半分けなしつつ、放っている感じだ。
自分が中高と思春期に聴いてきて憧れだったバンドというのは特別であり、
二番煎じバンドの出現によって、低俗になるようで、汚されるようで、腹が立つものだ。
私がもし、ブルーハーツで育った人間だったら、
ブルーハーツ・チルドレンと呼ばれるバンドは切り捨てているだろうな。
人それぞれだろうけど、私は、悲しいかな、そういう人間だ。
昔の懐かしさに包まれたくなったら、二番煎じバンドではなく、当時のCDを聴いて満足するだろう。
もっと広い心を持たないとだめかな?

ブルーハーツ・チルドレンと呼ばれるバンドもピンキリだけど、
不本意にそんな枠組に入れられて、同じレッテルを貼られてしまって
もがいているバンドも多いんでしょうね。
応援してあげたいです。




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