私はロックが好きだ。
ロックンロールが好きだ。
そう豪語しているが、ならば、どういうロックが好きなのだ?
ロックとロックンロールの違いは何なのだ?
と、よく自分に問い掛ける。
では、考えてみようじゃあないか。
まず、基本は音だろうから、音について。
ロックたるもの、ギター、ベース、ドラムは居て当然。そりゃそうだ。
他にどの楽器が加わろうと、気にしない。
あ、鍵盤は好き。ピアノだけでもロックンロールはできるものな。
ギターはじゃりじゃり、ぎゅいんぎゅいん鳴っているのが好き。
といっても、シンプルなやつ。わかりづらいかなぁ。
ずーっとボーカルメロディを無視したギターソロを鳴らしまくっているより、
ボーカルと一緒にがなっているのが好き。
例えるなら、B'zのギターは好みではないってこと。
がなりっぱなしギターも好きだけれど、8ビートの隙間のあるロックって好き。
古典ロックみたいなやつね。(私はそれを狭義のロックンロールと言っている)
とにかく、隙間のあるロックができるバンドってレベルが高いよね。
あと、ギターでも、ベースでも、印象的なリフがあると良い。
やっぱりイントロから「うぐっ」って言わせるくらいのやつ。
JETのAre You Gonna Be My Girl?とか、マンドゥのSheepdogのイントロなんかは「うぐっ!」って来た。
これ、これ。ユニゾンが好きかもね。
ちなみに一番好きなイントロはミッシェルのアウト・ブルーズ。
アベのカッティング最高傑作。どうなってんの?てな音をかき鳴らしてるの。たまらんです。
ベースはウッドベースの方が見た目が良いけれど、エレキベースの音の方が好き。
ドラムスネアはパリッとした音のほうが好き。
ドラムはどっちかというと低音より高音好みかなと最近思う。
分かりや〜すく言うと、太っちょのドラマーがドカドカやってるよりかは、
小柄な人がパリッと決めているほうが、私の胸はときめくということ。
ボーカルは、そんなにこだわりはないんだけど、そりゃ、上手いほうが良いよね。
ピストルズ系パンクのような、吐きながら歌うやつは大嫌い。パンクは好きじゃない。
それなりに歌詞を大事に歌っていてほしい。
おっと、一番重要なことを忘れていたよ。
それすなわち、「踊れること」。
歌詞はほとんど気にしないようで、実は気にしている。
歌詞カードを読み込むなどということは殆どないのだけれど、
ロックたるもの、単純明解が一番と思っているだけに、
社会性を歌ったもの、反体制やら反戦やらを歌うのは嫌い。
それをロックに求めるな、と言いたい。違うんだよ。
ボブ・ディランがフォークロックを生み出してからごちゃ混ぜになったんだ。
やっぱり、ロックの歌詞は社会とは隔絶された男と女の話が良い。
何気なくスピーカから聞こえてくる歌がロマンチックだと良いね。
訳のわからん言葉の繰り返しも良いね。音で勝負!ってな心意気が見えて。
ミッシェルが良い例。
内向的な歌詞も私の求めるロックじゃない。
自分を見つめるな!と思う。そんな機会を与えるな、と。
違うのだよ、そう、もっと能天気に行こうぜ〜という勇気を与えてほしい。
我らイージーライダーですから。なんてね。
単純な歌詞が好きだから、英詩より日本語詩のほうが安心する。
何気なく英詩の歌聴いていて「これ好き」とか言っておきながら、
いざ日本語の意味を考えたときにダサかったら嫌だから。
見た目も高ポイントだよね。セクシーでなんぼ。
あ、でもジミヘンは苦手。
リーゼント大好き。モッズスーツにリーゼント、完璧。
学ランにリーゼントも嫌いじゃない。むしろ、好き。
パンクは短髪じゃないと駄目だとジョニー・ロットンは言っていたらしいけれど、
ロックは長髪オッケーでしょ。
好みは目にかかる長さで、リーゼントできちゃう長さ。具体的すぎたな。
それから、やっぱり細身であること。
誰かがギタリストは太っちゃいけないって言っていたな。
アベフトシを見習え。そうだ!そうだ!
バンドのカラーはモノトーンが良い。
シンプル・イズ・ベスト。
星条旗バックにド派手にどっか〜ん!っていうのは、悪趣味。
ストーンズも、やっぱり初期が好み。べロマークはちょっとどうかと。
モノトーンのモッズスーツでびしっと決めてパブでがなり鳴らしているのが好き。
もともとアメリカよりブリティッシュ志向だからかな。
曇り空の下、茶色くて薄暗いビルの谷間っていうロンドンの雰囲気が好き。
でも、アメリカ黒人の陽気なロックはとっても好き。あれこそ、元気をくれるね。
60年代のアメリカンロックは好き。イッツ・ロックンロール。
あのころのダンス・パーティに参加したい!
まぁ、てなわけで、私の好みのロックは幅が狭い。狭すぎですね。
お分かりの通り、モロthee michelle gun elephantに通ずるわけです。
ミッシェルで育ったから、致し方ないや。
カサノバスネイクを出したころのミッシェルが一番好み。
一生聴き続けるだろうな、と思うアルバムは、
・ミッシェル全般
・ルースターズ「THE ROOSTERS」
・ドクター・フィールグッド「ダウン・バイ・ザ・ジェティ」
くらいだったりする。
他にも興奮するロックを届けてくれるバンドは新旧国内外問わずたくさんあるさ。
まだまだ興奮する音を求め続けていきましょう。
2004年5月9日