
私の大好きなバンド。大切な友人。
彼らの音楽を好きになって、ライブに通い詰めていたら、
否が応にも「彼らの音楽が好き」という感情以外に特別な感情を抱いてしまい、
もう抜けられない、みたいな。
特別な感情と言い表すと、恋心みたいだが、それは大きく的外れである。
まぁ、恋心ではないが、愛情ではあるのだよ。
前からHIGHWAY61という名前は知っていて、
「33rpm」がタワレコで試聴できたから、聴いてみたのが最初の接触。
普通に「あ、これかっこいいぞ」って思った。
「33回転!33回転!」
って、またなんとも意味のない歌詞に、ぎゅんぎゅん言うギターが心地よい。
いわゆる青春日本語パンクという縛りに入ってしまうバンドだが、
私はちょっと違うと思ったから好きになった。
もともとゴイステやブルーハーツは好んで聴いていたし、そのときちょうど
ブレイク寸前と言われていたスタパンも「おお、いいかも」と思っていた。
ゴイステやスタパンには青臭さ、小便臭さっていうのを感じていたのだけど、
ハイウェイにはそれを感じなかったのよ、私は。
ちょっとそれを隠して、かっこつけてるな、と思った。
それが良かった。他とちょっと違うぞ、っていうのが。
まぁそれで、33rpmを買うには至らなかったのですが(笑)、
「ファンになるならこういうやつ」と私の中でジャンル分けされました。
数ヶ月後、ライブを見る機会を得て、見てみたら楽しいライブだったのでご満悦。
そのとき銀色バスを聴いて「こ〜れはイイ!」と思った。
33rpm以外にこんなにいい曲あるんだったら、間違いない!
くらいに思ったような気がしないでもない。よく覚えていない。
彼らの曲は押しなべて、歌詞もメロディーも単純明解ですーっと頭の中に入ってくるものばかり。
(あ、でも歌詞の奥に秘められた意味は謎が多い。)
その上、非常に踊りやすく脚色されていて自然と踊ってしまう。
別にMCが面白いわけじゃないし、メンバーが超かっこいいわけではない。
小さな体で元気に動き回るともしろうは見てて楽しいかもしれないが。
だけど、彼らの音楽だけで充分に胸が躍って、ライブを楽しめる。
素晴らしいではないか。
私にとって4回目のライブで堀井さんが青っ洟を垂らしてそれを食べたとき、正直引きまくった。
この人はアイドルとして見れない、とくらいに思ったような。
それでも私はハイウェイの音楽を好んで求めつづけた。
毎回違ったライブをやってくれるから、1週間に2回のペースでライブに通い詰めたこともあった。
それでも飽きることはなかったし、家に帰ればCDも聴いていた。
他のバンドのライブに行っても、その感想は「ハイウェイのライブに行きたくなった」だった。
彼らが「黒人のブルースに憧れて…」と言っているのを知って、
「どこが?全然違うやんけ。」と全く分からなかったが、今はなんとなーく分かる。
それから、私は彼らの、古き良き音楽から一部分を拝借して、「イェーイ!」と無邪気に演奏しているあたりが好き。
温故知新ですよ。
彼らがチョイスする古き良き音楽は一辺倒じゃないし、その幅広さは私の尊敬に値する。
私はどのフレーズがどの曲をモチーフにしているか全てを知らないから、
偉そうなことは到底言えないのだけれど。
あと、私はハイウェイを通じて、たくさんの友達ができた。
おかげでハイウェイのライブに行くと、いつも多くの仲間に会えて嬉しい。
さらに、その友達伝いだったり、対バンだったりで、
他にも良いと思えるインディーズバンドにたくさん巡り会えた。
つまり、ハイウェイは私のミュージック・ライフを大きく変えたバンドである。
そこらへんが、特別な感情だな。
上のチラシはたぶん私が初めてのハイウェイライブでもらったチラシ、だと思う。
2月にビデオリリースと言っているけど、実際出たのは6月。