MUSIC COLUMN
見たこと、聞いたこと、感じたこと



ペンパルズ


なんだか、ハイウェイとミッシェルネタばかりですので、
こんなのも聴いてきたのよってなことで「PENPALS」を紹介します。
このバンドは私の音楽史の中でなかなかでかい存在で、
私にライブの楽しみ方を教えてくれたバンドだと思っています。

知ってる人はご存知かと思うけど、まず、軽くペンパルズをご紹介。
昔はパンク色が強く、スピーディなコアをやっていましたが、
最近はポップな感じのロック色が強くなって、支持層を広げています。
昔は英詞がほとんどでしたが、2000年ごろから日本語詞の割合が高まり、
ポップな感じになり、PIZZA OF DEATH系のファンは遠のいた気がします。
ヘイヘイヘイのエンディング曲になったころね。
私がペンパルズを好きになったのはちょうどその転換期ころで、
「PAST LAST SUMMER」という4枚目のアルバムが出ようとしていたころです。

私が高校の頃、メロコアブームが浸透していて、既にハイスタやらスネイルランプやらが人気者だった。
高校ではバリバリ勉強していた上に、大分という田舎で、インターネットもない世界に住んでいた私が
シャーベットやらハスキンやら、AIR JAMというイベントやら知る由もなく、
ただ、「英語の歌ってかっこ良いな」と軽い気持ちで、ハイスタとスネイルを表面的に聴いていた。
大学1年の頃もその傾向は続いていて、新規開拓をしているときにペンパルズを知った気がする。
同じ新規開拓過程でBEAT CRUSADERSにもはまっていて、
ペンパルズとビークルが上手い具合に対バンするイベントがあったので、それに行ってみた。
まだそこまで人気が出ていなかったようで、すんなりと最前列に行け、最前でペンパルズを見た。
そのときは他のバンドよりかは印象に残った程度で、一目ぼれとかそんな感じではなかった。
その数ヶ月後に「PAST LAST SUMMER」が出た。買ってみた。大当たり。ヘビーローテーションとなった。
すごく聴きやすいんだよね。英詞のパンクな感じの曲もあるけど、ポップで楽しい曲もある。
奥田民生をカバーしているのも面白い。
しばらくしてペンパルズ友達ができた。あ、一年は経った後だな。
でも、私の人生が変わったのはそこからといっていいんじゃないか?

その友達とペンパルズのライブにちょくちょく行っては、はしゃいで、心から楽しんだ。
ペンパルズのライブは楽しい。私の中で、この規模のバンドではお客さんナンバーワン。
私はペンパルズのライブで見知らぬ人と肩を組んで輪モッシュすることを覚えた。
モッシュの中でくるくる踊る術を覚えた。
ダイブも覚えた。
ダイブを支えることも覚えた。
ライブでは髪型をどうするべきかを覚えた。
タオルが必需品であることを覚えた。
ライブとはTシャツがびちょびちょになるもんなんだということを覚えた。
モッシュするとTシャツに毛玉ができることを覚えた。
倒れた人がいたらすぐに助けなければいけないことを覚えた。
靴紐を結び直す人がいたら囲ってあげることを覚えた。
あら、いっぱい覚えたのね。感謝しています、ペンパルズ。
CDとは違って、ライブにはライブの極意があり、楽しみ方があることを知ったのは
ペンパルズのライブに通うようになってからだな。
そして、ライブに対して貪欲になって、金と暇さえあればいいライブを探すようになった。
今よく行くインディーズ系のライブに行きまくりたいと思うようになったのも、
もとをたどればペンパルズでライブの楽しさを知っていたから。
それで、もっといろいろなライブの楽しさを味わいたいと思ったから。
ペンパルズで味わった楽しみをぎゅっと濃縮したものを、今はハイウェイ等で味わえている気がする。
もっともっと、濃くした感じ。だからやめられない。

私のライブ漬けのきっかけはこんなもんです。大したことはない。

今でも、聴く回数は減ったものの、ペンパルズは変わらず、好き。
去年出した「Play Rocks」は今までのどのアルバムよりもロック色が色濃く、
私好みで、最強にかっこいいロックアルバムだ。



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